1 日時

令和6年11月15日(金)午後7時30分から午後8時20分まで

2 場所

あいとぴあセンター 講座室

3 出席者

【委員】
狛江市医師会:原 章彦(委員長)
狛江市医師会:吉川 哲矢
狛江市医師会:早稲田 明生
狛江市歯科医師会:津江 明伸
狛江市歯科医師会:花井 浩
狛江市歯科医師会:大中 篤
狛江市薬剤師会:伊東 伸夫(副委員長)
狛江市薬剤師会:山村 拓郎
狛江市薬剤師会:大塚 洋
安心安全課長:鈴木 弘貴
健康推進課長:布施 治郎

【事務局】
健康推進課健康衛生係長:上村 彰
同係主任:中山 真紀子

4 欠席者

なし

5 議題

1 委員及び狛江市災害医療・薬事コーディネーターの就任について
2 委員長及び副委員長の選出について
3 緊急医療救護所設置訓練について
(1)参加者について
(2)スケジュールについて
(3)緑エリア構築について
(4)その他
4 その他

6 資料

資料1   狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会委員名簿
資料2   令和6年度緊急医療救護所設置訓練
資料2-1 緊急医療救護所設置訓練に向けた検討・確認事項
資料2-2 令和6年度緊急医療救護所設置訓練指揮系統図(案)
資料2-3 令和6年度 緊急医療救護所設置訓練タイムスケジュール(案)
資料2-4 緑エリア構築図(案)
資料2-5 医療者用 令和6年度慈恵医大第三病院緊急医療救護所設置訓練(案)
資料2-6 オリエンテーション(トリアージポスト)
資料2-7 オリエンテーション(緑エリア)
資料3   令和6年度狛江市総合水防訓練の実施結果
資料4   令和6年度狛江市総合防災訓練(防災フェア)の実施結果

7 会議の結果(議事)

(事務局)ただ今より令和6年度第1回狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会(以下「委員会」とする。)を開催する。委員会の設置及び運営に関する要綱第7条第2項に基づき、委員の過半数が出席しており、会議成立となる。

<議題1 委員及び狛江市災害医療・薬事コーディネーターの就任について
(事務局)皆様、委員をお引き受けくださり感謝する。委員及び狛江市災害医療・薬事コーディネーター(以下「コーディネーター」とする。)の任期は2年となっており、引き続きよろしくお願いしたい。

<議題2 委員長及び副委員長の選出について>
(事務局)次に委員長及び副委員長の選出については、委員会の設置及び運営に関する要綱第6条の規定により、委員の互選によることとしている。特に推薦がなければ、事務局から推薦させていただいてもよいか。
 事務局としては、引き続き、委員長に原委員、副委員長に伊東委員を推薦させていただく。皆様の拍手をもって承認いただきたい。
(委 員)(全員承認)
(事務局)委員長、副委員長より一言ずつ挨拶を頂きたい。
(委員長)皆様に承認いただき、引き続き委員長をさせていただく。そろそろ若手にバトンタッチしたいという思いはあるが、この2年間は一生懸命やらせていただく。
(副委員長)皆様に承認いただき、有り難く思う。私も年齢を考えるとそろそろ若手にお願いしたいと考えているが、引き受けたからには、任期終了まで一生懸命やらせていただく。
(事務局)それではここからの進行を委員長にお願いする。

<議題3 令和6年度緊急医療救護所設置訓練について>

(1)参加者について

(委員長)議題3緊急医療救護所設置訓練(以下「訓練」とする。)の検討・確認事項として(1)参加者について、事務局から説明をお願いしたい。
(事務局)<資料2-1、2-2を説明>
(委員長)この件について何か意見等はあるか。医師会の配置については、私が行い、実際、骨折等の外傷が多いと想定されるので、外科系の先生を主に緑エリアに配置した。歯科医師会、薬剤師会からは何名くらい参加できるか。
(委 員)薬剤師会からは、コーディネーターを含む6名が参加予定である。
(委 員)歯科医師会からは、コーディネーター2名が参加予定である。
(委員長)それぞれ、歯科医師会はトリアージポスト、薬剤師会は緑の調剤エリアでよかったか。
(委 員)それで問題ない。
(事務局)今回は医師会から13名参加していただくため、トリアージと緑エリアは最初にリーダーの先生と保健師がデモンストレーションを行い、医師同士がペアになって、訓練を行っていただくことを想定している。リーダーの先生には運営に御協力いただきたい。
(委員長)調布市からは何名くらいが参加するのか。医師会からは6名参加と聞いている。各エリアを管理するのに、全体の参加者数が分かった方がよい。
(事務局)把握できておらず、確認して連絡したい。
(委員長)今年度、報告はどのような手段を使うのか。
(事務局)伝令で行う。

(2)スケジュールについて

(委員長)次に(2)スケジュールについて、事務局から説明をお願いしたい。
(事務局)<資料2-3を説明>
(委員長)この件について何か意見はあるか。
(委 員)薬剤師会は自分たちのベストを使ってもよいか。
(事務局)もちろん構わない。
(委 員)各エリアのオリエンテーションは誰が行うのか。
(事務局)エリアリーダーの先生に御挨拶いただき、その後詳細は別添の資料2-6又は資料2-7を使って、市の職員が説明することとしたい。(委 員)各エリアの反省会については誰が行うのか。
(事務局)エリアリーダーの先生に進行をしていただき、記録は市職員が行う。
(委 員)調布市と狛江市でどちらが進行するか調整はできているのか。
(事務局)今年度は狛江が幹事市となっているため、狛江市が仕切ることになる。そのため、エリアの運営も狛江市が中心となって行うこととなっているため、御協力いただきたい。
(委 員)講評と反省会とは何が違うのか。会場はどこで行うのか。
(委 員)講評は、両市長、両市医師会代表者、病院長が挨拶を行い、コーディネーターが講評を行うものとなっている。反省会は、もっと実務者レベルの会議で、よかったこと、反省点・改善点等を集約し、次年度につなぐものである。
(事務局)両方とも院内(ホールAB)で行う予定である。
(委 員)コーディネーターは反省会まで残った方がよいか。
(事務局)今回、訓練終了後に各エリア反省会を予定している。そこでの意見を取りまとめ、全体反省会で発表していただく。
(委 員)病院の医師も集合する会議であり、特に今回エリアリーダーとなった先生方については、できれば出席していただきたい。

(3)緑エリア構築について

(委員長)次に(3)緑エリアの構築について、事務局から説明をお願いしたい。
(事務局)<資料2-4を説明>前回会議及び薬剤師会連絡会で小澤先生から頂いた御意見をもとに資料を作成した。
(委員長)トリアージについては流れると思うが、緑エリアはコロナ前に近い形で設計しているため、協議が必要であると考える。ここに配置された保健師は看護師資格もあるのか。
(事務局)看護師資格はあるが、外科的な処置について必ず経験があるわけではない。
(委 員)小澤先生からはどのような御意見があったのか。
(事務局)発災時を想定し、診察・処置用の資器材を現場に配置して、実際にやってみることが大切ではないかと御意見を頂いている。
(委 員)小澤先生としては、薬剤師会で管理してい医薬品や資器材が実際に使えるものか、足りないものがないか見てほしいという思いがある。(委 員)この時間設定の中で、今回それは難しいのではないか。
(委 員)私が集合時間前の午前9時に来て、倉庫に行って資器材等を確認しようと思うが、事務局も対応可能か。
(事務局)対応させていただく。
(委 員)薬等の期限は大丈夫なのか。
(事務局)薬剤師会に委託し、ローリングストックを行っているので期限は問題ない。
(委 員)両市で行っているのか。
(事務局)その通りで、予算を折半している。
(委 員)薬については慢性のものがなく、どうするか考えておかなくてはいけない。
(委 員)実際どのように動けばよいか、流れをシミュレーションしておく必要がある。そのため、資器材等を使った方がよいと考える。
(委員長)事務局が事前に使えそうな資器材等を持ってきて、置いておくことは可能か。症例は病院が作るのか。
(事務局)症例は病院が作る。訓練用に一部を収納ボックスに入れておいておくことはできる。かなりの量があり、実際の発災時は、使用頻度の高いものはボックスに入れて緑エリアに運んでおき、そこにないものはその都度取りに行くことになると考える。
(委 員)緑エリアには何人くらいくるのか。どんな症例を想定しているのか。
(委 員)今回は慈恵の看護学生が30名参加予定であり、1~2巡する。その内3分の1が緑として最大20名ほど参加予定であり、症例の細かな指定はしていないが、昨年度認知症の方の割合が多かったこともあり、分かりやすい事例をお願いしたいと伝えている。
(委員長)今回は1例ずつ丁寧に診ていけるとよい。
(委 員)処置は椅子か簡易ベッドで行うのか。簡易ベッドはどんなものか。
(委員長)基本的には歩ける人が緑エリアにやってくるため、基本は椅子で行うことになると考える。この簡易ベッドは経過観察のスペースにあった方がよいのではないか。
(事務局)寝て処置が必要な場合は、実際には床を使うことになるのか。
(委 員)床は何か敷いてあるのか。
(事務局)ブルーシートのみ敷いている。
(委 員)調剤のエリアについて、このままでは動線が悪いと小澤先生とも話していた。当日に配置を変えてもよいか。
(事務局)もちろん問題ない。構築図はあくまでも案であり、病院が建て替え工事中ということもあって、そもそも資料のように一列には並ばないと考える。コロナ前に診察と処置を分けて処置は調布市の柔道整復師に行ってもらっていたと聞いた。昨年度は一体型で実施したが、今年も場所の関係で一体型にしてもよいか。
(委員長)特に問題ないのではないか。その方が模擬患者が動かなくてよい。
(委 員)今年は柔道整復師に来てもらうことはできないのか。
(事務局)今年は参加の予定はない。受付で症状に合わせて外科系、内科系の先生に振り分けができるとよいのではないかと考える。
(委員長)その方がスムーズにいくかもしれない。子どもは小児科といった振り分けも可能である。

(4)その他

(委員長)次に(4)その他について、事務局から説明をお願いしたい。
(事務局)<参加者に資料2-5~7を事前に送付することを説明>
(委員長)トリアージについて等、事前に確認できるためよいと思う。他に何かあるか。
(委 員)中止の連絡はどのようにくるのか。
(委 員)基本的には雨天でも決行であり、荒天時のみ中止となる。そのため前日には決定し、連絡したい。
(事務局)歯科医師会は個人あてにメールで、医師会、薬剤師会は各会経由で連絡させていただく。
(委 員)当日は、車で行っても大丈夫か。自転車はどうか。
(事務局)台数が確認できれば問題はないと思うが、確認し連絡させていただく。

4 その他

(委員長)その他について鈴木委員よりお願いしたい。
(委 員)<資料3について説明>令和6年度の総合水防訓練は、昭和49年の多摩川堤防決壊から50年の節目を迎えるにあたり、「災害の記憶を後世に伝える」というテーマを掲げ「劇場型水防訓練」として実施し、約1,500人の方が参加した。
 新たな取組として、災害時協定を締結しているドローン事業所による空撮映像を大型トラックビジョンでLIVE放映した。この取組は非常に反響があり、東京都知事がトラックビジョンの前で市長と並んだ写真をX(旧ツイッター)で投稿している。さらに、ドローン事業所のもとには、調布市及び府中市から両市が実施する訓練への協力に関する問合せがあったと伺っており、広報効果は絶大であったと感じている。
 展示エリアでは、過去最大規模となる計20事業所等に出展いただき、中でも降雨体験車やVR風水害体験といった体験型コンテンツが親子連れに人気で、日頃の備えの大切さを実感していただくことができた。
 その他、会場には民放各社を中心としたマスメディアの記者が多数来場し、当日のニュースにて取り扱うなど、広く市民に水害対策の啓発や重要性を訴えることができ、大変有意義な訓練になったと感じる。
 今後もより市民の安心安全を確保するための効果的な訓練を継続していきたいと考えており、皆様にも引き続きの御支援、御協力をお願いしたい。<資料4について説明>令和6年度の狛江市総合防災訓練は、能登半島地震等によって高まっている市民の防災意識を具体的な防災行動につなげるため、体験型コンテンツを数多く取り入れ、「防災フェア」と称してイベント形式で実施した。会場は東京都水道局狛江材料置場用地の一部を借りて実施し、当日は晴天に恵まれたこともあり約1,000人が参加した。今回は子どもをメインターゲットとし、市民が防災に触れるきっかけを提供することを意識しながら企画するとともに、一人一人の自助に関する基礎的な知識・経験の習得促進を主な目的とした。
 会場には子どもたちの姿が非常に多く、特に乗車体験やVR体験等は絶え間なく列をなすほどの人気となった。あわせて、現地ではコマラジに御協力いただき、各ブースの様子や事業所等の取組をインタビュー形式でリポート取材することにより、広く震災対策の啓発や重要性を訴えることができ、大変有意義な訓練になった。今回の防災訓練は、参加対象者が災害対策をスタートさせるためのきっかけとして一定の成果があったと感じている。
 今後は、防災対策をきっかけで終わらせることなく継続させるため、自助に加えて共助力の強化につながるような訓練を企画し、市民の安心安全の確保や狛江市の減災につなげていきたいと考える。来年度は、コーディネーターの先生方にも訓練に参加していただける内容を検討しており、御協力をお願いしたい。
(委員長)総合水防訓練には私も参加させていただいたが、すごく充実していて良かったと思う。特になければ、以上で閉会とする。