令和6年度第2回地域課題検討会議会議録(令和7年3月7日開催)
1 日時 | 令和7年3月7日(金曜日) 午後6時30分から7時まで |
2 場所 | 狛江市防災センター3階 303会議室 |
3 出席者 |
南谷 吉輝、大井 直子、小林 恵太、武藤 慎哉 大谷 美樹、大井 剛、小木 都紀子 |
4 欠席者 | 梶川 朋 |
5 事務局 | 福祉保健部高齢障がい課 保田 朋信、関山 舞 |
6 議題 | 地域ケア会議幹事会で挙がった優先すべき課題とその対応案について |
7 配布資料 | 資料1 地域課題検討会議幹事会にて挙がった課題とその施策案 |
8 会議の結果 | |
≪開会≫ 〈事務局より資料1について説明〉 (事務局) 課題1について意見をいただきたい。 (委 員) 訪問型サービスBについてであるが、現在の利用者は少なく、2、3件程である。実際の現状としては、依頼されていた内容以外のこともお願いされてしまうということがある。 (委 員) ケアマネジャーへの依頼も多岐にわたるので、助成金のサービスがあったとしても、実際カバーできるかどうかという疑問が残る。 (委 員) シャドーワークということであれば、非課税ではないが預貯金がない方が特別養護老人ホームに入所する際にお金がないので、ケースワーカーと一緒に連携をして対応したということがある。 (委 員) 今までシルバー人材センターで行っていた有償ボランティアでは、割と融通が利いていたが、訪問型サービスBになると介護保険サービスのルールに則ることになるので、融通が利かなくなってしまう。このように助成金のサービスになると利用制限が厳しくなってしまう気がする。 (委 員) 実際にこのサービスを運用するとなれば、事業所のリストを作成し登録制にするなどしないといけないと思う。現在もちょこっとサービスの事業所一覧を掲載したチラシがあるが、それにもう少し料金などの情報を足したような形になるのかと思う。ただこれは実現してほしいと思う。 (委 員) ちょこっとサービスについては、本当に細々としたことでうまく入ってくれているケースがたくさんある。そういう方が生活保護世帯だと数百円が払えず使えないという方もたくさんいる。 ただ、本当に実現するとしたら、助成金の金額の設定をどうするとか、対象をどうするとか細かいルール作りは絶対必要にはなると思う。最初は生活保護世帯だけでも適用してもらえると良いと思う。 (委 員) ちょこっとサービスというものに、どのような内容を頼みたいのか分析が必要になってくると思う。 (事務局) 様々な意見が出た中で対象をどうするかとか助成金の限度額をどれくらいにするか等、制度設計も必要だと感じた。予算も関係してくるので一旦事務局で預からせていただいてよいか。 (委一同) よろしい (事務局) 次に課題2について意見をいただきたい。 (委 員) 団地の方で体調が優れなかったりした際に、上の階の方が降りていくときに一緒にごみを持って行ってくれる。うまく付き合えているところもあるが、人が入れ替わったりすると新しい人しかいなくなり、今まではやってもらえていたものがやってもらえなくなったりということがある。 (委 員) 様々訪問する中でごみを出せないという方が結構いる。本来は訪問リハビリで行っているのに、直近で困っていたということと、リハビリにとってもすごく必要だったということで上司にも許可をとり、手伝ったことがある。 また、介護予防教室に参加されていた団地の方で毎朝声をかけている方がいて、困ったことがあれば声をかけているという例もあった。できればお互い助け合った方が一番であるが、なかなかそうはいかない時代になってきている。地域でも近所の人がどのくらい困っているかというのは意外と分かっていないこともある。同じマンション内で話し、地域ごとの課題を解決することができれば一番良いと思う。
(委 員) ごみ出しサポート事業の利用者は現在何名か。 (委 員) 現在動いているのは0名である。過去には何件かはあるが、利用決定しても長続きしないことが多い。この事業を利用するには要件が結構全部揃わないといけなく、揃った時には入院一歩手前等というケースが多い。 (委 員) この事業は非課税しか利用できないと思うが、課税の方で少しお金がある人の方が買い込むのでごみを溜めやすい。 (委 員) ごみはヘルパーや家族がまとめて玄関の外に置いておけばそこまで取りに来てくれるのか。 (委 員) 玄関の中でも可能である。鍵やキーボックスをつけていただく等工夫していただいている。 (委 員) 府中市では以前ごみ出しができない人がいる世帯にごみ出しできない旨のシールを配布し、ごみに貼ると収集員がゴミを持って行ってくれるというサービスがあった。(現在はない) マンションは世帯によって誰が困っているのだとかの情報収集や、調査が無数にあると思う。どこまで調査や共通の仕組みを作るのかも含めて、課題1と比べて課題2はどう解決するか考えるのが難しい。 (委 員) 曜日や時間が決まっているため出せないというものであるが、セントラルハイツのように、集積所があるところはいつでも出せるので集積所を作るのはどうか。 (委 員) 集積所を掃除する人等が必要となってくるのではないか。 (委 員) そうなると、介護保険サービスでごみ出しをしてもらえるので手っ取り早いと思う。 (委 員) 小さいアパート等集積所のないマンションもある。 (委 員) ごみを入れるカゴもなくて、端々に置いて上からネットをかけるというマンションもあった。 (委 員) 戸建て住宅でも収集の時間が早い地域だと家の前でも出せないという問題もある。 (事務局) これについてはどの会議体につなげれば良いか検討いただきたい。 (委 員) 生活支援体制整備協議会はどうか。エリアごとにマンションの管理人やその地域をまとめている人等集めて会議を開催するのはどうか。 (委 員) 生活支援コーディネーターの取り組みの中である、生活支援事業所を集めた会議でも課題として挙げられているものである。生活支援コーディネーターの1層と2層でも地域調査を行っているところである。その点でも生活支援体制整備協議会で預かりたい。 (事務局) 市域全体、主に集合住宅の市域全体の状況把握、まずは市でどういった対応をするか、地域で対応できるのであれば地域で対応してもらうのか、それぞれのマンションごとに対応できるのか、その辺も含めて生活支援体制整備協議会にて検討いただきたい。 生活支援体制整備協議会の方に挙げていくということでよろしいか (委員一同) よろしい (委 員) ごみ出しサポート事業の話題に戻るが、使えていない方が多くもったいないと思う。要件の緩和なども今後検討いただきたい。 (事務局) これについては、予算も関係してくるので、事務局にて一旦持ち帰りとさせていただく。 ≪閉会≫
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