1 日時

令和6年7月17日(月曜日)午後6時30分~午後8時00分

2 場所

狛江市防災センター3階会議室

3 出席者

委員長 大森 顕
委員  小楠 寿和、矢野 勝治、星野 美子、長谷川 千種、森 純一、西久保 英之、小川 みゆき、植木 崇晴
事務局 古内 洋一、小嶋 諒、髙橋 悟

4 欠席者

無し

5 議題

(1)報告事項 委員会の所掌等について

(2)審議事項 会議録確認の時期・方法等について

(3)審議事項 あいとぴあレインボープラン第1期成年後見利用促進事業計画令和5年度進捗管理報告書(案)について

(4)報告事項 狛江市地域共生社会推進基本計画 実施計画について

(5)その他

6 資料

令和6年度第2回狛江市市民福祉推進委員会権利擁護小委員会 アジェンダ・資料一式.pdf [ 17813 KB pdfファイル]

7 会議の結果

開会

8 議事

(委員長)

 本日はお忙しい中、令和6年度第2回狛江市市民福祉推進委員会権利擁護小委員会に御参加いただきましてありがとうございます。では定刻になりましたので、議事を開始させていただきます。

 本委員会は、狛江市福祉基本条例施行規則第29条で準用する第25条第1項の規定による「委員総数の半数以上の委員の出席」という会議開催の要件を満たしております。よって、本委員会は有効に成立しております。

 権利擁護小委員会の議事を進めます。

 事務局より資料の確認をお願いします。

 

(事務局)

 本日の資料の確認をさせていただきます。

(資料説明)

 資料の説明は以上となります。

 

(委員長)

 よろしいでしょうか。

(1)報告事項 委員会の所掌等について

 事務局より説明お願いします。

 

(事務局)

(資料1に基づき説明)

 説明は以上となります。

 

(委員長)

 改めて委員会の根拠を確認させていただきました。

 御質問等ありますでしょうか。

 よろしいでしょうか。

 無いようですので、それでは次の議題

(2)審議事項 会議録確認の時期・方法等について

 事務局より説明お願いします。

 

(事務局)

(資料1及び資料2に基づき説明)

 なお、前回の第1回の会議録については、従前どおり、本日の会議 議題5 その他 で確認を依頼させていただきます。本日の第2回会議録より、新たな時期・方法での運用を考えております。

 説明は以上となります。

 

(委員長)

 事務局からの提案のとおり議事録の確認の方法を変更してよろしいでしょうか。

 

(委員)

 私も様々な委員会に参加しておりますが、AIの記録媒体を使用して会議録を作成しているところもあるようです。

 狛江市でもAIの記録媒体を使って会議録を作成するのでしょうか。

 

(事務局)

 狛江市でも自動文字起こしを活用しております。

 自動文字起こしをしたものを元に事務局で体裁を整え、それを委員の皆様へ御確認いただきます。

 

(委員長)

 他に御意見ありますでしょうか。

 無いようですので、

(3)審議事項 あいとぴあレインボープラン第1期成年後見利用促進事業計画令和5年度進捗管理報告書(案)について

 事務局より説明お願いします。

(事務局)

 報告書(案)について委員の皆さまから御意見をいただき、ありがとうございました。

 前回の報告書(案)から変更した部分について通し番号17ページからの第1章進捗管理シートのDoとAct、通し番号45ページ以降の委員からの意見について御説明いたします。

 まず、委員の皆さまからいただいた御意見について、通し番号56ページ以降に資料4「委員会からの御意見」として取りまとめましたので、御説明申し上げます。なお、「委員からの御意見」欄には、皆さまからいただいた御意見をそのまま記載するのではなく、他の記載事項と平仄を合わせた文言に変更させていただいております。

(資料3と資料4に基づき説明)

 資料の説明は以上です。

 

(委員長)

 御意見・御質問ある方はいらっしゃいますか。

 

(委員)

 事務局の認識と私の発言の趣旨が違うと思うところがありますので、発言させていただきます。

 通し番号P58の施策「成年後見制度利用支援事業のより効果的な運用の在り方について検討します」中の、御意見欄ですが、正確には、国では成年後見制度利用支援事業については現在も検討中であり結論が出たわけではないということになります。

 事務局の回答部分は問題ないと思います。

 通し番号P59の施策「虐待や権利侵害に対応するため、支援・検討会議と既存会議との連携を進めます。」のところです。

 成年後見制度の必要性の判断のところや繋がった後の見直しの検討について、統一的な様式が必要という議論があります。様式の統一について市長申立て等となっていますが、市長申立てが目立ってしまっている印象があります。

 通し番号P60の施策「福祉総合相談窓口を中心とした包括的な相談支援体制を推進します。」は、重層的支援会議と成年後見制度は相互につながるものと思ってます。重層的支援会議の中で権利擁護の検討につながるケースが今後発生してくることが想定されますので、そのような書き方にしたほうがいいと思います。

 通し番号P61の施策「親族後見人等への支援の在り方について検討します。」は、既存の会議体として、東京都が行っている連絡会である程度できている部分はあります。今後必要になってくるのは、東京都全体だけでなく、家庭裁判所立川支部の管轄といった、地域は限定しつつある程度広域を対象とした会議体を新たに所管自治体と調整して作っていくことを目指していくことが望ましいと考えます。

 

(委員)

 通し番号P56の施策「虐待や権利侵害に対応するため、支援・検討会議と既存会議との連携の在り方を検討・調整します。」の委員からの意見で、重層的支援会議となっているが、施策自体が虐待や権利侵害に対応とあるので、本人の同意がないことが想定されますので、支援会議が正しいと思います。

 さきほど御意見があったように今後、支援会議と支援・検討会議が相互に連携していくことなると思います。

 他自治体では、重層における支援会議の中に支援・検討会議を図示しているところもあります。お互いに意識するためにもにそのような工夫も必要であると考えます。

 

(委員)

 他自治体は、支援会議に権利擁護の担当者がメンバーとして関わっている場合もあります。また、支援・検討会議に重層的支援会議の担当者がオブザーバーとして参加している場合もあります。

 連携できるように工夫をするということではなく、重層における支援会議の中で権利擁護が必要であるか検討を行うというイメージです。

 それぞれの会議体が単独で動くのでなくて、連動して動いて欲しいと思います。

 

(事務局)

 今年度から狛江市では狛江市重層的支援体制整備事業支援会議及び狛江市重層的支援体制整備事業重層的支援会議の設置及び運営に関する要綱を制定して、本格的実施に向け動いているところです。

 重層的支援会議と支援会議の中で権利擁護支援が必要な方が対象となり、専門家の意見が必要となった場合はスーパーバイズとして、権利擁護小委員会の委員の皆様に参加いただくことも想定しております。

 進捗管理の委員から意見につきましては、本人同意を得られない支援会議の中で権利擁護事業との連携を視野に入れた意見として修正いたします。

 

(委員)

 通し番号P57の施策の「本人と成年後見人等又は任意後見人が孤立しないよう、本人の抱える状況に応じた関係者及び権利擁護支援関係機関による「チーム」体制を構築し、「チーム」による支援を行います。」で事務局の回答として委員の意見として反映させる内容はそのとおりで問題ないと思います。

 できれば、具体的な文言を何か入れていただきたいところですが、狛江市社会福祉協議会として、中核機関の委託に関してこの書き方で問題ないのか確認したいです。

 

(委員)

 狛江市社会福祉協議会としては委託される側なので、狛江市との協議の結論として中核機関を委託するのであれば、問題ないです。

 計画の進捗管理の中でこういう言葉が出てくることで中核機関の委託を検討されているという理解です。

 

(委員長)

 他に御意見ありますでしょうか。

 無いようですので、

 いただいた御意見を踏まえ、修正が必要な場合には事務局にて修正していただき、修正内容を私の方で確認の上、報告書を確定させていただきます。

(4)報告事項 狛江市地域共生社会推進基本計画 実施計画について

 事務局より説明お願いします。

 

(事務局)

 通し番号62ページ【資料5】を御覧ください。狛江市第1次地域共生社会推進基本計画の第4章及び第6章を抜粋したものです。次に、通し番号83ページ、【資料6】を御覧ください。狛江市地域共生社会推進基本計画 実施計画のひな形です。こちらは実施計画・進捗結果・外部評価を一部抜粋したものです。事業概要・目標値等を入力しておりますが、こちらはまだ案の段階でございますのでそちらを踏まえてお聞きください。

(資料5、資料6に基づき説明)

 説明は以上です。

 

(委員長)

 御質問等ある方はいらっしゃいますか。

 

(委員)

 今回例示していただいた資料では勉強会の回数が3年間いっしょですが、今後進捗管理の指標の評価の中で指標が変わっていくこともあるのですか。

 

(事務局)

 進捗管理の中で指標がすでに達成されたりした場合に、回数等の数値が変更されることは想定しています。

 

(委員)

 施策として回数等の量的な指標を設定することは評価しやすいのでいいと思います。

 意志決定支援の分野として、量的な指標と別に質的な指標として、支援を受ける本人の満足度評価をすることはあるのでしょうか。

 意志決定支援は支援者として、これだけやりましたということがあっても支援を受ける本人の満足とは、ほど遠いことがあります。

難しいことですが、どこかで支援を受ける方の満足度を評価できるように検討していただきたいです。

 

(委員)

 指標として量的なもので評価することはどこかで限界がくると思います。そのように考えていますので、勉強会ならアンケートを取る等し、質的な評価を入れないと、評価をすることの限界はどこかでくると考えております。

 

(委員)

 質的な評価は対象者が違う場合もあるので比較しづらいという欠点がので難しい部分があるのは理解しています。

 

(委員)

 質的な評価でいうと支援を受ける方へ聞き取りを行うことになると思います。

アンケートとなると決まったフォームになってしまうので、支援を受ける方の意向が反映しきれない欠点があります。

 国の調査では当事者へのヒアリングを行っています。

 狛江市の中でこういう効果がありますというのをどこまで出せるかが論点になると思います。

 

(委員)

 調査の仕方は満足度調査のようなものができればと思ってます。

 

(委員)

 対象の条件設定も大変ですし、調査回答のための支援もしなくてはいけないため、支援を受ける方へヒアリングをして質的な評価をすることはすごく大変なことでありますが、実施できれば素晴らしいものができると思います。

 

(事務局)

 実施計画の中で反映できるか検討します。

 反映できない場合は、別途ヒアリングの結果を報告させていただきたいと思います。

 

(委員)

 数字だけで評価するのではなく、地域としてどのように変わってきたのかということを権利擁護分野に関わらず評価できると素晴らしいと思います。

 

(委員)

 計画の今後目指すべき姿というのはどこかに記載ありますか。

 施策の事業概要にも目指すべき姿の記載があると評価をしやすいと思いました。

 

(事務局)

 計画の中で基本目標として今後目指すべき姿を記載させていただきました。

 事業概要の記載の仕方については評価がしやすいように工夫します。

 

(委員長)

 他に御意見ありますでしょうか。

 無いようですので、

(5)その他

 事務局より説明お願いします。

 

(事務局)

 2点御連絡いたします。

 通し番号93ページ【資料7】を御覧ください。前回会議録案です。会議録の御確認については本日の議題1でも御審議いただきましたが、第1回については従前のとおりの確認方法とし、第2回より新たな確認方法といたします。【資料7】の前回会議録案について御指摘がございましたら、7月31日(水)までにメール・電話等で事務局まで御連絡ください。

 次に、通し番号98ページ【資料8】を御覧ください。次回の会議について御案内いたします。次回は11月20日(水)18時30分より開催予定です。会場は防災センター3階会議室です。ハイブリッド方式での開催を予定しております。本日の議題にもありました、地域共生社会推進基本計画 実施計画の作成について、報告させていただく予定です。

 説明は以上となります。

 

(委員)

 事前確認の議事録は、発言者を明記していただきたいです。

 

(事務局)

 事前確認の議事録には、発言者を明記して御確認いただくようにいたします。

 公開する議事録は、委員長以外の委員発言については、活発な議論をしていただくため、委員名を明記しないようにいたします。

 

(委員長)

 本日の議事は全て終わりましたが、委員の方より、何かありますか。無いようでしたら、本日はこれにて閉会します。

 本日はありがとうございました。

(了)