1 日時

令和7年6月26日(木曜日) 午後6時30分から午後7時45分まで

2 場所

狛江市防災センター4階会議室

3 出席者

委員長 大森 顕
委員 竹中 石根、矢野 勝治、星野 美子、長谷川 千種、小川 和江、西久保 英之、小川 みゆき、植木 崇晴
事務局 古内 洋一、小嶋 諒、髙橋 悟、齋藤 佑樹

4 欠席者

無し

5 議題

(1)報告・審議 市の実施計画の評価結果の評価について

(2)審議 実施計画の権利擁護小委員会における評価について

(3)その他

6 資料 令和7年度狛江市市民福祉推進委員会第2回権利擁護小委員会 資料一式.pdf [ 4688 KB pdfファイル]
7 会議の結果

開会

8 議事

(委員長)

 皆様、こんばんは。本日は御多忙の中、令和7年度第2回狛江市市民福祉推進委員会権利擁護小委員会に御参加いただきまして、誠にありがとうございます。本委員会は防災センターの会場とオンラインとのハイブリッド方式にて開催させていただきます。

 それでは、議事を始めさせていただきます。欠席者確認を事務局よりお願いいたします。

 

(事務局)

 本日は9名全員出席です。

 

(委員長)

 狛江市福祉基本条例施行規則第29条で準用する第25条第1項の規定による委員総数の半数以上の委員の出席という要件を満たしておりますので、本委員会は有効に成立し、開催できるものと判断いたします。

 それでは本日の資料確認を事務局よりお願いいたします。

 

(事務局)

 資料の確認をする前に議題にございませんが、新たに事務局職員として齋藤も担当することとなりましたので、紹介をさせていただいてもよろしいでしょうか。

 

(委員長)

 紹介してください。

 

(事務局)

 新たに権利擁護小委員会の担当となります齋藤と申します。よろしくお願いたします。

 

(事務局)

 続けて、本日の議題等を説明いたします。

 本日の小委員会の目的としては、市の実施計画の評価結果の評価について報告、狛江市第1次地域共生社会推進基本計画 実施計画(以下「実施計画」という。)の権利擁護小委員会における評価についての審議となります。

【資料1】市の実施計画の評価結果の評価について P2~P8

【資料2】狛江市第1次地域共生社会推進基本計画実施計画(狛江市市民福祉推進委員会等による進捗状況評価) P9~P24

【資料3】令和7年度権利擁護小委員会兼権利擁護支援地域連携ネットワーク協議会全体工程表 P25

 資料の説明は以上となります。

 

(委員長)

 資料に過不足はありませんので、議事に移ります。

 議題1 報告・審議事項 市の実施計画の評価結果の評価について、事務局より説明をお願いします。

 

(事務局)

 資料一式の2ページ目の資料1を御覧ください。

 第1回の権利擁護小委員会において、1.当初の評価結果の評価に記載しておりますとおり、委員の皆様に「①推進会議の評価のとおりとする。」、「②推進会議の評価のとおりとする。(目標数値には達しているが、取組に関して見直しが必要である。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)」、「③推進会議の評価のとおりとする。(目標数値には達していないが、取組に推進がみられる。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)」、「④推進会議の評価のとおりとする。(目標数値との乖離が大きく、取組に関して見直しが必要である。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)」、「⑤推進会議の評価と異なる評価とする。(意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)」の5段階で評価の依頼をさせていただきました。

 こちらにつきましては、権利擁護小委員会に限らず、高齢小委員会、障がい小委員会、市民福祉推進委員会の各委員会に御報告をさせていただいたところ、②から④ついての差が分かりづらいという御意見をいただきました。また、事務局でも①から⑤までとりまとめに非常に苦慮いたしました。

 2.の評価結果の評価のとりまとめについてに記載しております評価結果の評価区分のとおり、評価の見直しが必要なのか不要なのか、意見があるのかないのかという整理をさせていただいて、御依頼をさせていただいていたところですが、先ほども申し上げましたとおり、特に②から④の部分が分かりづらいという御意見をいただいていたため、6ページ以降にありますとおり、整理をさせていただきたく、御提案をさせていただくものとなります。

 3.評価結果の評価の整理について、に記載のとおり、「①を選択、意見なし」が①、「①を選択、意見あり」若しくは「②、③、④を選択、意見の中で目標数値への不達の表現なし」が②、「①~⑤を選択、意見の中で目標数値への不達の表現あり」が⑤、というように整理させていただきたいと思っております。このとおり整理させていただくと、①が4件、②が13件、⑤が1件となります。

 実際にどのような形で、②と⑤に違いがあるのか御報告させていただきます。

 資料一式の16ページ目の施策5-3-1の部分を御覧ください。

 いただいた御意見として「B評価とする。ネットワーク協議会については、目標2回以上を達成できていない。また、この協議会は、開催すればいい、というものではなく、日常レベルでの個別の事例に生じる課題を地域課題と捉え直して、具体的に取り組みを進めていくものであり、中長期的目標を設定して運営されることが望まれる。」とあり、推進会議の評価は、「A評価:進捗している」としていたため、「⑤推進会議の評価と異なる評価とする。」という整理をいたしました。

 施策5-3-3の「実態をぜひ、見える化して、専門職にも広く公表してほしい。」という御意見や施策5-4-1の「情報がまったくわからないので、見える化してほしい。」という御意見につきましては、評価ではなく取組内容についての御意見になりますので、「②推進会議の評価のとおりとする。(目標数値には達しているが、取組に関して見直しが必要である。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)」と整理いたしました。

 実際にいただいた御意見を事務局、もしくは市としてどう対応させていただくかというのが資料一式の4ページ目の5.委員会等の意見の次期実施計画への反映についてになります。

 取組No.1--1福祉のつなぐシート登録システムの民間事業者等への拡大の推進を例に挙げさせていただいておりますが、福祉のつなぐシート登録システムの活用民間事業者等の拡大を、令和6年度15事業者以上、令和7年度25事業者以上、令和8年度30事業者以上という設定をさせていただいております。

 こちらについて、実績値としては令和6年度は17事業者でしたが、資料一式の5ページ目に仮に②「推進会議の評価のとおりとする。」(目標数値には達しているが、取り組みに関して見直しが必要である。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。」という評価をいただいたうえで、下段にあるように、仮の意見となりますが、目標値が単年度の数値目標なのか累積での数値目標なのかを統一すべきではないかという御意見をいただいたといたします。

 御意見の趣旨としては、他の取組No.の目標値が、例えば会議の開催回数としている場合、令和6年度6回、令和7年度6回、令和8年度6回とさせていただいてるもの等がございます。このような状況から「累積なのか、単年度の目標なのかが混在していると分かりづらいのではないか」という御意見をいただいたとします。

 こちらを受けまして、資料一式の6ページ目の「②施策に関する具体的な事業や取組」にて令和7年、令和8年、令和9年に実施計画を作成した場合に、目標(値)を25事業者以上、30事業者以上とさせていただいていたものを、各年度、10事業者以上とさせていただくような対応をさせていただいたものとします。

 また、実施計画の作成にあたりましては、実際に皆様からいただいた御意見をどう反映させているかをチェックするために、資料一式の7ページ目のようなチェックシートを作成できればと思ってございます。

 こちらもイメージでございますが、事業概要、事業(取組)内容、成果(活動)指標、目標(値)が変更になる可能性がある項目として挙げておりますが、2の事業(取組)内容、成果(活動)指標については、実施計画自体が経年での進捗を評価するものであることから、追加は必要最低限としてくださいという、注記を入れさせていただく予定です。

 例えば、1の事業概要で、まず変更をしたのかしていないのか、委員会等からの意見があったのかどうか、という部分で整理をさせていただきたいと思ってございます。

 例えば、変更有り、意見等有りという部分についてですが、意見をいただいて、「変更している」ということであれば、その理由を記載し、御意見がなかったとしても、事業の進捗の中で、事業概要を変更する可能性がございますので、変更しているという部分、皆様から御意見をいただいたけれども、状況によって変更ができない部分もあろうかと思います。

 このいずれかに該当するものについては理由を記載するために、チェックシートを作成する想定です。

 ただし、変更無し、意見無しの部分については、理由の記載は不要とさせていただいております。チェックシートのイメージですが、変更及び追加理由の記載の欄を資料一式の8ページ目に挙げさせていただいておりますが、例えば事業概要ろで「委員会等からの意見を受け事業概要を○○に変更した」であったり、「事業取組の進捗により、事業概要を〇〇に変更した」であったりとしたいと思っております。

 先ほどご紹介したように、委員会等からの意見を受けて、取組No.1-1-1の福祉のつなぐシートに関する目標値を累積の目標値から単年度の目標値に変更したというような形で、いただいた御意見をどう反映させているのか、という回答兼チェックシートを作らせていただきまして、皆様にお示ししたいと考えております。

 このような形で、委員の皆様の御意見を実施計画に反映させていただければと思ってございます。

 今回、資料1の中で、事務局として当初5段階の評価で整理できればと考えておりましたが、そちらを3段階の評価に再整理させていただければということで、御提案させていただいているものです。御審議よろしくお願いいたします。

 

(委員長)

 事務局から説明があったことについて、御質問等ありますでしょうか。

 

(質問・意見無し)

 

 一度評価していただいた評価の整理の仕方を変えるということで、評価自体を変えるということではないということになると思います。

 議題1の市の実施計画の評価結果の評価については、事務局の説明どおり進めていくこととします。

 続きまして、議題2 審議 実施計画の権利擁護小委員会における評価について、です。

 事務局より説明をお願いします。

 

(事務局)

 資料一式9ページ目以降、資料2を御覧いただければと思います。

 先ほどでお示しいたしましたとおり、①、②、⑤に評価結果を整理をさせていただいております。

 先ほど御審議のいただいた部分で、最終的には3段階の評価に改めさせていただきたいと思いますが、今回皆様からいただいた御意見を一覧化させていただいているものが、資料一式14ページ目の資料になります。

 なお、語尾等につきまして若干の修正を入れさせていただいてるところもございますので、そちらについては御了承いただければと思っております。

 資料のように取組No.、委員会等からの評価、委員会等からの意見で整理をさせていただいたものを、最終的に進捗状況評価報告書としてまとめたものが資料一式の17ページ以降の「狛江市第1次地域共生社会推進基本計画実施計画に関する市民福祉推進委員会、高齢小委員会、障がい小委員会及び権利擁護小委員会による進捗状況評価 令和6年度 報告書(案)」となります。

 資料一式の18ページ目を御覧ください。今回、市民福祉推進委員会各小委員会の中で、いただいた御意見をこのような形で整理させていただきたいということで案として示させていただいております。

 資料一式の22ページ目を御覧ください。権利擁護小委員会としての評価結果の評価というところで、①と評価したものがどの取組No.なのか、②と評価したのがどの取組No.なのか、③と評価した取組No.が5-3-1というような形で表現をさせていただきつつ、実際にどのような意見が出たのかということで、取組No.と委員会等からの意見をこのような形で一覧化し表示させていただければと思ってございます。

 説明は以上となります。

 

(委員長)

 事務局から実施計画の権利擁護小委員会における評価について説明がありましたが、御意見等ございますでしょうか。

 

(委員)

 確認となりますが、委員が出した意見を除外しないで取りまとめただけということでよろしいでしょうか。

 

(事務局)

 委員が出した意見を除外しないで取りまとめたものとなります。

 

(委員)

 我々が評価に対して出した意見はどのように反映されるのでしょうか。

 

(事務局)

 令和6年度の実績を見ていただいて御意見をいただいたところです。いただいた御意見を今年度作成いたします、令和7年度以降の実施計画にどのように反映するかという流れを説明させていただきました。

 令和7年度以降の実施計画を作成する際にチェックシートを使って、このように反映させましたという回答はできると考えております。

 

(委員長)

 よろしいでしょうか。

 議題2の実施計画の権利擁護小委員会における評価については、事務局の説明どおり進めていくこととします。

 それでは、次の議題に移ります。

 議題3 その他について、です。事務局より説明をお願いします。

 

(事務局)

 資料一式25ページ目の資料3 令和7年度権利擁護小委員会兼狛江市権利擁護支援地域連携ネットワーク協議会全体工程表を御覧ください。

 次回の小委員会の日程は10月30日(木)となります。今回同様ハイブリッドで開催いたします。議事内容としては、

 ・令和6年度実施計画の進捗管理報告書の作成についての報告

 ・令和7年度実施計画の作成についての報告

とさせていただきたいと考えております。

 また、権利擁護支援地域連携ネットワーク協議会では支援検討会議の試行実施を行いたいと考えております。

 前回の支援検討会議は令和3年11月に行いました。

 権利擁護支援・検討会議活用ガイドブック(以下、「ガイドブック」という。)を作成し、それをもとに支援検討会議を行いましたが、そこから4年近く経過しておりますので、ガイドブックの更新も行う必要があると考えています。

 「中核機関の役割とソーシャルワーク機能に関する調査研究事業報告書」を令和7年3月に公益社団法人日本社会福祉士会にて作成されておりますので、そちらの内容も踏まえながら、社会福祉協議会等と調整を行ったうえで実施したいと考えておりますので、ご協力よろしくお願いします。

 また、令和7年度第1回狛江市権利擁護支援地域連携ネットワーク協議会で御報告いたしました狛江市単身高齢者等支援事業の開始について、7月1日に開催予定の市民福祉推進委員会で報告する予定ですのであわせて御報告させていただきます。

 

(委員長)

 ただいま事務局から説明のあったことについて、御意見・御質問のある方はいらっしゃいますか。

 

(委員)

 「中核機関の役割とソーシャルワーク機能に関する調査研究事業報告書」は民法改正の議論も見据え、法定後見制度がいわゆる終わることができる制度に変わるだろうということを見据えながらシートの改正を行っております。法定後見制度の出口のアセスメントや見極めをどうするのかということは、中核機関がこれから担っていく大きな機能役割であると思っております。

 先ほど過去のガイドブックを更新する旨の説明が事務局よりありました。令和3年11月にガイドブックを作成してから、第二期成年後見制度利用促進基本計画が示され、民法改正の議論も進み、昨日、民法(成年後見等関係)等の改正に関する中間試案のパブリックコメントが公表されました。

 私もさきほどガイドブックを確認しましたが、当時としては先進的な内容も盛り込みながら作成しましたが、第二期成年後見制度利用促進基本計画等で国として見解が出ているものもあります。

 他の地域では支援・検討会議をしっかり行っているので、もしよろしければ情報提供をしつつ、いいところを残し、更新や実施について協力をできればと思っております。

 

(委員長)

 他にございますでしょうか。

 よろしいでしょうか。

 それでは、本日準備しておりました議題はすべて終了しましたが、その他各委員から、何かございますか。

 他にないようでしたら、本日はこれにて閉会します。

 本日はありがとうございました。

(了)