1 日時 平成30年12月17日(月曜日)午後7時~7時50分
2 場所 防災センター 401会議室
3 出席者(書記)

委員 
狛江市医師会   原 章彦(委員長)
狛江市医師会   片山 隆司
狛江市医師会   吉川 哲矢
狛江市歯科医師会 名古屋 浩章
狛江市歯科医師会 花井 浩
狛江市歯科医師会 津江 明伸
狛江市薬剤師会  伊東 伸夫(副委員長)
狛江市薬剤師会  山村 拓郎
狛江市薬剤師会  大塚 洋

事務局
健康推進係長  保田 朋信
健康推進課主任 小口 隼人

4 欠席者 危機管理担当理事兼安心安全課長 鈴木 実
健康推進課長 浅井 信治
5 議題

1.各例規の改正について
2.狛江市災害医療コーディネーター行動指針の改定について
3.その他

6 提出資料

 平成30年度第2回狛江市災害医療コーディネーター運営委員会次第
資料1 狛江市災害医療コーディネーター運営委員会の設置及び運営に関する要綱(改正案)
資料2 狛江市災害薬事コーディネーター設置及び運営に関する規則(改正案)
資料3 狛江市災害医療コーディネーター設置規則(改正案)
資料4 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例(改正案)
資料5 狛江市災害医療・薬事コーディネーター行動指針(改定案)
資料6 北多摩南部医療圏災害医療図上訓練の実施について
追加資料 災害医療・薬事コーディネーター運営委員会検討事項
追加資料 災害医療等における対応(イメージ)
追加資料 JMATの段階別活動内容

7 会議の結果

 

1.各例規の改正について
(資料1、資料2、資料3、資料4 事務局より説明)

(委員)
 資料2の第8条及び第9条に「第3条に規定する職務」という文言があるが、これは、第4条が正しいのではないか。
(事務局)
 ご指摘のとおりである。修正する。
(委員長)
 それでは事務局は、指摘を取り込みつつ、平成31年4月の施行を目指して作業を進めてほしい。

2.狛江市災害医療コーディネーター行動指針の改定について
(資料5 事務局より説明)

(委員長)
 2ページ目で一番下の行だが、「大規模災害発生時または市内で震度6弱以上の地震が観測された場合」とあるが、震度6弱以上という表現が良く分からないがこれはどういうことなのか。
(事務局)
 狛江市地域防災計画の震災編92ページに合わせている。
(委員長)
 これについて、JMAT研修会に参加した際に、消防署は震度5以上で参集というような形になっていたと記憶している。この辺りの情報に関して事務局にて確認してほしい。震度6弱以上という表現は気になる。
(事務局)
 確認する。
(委員)
 災害医療コーディネーターは、自主的に集まるということか。
(委員長)
 自分や家族の安全、クリニックの安全等をまず確保したうえで集まるものである。
(委員)
 狛江市には震度計はあるのか。
(事務局)
 安心安全課に確認する。
(委員長)
 18ページの上の枠内の情報収集の項目の一つに「在宅難病患者の状況把握に努める」とあり、フェーズ3(亜急性期)になっているが、少し遅いのではないかと思う。避難行動要支援者名簿を市役所で持っていると思うが、それがあるとするならば、その内容を早めに確認して、発災から72時間以内にその状況を確認しなければならないと思う。この文章を前のフェーズに移したほうがよいと思う。
(事務局)
 亜急性期の更に前のフェーズである超急性期から急性期は、交通機関や道路が使用できるかどうか分からないことや、東京都福祉保健局が作成している災害時医療救護活動ガイドラインの中で、亜急性期に分類しているため、このような記載にしている。
(委員長)
 先日参加した研修会でも話題に挙がっていたが、家にいる在宅療養者を誰がどのように見に行くのか等を考えていく必要がある。各区市町村でできているところは少ないようだが、狛江市でも考えておく必要がある。
(委員)
 このことは、民生委員等にまずは安否確認してもらうということか。
(事務局)
 考え方としては、そのようになると思われるが、担当部署に確認する。
(委員)
 そうなると、民生委員が安否確認に回ることができるのはいつからかという話しも出てきて、この委員会だけでは何とも言えない面もある。そうなると、市民福祉推進委員会と絡めて考えていく方法もあるのではと思う。発災時における民生委員の動き出しのタイミングをある程度定めることで、こちらの動き出しのタイミングも決まってくるのではないかと考える。その辺りの情報があれば、連携してほしい。
(事務局)
 その件についても合わせて確認する。
(委員長)
 それでは事務局は、挙がった意見について確認しつつ、他の部分についてはこの形で行動指針の作成を進めてほしい。

3.その他
(資料6 事務局より説明)
(追加資料 委員長より説明)

(委員長)
 先日、東京JMAT研修会に参加した。その中で考えられる課題がいくつかあったのでお伝えしたい。まずは、災害時における災害医療・薬事コーディネーターと行政との連絡網について作成ができていないと聞いているので、作成する必要があると考えている。次に、避難行動要支援者名簿の事前確認について、事務局より担当課へ確認していただきたい。また、無線機について、以前より、慈恵第三病院の緊急医療救護所本部と市本部との交信が不安定な状況がある。これについては、IP電話や衛生電話を取り入れて対応することはできないかと考えている。これ以外に、発災後、災害対策本部からの要請で都よりDMATが派遣されるが、急性期以降(3日目以降)、医師会から要請するとJMATが来てくれることとなっている。JMATの窓口をどうするか、どのような協力をしてもらうか等を事前に決めておく必要がある。JMAT隊とうまく連携すれば、早期のクリニックの開業の準備も行うことができると考えている。
(委員)
 有事の際の緊急医療救護所本部の運営は、調布市とともに行うことになる。そうであれば、調布市災害医療コーディネーターと狛江市災害医療コーディネーターで、どちらがJMATに連絡するか等決めておいたほうがいいのではないか。
(委員長)
 そういう面はあると思う。今後、これらの内容を運営委員会で話し合っていければと思う。
(委員長)
 次回の会議日程は決まっているのか。

(事務局)
 今年度の会議は今回が最終回であり、4月以降に委員会を開催させていただきたい。
(委員長)
 それでは、本日はこれにて閉会させていただく。