1 日時

令和5年10月19日(木曜日) 午後3時~4時30分

2 場所

和泉多摩川地区センター 2階会議室

3 出席者

委員長:上山 肇
副委員長:二井 昭佳
委員:小川 浩志、池田 まり子、山口 巧、岩間 正隆、倉山 裕治、由井 敏雄、新屋 信隆、絹山 博史、門井 淳
オブザーバー:堀越 直哉
事務局:環境政策課長 秋山 尊利、環境政策課水と緑の係長 小野 将史、環境政策課水と緑の係主任 鈴木 大介

4 欠席者

小越 栄美子、本橋 文武

5 議題
  1. 前回(第6回)協議会のおさらい
  2. 全体スケジュールについて
  3. かわまちづくり計画(案)について
  4. パブリックコメントおよび市民説明会の実施について
  5. その他
6 資料
  • 資料1 前回(第6回)協議会のおさらい
  • 資料2 狛江市かわまちづくり計画策定スケジュール(案)
  • 資料3 狛江市かわまちづくり計画(案)
  • 資料4 パブリックコメントおよび市民説明会の実施について
  • 参考資料1 狛江市かわまちづくり計画策定協議会 委員名簿
7 会議の結果

(1)前回(第6回)協議会のおさらい
事務局:
資料1について説明(委員から特に意見等なし)

(2)全体スケジュールについて
事務局:
資料2について説明(委員から特に意見等なし)

(3)狛江市かわまちづくり計画(案)について

事務局:
資料3について説明

委員長:
このことについて、各委員より意見をいただきたい。

委員:
目指す方針や方向性が市民に分かりやすい内容であると感じた。「狛江時間」というキーワードも、市民に伝わりやすいと思う。また、第5章5-4にある、取組の一覧表が分かりやすく示されていると、市民により伝わると考える。

委員:
全体的にわかりやすい内容であると感じた。個人的には、自分の挙げた「狛江時間」がこのように取り上げられて嬉しく思う。 

委員:
計画書はわかりやすいと感じた。災害面への対応や、ソフト事業も含めたリスクマネジメントに関する考え方の整理が必要になると感じた。

委員:
協議会での議論がしっかり盛り込まれていると感じた。「評価指標」は、情勢に応じて柔軟に見直しや設定の工夫が必要である。例えば関係人口は、年度別で大きな変動が生じない可能性がある。提案だが、例えばカフェの来訪者数やトイレの利用者数などは、簡易的にKPIの取得及び評価が可能であると考える。 

事務局:
評価指標については、有効性を踏まえ随時追加・変更していくことも考えられるので、今後も検討していきたいと考える。

委員:
これまでの協議内容がよくまとめられていると感じる。地元の様子をあらわす和泉多摩川駅周辺の写真を追加掲載すると良いと考える。また、34ページ「3-2 多摩川に期待する役割」にある(1)から(3)と、36ページの基本方針1~3との関連性が、より分かりやすく表現されると良いと思う。

委員:
想定していた以上にきれいにまとめられ、かつ詳細な記載があって驚いた。興味のある市民を除いて、内容を詳細に読み込む人は少ないので、A4サイズ程度の簡易版があると伝わりやすいと考える。

委員:
素晴らしい内容であると感じた。市民に伝える上で「狛江時間」というキーワードが目玉だと思うので、大事に考えて今後の取組に活かしていければと考える。ところで、51ページに記載のある、推進管理協議会はどのような構成になるのか。また次年度以降の取組に関する予算は組まれているのか。

事務局:
構成メンバーは未定だが、地元の事業者や町会を想定している。来年度の予算は調整中なので示すことはできないが、多摩市の事例のような社会実験の実施に必要な予算を想定している。

委員:
全体的に内容はわかりやすいと感じた。ただし、41ページの3つのゾーンが市民に分かりづらいと感じるので、将来的にボランティアガイドの案内があると、より理解が深まり親しみやすくなると考える。そうなれば、個人だけでなく団体での来訪者にも対応可能と考える。また、取組内容のうち「キロポスト表示」について、調布市域では、市が設置している表示と国土交通省が設置している表示の両方があり、関連性が分かりにくい状況となっている。狛江市で設置する際は、分かりやすい表示をお願いしたい。 

オブザーバー:
国土交通省の表示はあくまで河川管理用である。河口からの距離表示になっていて昔から設置されている。ただし、河川の中心を基準に直角に横断線を引いてキロ杭を設置している。そのため、河川が曲がっている区間の内側のキロ杭間の延長は短く外側のキロ杭間の延長は長くなる。調布市による表示は、国土交通省の設置したものとは別の市独自のものと思われる。

委員:
きれいにまとまっており素晴らしいと思う。可能であれば、市民への浸透を促すために、簡易版の作成等が必要と考える。「かわ」と「まち」の融合という視点で議論を進めてきたが、「かわ」のハード整備に重点が置かれている印象を受けた。近隣商店街の賑わい形成に向けた取組など、「まち」側のソフト施策に関する取組の充実についての記載をもっと割いても良いと考える。また、評価指標については、スマートフォンのGPSによる人流データを小田急電鉄の小田急総研から提供することが可能な見込であるので、どういったデータが提供可能か等、別途打合せさせていただきたい。 

委員長:
人流データは賑わいを評価する上で非常に有用なので、データの提供は非常にありがたいと考える。ところで、まちなかとの関係性について、事務局の考えを聞きたい。

事務局:
商店街との連携は重要と考えており、商店街方面への案内板の設置や、案内マップの作成といったソフト事業も検討している。この辺りは産業関連の部署との連携も必要と考える。

副委員長:
内容は非常に充実していると考える。表紙にデザインを加えるとともに、タイトルのほかに副題として「狛江時間」のキーワードが入ると市民の興味を喚起し、手に取りやすくなると考える。また、本計画の趣旨は第3章から第5章であると思うので、A4サイズ程度でまとめたものを市ホームページや本計画の目次の次ページで示すと、早い段階で興味を持ってもらえると考える。さらに、45ページに模型の写真を入れているが、取組内容と連動した形で配置を工夫すると説明しやすいと考える。最後に、取組内容の多くが「かわ」と「まち」の接点部分に位置している。ここが重要と思うので、本計画が目指す方針、意図を伝える一文が入ると良いと考える。

委員長:
各委員の意見は、概ねよくまとまっている、との認識である。私の意見としては、「かわまちづくり計画」の定義を明確に示す一文を記載すると良いと考える。そして評価指標は、情勢に応じた見直しを行う姿勢を謳っておくと良いと考える。

 

(4)パブリックコメントおよび市民説明会の実施について

事務局:
資料4について説明

委員:
パブリックコメントの位置付けについて伺いたい。

事務局:
計画策定に係る市の手続きとして条例に規定がある。市民の意見を伺い、その意見に対する市の見解を公表する。

副委員長:
今の質問は重要である。パブリックコメントの実施方法は自治体によって異なる。以前、他の自治体でプロジェクトに賛成か反対か、という形で意見を募集したことがある。例えばこの計画に「賛同できるかどうか」など、意見の募集方法は様々な検討ができると考える。またパブリックコメントの公表自体が市民に気づかれにくいので、例えば以前アンケートに協力した小中高生に、計画案作成のお知らせと、パブリックコメント実施の周知をするのも良いと考える。

委員長:
パブリックコメントは市民参加の機会であると同時に、合意形成の場であると考える。自治体によってはパブリックコメントの意見を都市計画審議会や市議会に報告することもあるが、狛江市でその予定はあるか。

事務局:
計画策定の経過を報告するにあたり、パブリックコメントの実施およびその結果の概要を市議会に報告する。

委員長:
せっかくの市民参加の機会なので、実効性を高めるためにもできるだけ多くの人に周知を図り、パブリックコメントへの参加を促していただけると良いと考える。

委員:
パブリックコメントの実施にあたり、専用フォームの整備など簡易化の取組を進めているところなので、ぜひ活用していただきたい。

委員:
和泉多摩川駅の改札名について、西口ではなく多摩川口といった名称の方が、親しみを感じると考える。

委員長:
名称変更については、小田急電鉄に検討いただければと考える。

(5)その他

事務局:
次回の協議会が最終回となり、3月上旬を予定している。かわまちづくり計画の最終版の内容を説明する予定である。
なお、本計画に対する意見は10月23日(月曜日)までにお願いする。最終版に向けた今後の内容の調整については、上山委員長と事務局に一任をいただきたいがよろしいか。

全委員:
(一同、承認する)。

事務局:
本日は3階会議室に模型を用意しているので、時間のある方はぜひご覧いただきたい。

委員長:
次回の協議会で、計画書はどのような体裁で提示されるのか。

事務局:
製本はしないが、デザインされた表紙や会議録等の参考資料編が付された、最終版に近い状態で示す予定である。

委員長:
計画書は有償となるのか。

事務局:
有償刊行物となる。

委員長:
それでは本日の議題は以上となる。他に意見等なければこれにて閉会とする。