1 日時

令和6年11月18日(月)午後4時30分から午後5時30分まで

2 場所

防災センター4階会議室

3 委員

狛江市消防委員長:谷田部利夫

狛江市消防委員:荒井克則、絹山晃広、秋元克彦、秋元惠司、髙木生一

事務局:田部井則人、鈴木弘貴、大久保正紀、相川圭介

狛江市消防団長:大津喜一

4 開会

 委員長挨拶

5 議題

(1)消防団員の定員等について
  ・排水ポンプ車運用の現状と課題について(報告)
      ・答申(案)について

6 配布資料

1.消防団員の定員等について(説明資料)

2.答申書(案)について

7 会議の結果

【事務局】
 ただいまから、令和6年度狛江市消防委員会を開催します。議事に入るまでの間、事務局の方で進行させていただきます。
 それでは最初に、谷田部委員長よりご挨拶をお願いします。

【委員長】
 本日はお忙しい中、皆さんお集まりいただきありがとうございます。

 今回の議題は、市長から諮問された消防団員の定員等についての継続審議です。
 また、答申書の検討も本日は行います。円滑に議事が進行しますようよろしくお願いします。

【事務局】
 それでは、議長につきましては、狛江市消防委員会条例第9条に委員長は委員会を代表し議長となると規定されております。恐れ入りますが、ここからは谷田部委員長に進行をお願いいたします。

【委員長】

 ただいまから、令和6年度第1回狛江市消防委員会を開催します。
 本日の出席者は6名です。委員会条例第8条の規定により、半数以上の出席があり、会議が成立しています。
 これより議事に入ります。

議題(1)消防団員の定員等についてです。
 前回の会議で、新たな負担となっている排水ポンプ車運用の現状と課題について、消防団に試験的な取組を実施していただき、その結果の報告をしていただくこととなっていました。それでは事務局から報告をお願いします。

【事務局】
  資料に沿って「1 排水ポンプ車運用の現状と課題について」を説明。

【委員長】
  事務局から「1 排水ポンプ車運用の現状と課題について」の説明が終わりました。
何かご質問のある方は発言をお願いします。

【委員】
  訓練回数は今後どの程度やっていくのでしょうか。

【消防団長】
  年3回出水期前までに実施していきます。

【委員長】
  前回会議でも議論となりましたが、任期が2年になった中で、消防活動のノウハウ継承は課題となっています。排水ポンプ車運用等に時間を割かれ、消防団の基本となる消防活動を習得する機会は十分に確保できているのでしょうか。

【消防団長】
  全体訓練での消防活動等の基本となる訓練の頻度を増やしています。また、消防署とも連携し、早期から実戦的な訓練を取り入れているところです。

【委員長】
  新入団員の育成は、幹部が気を遣いながら、丁寧かつ細やかに進めていく必要があると思います。基礎的なことをしっかり学ぶことも重要になりますがその点についてはどうでしょうか。

【消防団長】
 団員が基本を学ぶ機会の確保として、現在は毎月テーマを決めて各分団で個別訓練を行っており、各分団の幹部が後輩団員の指導にあたっています。

【委員長】
 全団員が排水ポンプ運用を担ったことで、一部団員の負担軽減を行えていると聞いて安心しました。
 また、実際に直面した8月30日の台風対応の際には、全団員が対応できるようにしていたことで人員確保が迅速かつ柔軟に行うことができ、災害対応力の向上を図ることができています。
 さらに、消防活動等の消防団の基本となる訓練においても、創意工夫をもって取り組んでおり、大変評価できると思います。引き続き、消防力の維持を図ってほしいと思います。

【委員長】
  続いて「答申案について」の議題に入ります。消防団の定員等について、先ほどの議題も含めて、今回で3回にわたり会議を行ってきました。これまでの議論を一つにまとめ、市長に答申を行います。
 あらかじめ、その答申案を事務局に依頼し、用意をしましたので、それをベースに検討を行います。それでは事務局から答申案の説明をお願いします。

【事務局】
 資料に沿って「2 答申(案)について」を説明。

 【委員長】
  事務局から「2 答申(案)について」の説明が終わりました。
 これまでの議論中で、安定かつ持続した消防団の運営及び十分な団員数の確保を図るため、「定員及び配置」、「2年任期」「火災時及び災害時における対応」の3つの観点から検証を進めてきたところで、これまでの議論の内容が答申案に十分反映していると思います。
 何かご意見・ご質問のある方は発言をお願いします。

【委員】
  これまでの議論が十分に反映されていて良いと思います。

【委員】
  前回、火災発生件数について触れましたが、答申書で具体的な火災発生件数の経過に触れており、より分かりやすくなったと思います。

【委員長】
  消防団の取り巻く環境が変化している中で、その変化を踏まえた消防団の部隊配置の適正化、訓練内容の見直し等の取組を進めてきた結果、団員に係る負担の軽減及び災害対応力の向上が図られるなど、消防団内部の創意工夫により一定の成果を上げていることが3回の会議を重ねてわかりました。
  現在、高い定員充足率が継続され十分な消防団活動が確保されていること、その上で様々な創意工夫の取組が組織力・活動力・対応力の維持向上につながっていると考え、現時点において定員を変更する必要はないとの結論を市長に返したいと思います。
 異議がなければ、本答申案を正式なものとして市長に提出したいと思いますがいかがでしょうか。

―全委員、異議なし―

【委員長】
  異議がないようですので、本答申案を消防委員会の答申といたします。
なお、実際に市長に答申を行う際には、委員会を代表して私から答申書を提出したいと思います。日程については、事務局で調整し、報告をお願いいたします。

【委員長】
 次に議題(2)その他についてですが、事務局より何かありますか。

【事務局】
 特にありません。

【委員長】
 他に委員の皆さんからなにかありますか。

 ―特になし―

 特にないようでしたら、消防委員会はこれをもって閉会とします。
 本委員会は令和5年5月からはじまり、1年と6か月をかけて議論を行ってまいりました。委員の皆さまは長い期間、ご協力いただきまして本当にありがとうございました。