【事務局】
それでは、議題の方に入ります。最初に「委員長の互選について」を議題といたします。
消防委員会条例第6条の規定により、委員長は委員の互選により決定することとなっておりますが、事務局からの提案で、前任期も委員長を務められた谷田部委員を推薦させていただきたいと思いますが、ご異議なければ拍手をお願いいたします。
(拍手・異議なしの声)
【事務局】
全員賛成ということですので、谷田部委員が委員長に決まりました。それでは、委員長から一言お願いたします。
(委員長挨拶)
【事務局】
委員長が決定しましたので、ここで狛江市消防委委員会条例第2条に基づき、松原市長から諮問をさせていただきます。市長お願いします。
(市長諮問)
ここで、大変恐縮でございますが、市長は、他の公務が入っておりますので、退席させていただきます。
(市長退席)
【事務局】
それでは、これより議事に移ってまいりますが、議長につきましては、狛江市消防委員会条例第9条に、委員長は委員会を代表し、議長となる、と規定されております。恐れ入りますが、ここからは谷田部委員長に進行をお願いいたします。
【委員長】
これより、議事を進行いたします。
本日の議題がスムーズに進められますよう皆様のご協力をよろしくお願いします。
引き続き、議事を進行いたします。
本日のこれからの議題は、
3.職務代理者の指定について
4.先ほど市長から諮問された消防団員の定員等について
5.その他
の3点です。
議題第3「職務代理者の指定について」を議題といたします。事務局から、内容の説明をお願いします。
(事務局 説明)
【委員長】
事務局の説明のように、職務代理者は、委員長があらかじめ指定するとのことですので、職務代理者に絹山委員を指名させていただきたいと存じますが、いかがでしょうか。ご異議なければ拍手をお願いいたします。
(拍手)
【委員長】
皆様のご賛同がいただけましたので、絹山委員を職務代理者に指名いたします。
絹山職務代理、一言お願いします。
(職務代理挨拶)
【委員長】
次に、議題第4「消防団員の定員等について」を議題といたします。事務局から、内容の説明をお願いします。
(事務局 説明)
【委員長】
事務局の説明のように、現在団員は102名で、消防団員の条例定数108名を満たしてないという状況とのことです。
また、令和2年度に団員の任期を2年に変更したことや、令和3年度には新たに排水ポンプ車運用を担い、消防団の活動は大きく変化してきています。
大津団長、何か補足はありますか。
【団長】
資料の中で8分団が1名不足となっているが、団活動は支障なくできています。また、本部付はイベント・行事等の広報・警戒活動や、災害時の団本部の補佐が主な役割になっています。令和元年東日本台風時には団本部の処務等を担い、団活動の後方支援を行った実績もあります。
そのような実績から現在、本部付は8名となっておりますが、もっと増やしたいと思っています。団本部の補佐という業務の特性上、分団役職経験者から出すのが望ましいと考えています。
また、排水ポンプ隊は現在ボート隊で兼任していますが、今後はボート隊以外のところから排水ポンプ隊員を出したいと考えています。
【委員長】
2年任期になったことや、排水ポンプ車運用等の新たな役割が増えている中で従来の活動内容の整理・見直しが必要になっているとのことです。来年4月には任期替えになります。十分な団員確保のため、適正な配置の検証を進めていきたいと思います。
2年任期は団員の総意として認めた経緯がありますが、今、説明があったとおり、短い期間では技術向上の時間が取れず、難しくなっていることはある程度予見されていました。
1つの考え方として、分団間で任期をずらして行う等は検討してはどうでしょうか。半分は退団して半分は残るようなサイクルも1つ検討してもいいかと思います。他の自治体でもそうしたやり方があると聞いています。他自治体を参考にしながらノウハウの継承だけでなく団員の確保にも余裕ができる方法を模索する必要があります。
また、サラリーマン団員が増えている中で、昼間の災害への対応力に懸念が出ていると思います。今後は、昼間、市内にいる市民を火災対応に組み込むような考え方も考慮しなければならないと思います。
本部付の導入に伴い、女性団員も受け入れを行いましたが、現状の女性団員はどういった活動をされているでしょうか。
【団長】
現在は女性団員は本部付に在籍しているため現場の火災対応は行ったことはありません。訓練については後方支援・本部のサポートを中心とした訓練を行っています。
【委員】
女性団員が使用できる装備は現状どうなっていますでしょうか。
【団長】
50ミリ媒介があればで今の装備でも可能になります。ただし、訓練は行っていないので訓練は必要になります。本人達の意向も含め、今後整理見直しは必要になります。
【委員】
私が消防団員を務めた頃には排水ポンプ車の運用はなかった。大きな役割を担って団員の負担も大分増えているものと思っています。現在、排水ポンプ車の運用はボート隊が兼ねているとのことですが、出動のタイミングが被ると思いますがどのように運用していますか。
【団長】
ボート隊は48名いることから、実際のボート隊の稼働人員はそれほど多くないため、兼務は可能になっています。ボート隊員に負担が集中していることは認識しているため、その点については今後、ボート隊以外からもポンプ隊を選出していく必要があると考えています。
【委員】
排水ポンプ車運用という大きな枠組みの取組が増えた以上、現状の定数を増やす必要はないのでしょうか。
【団長】
定数については、団員の配置の工夫によって、十分活動可能と考えています。
【委員長】
この議題は、次回委員会で継続して検討いたします。たくさんの懸案事項がある中で、今後の検討及び解決策の参考として、狛江市と同規模の自治体、例えば小金井市とかの定数や任期などの状況や取組を調べて、次回会議で挙げてほしいと考えています。事務局と消防団で協議しながら、調査・資料作成をお願いいたします。
【委員長】
他にご意見等なければ、議題4を終わります。
次に議題5「その他」についてですが、事務局より何かありますか。
【事務局】
次回の委員会の日程はいかがいたしましょうか。
【委員長】
次回の委員会の日程については、先ほどお願いしました消防団及び事務局の調査・研究の進捗を見て、改めて日程調整をさせていただきたいと思います。
他に特にないようでしたら、本日の消防委員会はこれをもって閉会とします。
委員の皆様には、お忙しいところお疲れ様でした。
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