「市長への手紙」回答(令和5年12月分)
No.1
回答日
12月12日
内容
子どもが市民センターのフリースペースを利用しています。
最近、フリースペースにおいて、怒鳴っている人がいたり、遊んでいる中学生が騒いでいるとのことで、子どもが怖がるようになってしまいました。
他者の迷惑にならないように利用してほしいと思いますが、職員の方が声かけ、見回りをするなど、何か対策を講じてもらえないでしょうか。
回答
市民センターの利用について、不安な思いをさせてしまい申し訳なく思います。フリースペースの利用状況等について、公民館に確認しました。
フリースペースは、市民センター2階のロビー部分に机と椅子を設置しているスペースです。学習、読書、打ち合わせ、休憩等さまざまな用途でご利用いただいていますが、仕切り等はありませんので、音や声の大きさ等についてお互いに配慮しながらご利用いただくようお願いしています。今回のご意見を受けて、改めて周りへの配慮について周知していきます。
職員も可能な限り館内を巡回しており、トラブル等があった場合には職員がその場に行って注意等をしていますが、事務室は1階にあるため、常時見ていることは難しい状況です。そのため、もしお困りのことがありましたら、気軽に事務室までご相談ください。
また、現在、市民センターの改修に向けた準備を進めており、令和7年度に改修した後の市民センターには、個人で学習や読書をするための専用の部屋(スタディコーナー)を設置する予定です。
引き続き、皆さんに安心してご利用いただけるよう周知や環境整備に努めていきます。
担当課
公民館 事業係
No.2
回答日
12月13日
内容
中央図書館の自習室は中学生以上しか使用できないこととなっていますが、なぜ小学生は使用できないのでしょうか。図書館内の子ども用の椅子は座席が低く、周りも騒がしいため勉強に集中できないと思います。
回答
読書調査室を自習室として利用することについて、図書館は図書館法で「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供する」ことを目的としており、貸出室および読書調査室もこの目的に基づいた運用をしています。
そのため読書調査室は中学生以上を対象とした貸し出しをすることができない資料を設置しており、これらの図書館資料を活用して調査・学習等で利用していただく目的から、対象者を中学生以上に限定しています。
図書館資料を使用しない自習の場としては、中央公民館2階および地下1階に机と席を設けフリースペースとして開放しています。また、中央公民館の事業として「学習フリースペース」も実施していますので、こちらも併せてご活用いただければと思います。
今後、改修を行う市民センター内には学習や読書をするための専用の部屋(スタディコーナー)を設置する予定です。
頂いたご意見も踏まえ、運用について今後検討していきます。
担当課
図書館 図書サービス係
No.3
回答日
12月12日
内容
市民センター改修に伴い、中央公民館の会議室が使用できなくなります。
代わりとなる市内の会議室を探していますが、使用料が高く、他団体も会議室が必要になるため、今後予約が混み合うことが想定されます。
防災センターを使用した臨時会議室の確保、もしくは民間施設の会議室を利用した場合の使用料等の補助を検討してほしいです。
回答
日頃から中央公民館をご利用いただき、ありがとうございます。
市民センター改修に伴う中央公民館休館期間においては、もう一つの公民館である西河原公民館のほか、公民館の利用団体が現在も利用できる学校施設の特別教室等を代替施設としてご利用いただきたいと考えています。
さらに、公民館の利用団体が地域センターや地区センターを利用できる方法を検討するとともに、西河原公民館の利用区分を3区分から4区分に増やす等、活動場所や機会を確保することを予定しています。
ご要望いただいた防災センター会議室の使用や財政的な支援については難しいと考えていますが、上記のように皆さんの自主的な活動をサポートしていきますので、ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。
担当課
公民館 事業係
No.4
回答日
12月22日
内容
生物多様性や生産者の健康、SDGsの目標達成のため、エシカルな消費やオーガニックが注目されています。
国の「みどりの食料システム戦略」でも、2050年までに農地耕地面積の25%を有機農業にするという目標が立てられ、有機農業拡大のために、技術や財政面での支援で、さまざまな対策が打ち出されていると聞きました。
市民が国や世界の方針を理解できるように、市でも農地を保全し、市民が有機栽培への理解を深めたり、体験できる場を提供してほしいです。
また、小・中学校においても、SDGsやエシカル消費、サステナブルな社会の取り組みに関する出前授業についても検討していただきたいです。
回答
市では、狛江市第3次農業振興計画において、狛江版環境保全型農業の推進を掲げ、生産者に向けた有機肥料や減農薬資材の購入費に対する助成制度を通して、環境保全型農業を推進するための支援を行うとともに、農業協同組合と連携して、狛江版農業生産工程管理手法によって生産された狛江ブランド農産物、そして化学合成農薬や化学肥料を削減して生産されるエコ農産物の販売およびPRを行っているところです。
狛江市生物多様性地域戦略においても、「生きものにやさしい農法で人にも安心・安全な農産物を生産する「環境保全型農業」の取組を支援・推進します」を掲げ、環境に配慮した農業の取り組みを推進しています。
今後も環境に配慮した農業の推進に向け、生産者に対する支援を継続するとともに、消費者に対する理解の促進に向けた周知活動を実施するほか、地域の多様な生物の環境を守るためにも、人との調和を意識した地域資源の保全・維持管理を行っていきます。
また、市内の学校給食では地場産食材を使用し、栄養士や栄養教諭が作成した献立を毎日紹介することで、児童にも地場産食材を使用していることを周知しています。食に関する指導として、生産者から直接お話を伺う学習活動も展開しており、地域の食文化についての理解を深めるとともに、食材を大切にする気持ちが育まれるよう取り組んでいるところです。
市では、SDGsやエシカル消費等をテーマに例年さまざまな講座を実施しているほか、学校では年間計画を立てて多様な視点でSDGsに関わる学習を行っています。
ご提案いただきました小・中学校での出前授業については、教育委員会とも協議を行い、検討いたします。
担当課
地域活性課 地域振興係
環境政策課 水と緑の係
指導室
No.5
回答日
12月22日
内容
市内に温水プールを作ってほしいです。
回答
現状では屋内温水プールの建設について具体的な計画はありませんが、現在検討を進めている旧狛江第四小学校跡地利用について、NPO法人狛江市体育協会から市に対して、屋内温水プールを含む体育施設建設の提案書も提出されているところです。
このような状況も踏まえ、市の施策の中で総合的に検討していきます。
担当課
社会教育課 社会教育係
No.6
回答日
12月27日
内容
狛江駅北口ロータリーに設置されている巨大絵手紙を拝見しました。誰でも写真を撮りたくなるよう、絵手紙を背景にした撮影スポットを作ってほしいです。
回答
狛江市の玄関口である狛江駅北口ロータリー排気塔の巨大絵手紙は、平成22年2月3日に設置し、狛江駅を利用する市内外の方々を温かく迎えるとともに「絵手紙発祥の地-狛江」を広くPRしています。
現在掲出している巨大絵手紙は、先日ご逝去された狛江市名誉市民である小池邦夫さんに令和2年度の市制施行50周年を記念し、当市の将来都市像「ともに創る 文化育むまち~水と緑の狛江~」を象徴するものとして、水と緑を調和させたデザインでかいていただいたものです。
また、令和3年度には新たにもう一枚の巨大絵手紙を制作していただき、現在は2枚の巨大絵手紙が狛江市の玄関口を彩っています。
狛江市では、市内全域を「狛江市まるごと美術館」と見立てて、小池邦夫さんの原画展示や絵手紙マンホール、絵手紙ラッピングのこまバス、全国の絵手紙愛好家の方々の作品展示、多摩川河川敷の絵手紙ロードシートなど、地域を散策しながら風景と一緒に楽しんでいただける絵手紙が溢れるまちづくりを進めています。狛江駅前以外にも、撮影スポットとしてさまざまな場所に足を運んでいただき、また、お知り合いの方にも狛江市の魅力を広めていただけますと幸いです。
引き続き絵手紙を通じたまちづくりを推進し、狛江市を盛り上げていきたいと考えていますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。
担当課
地域活性課 コミュニティ文化係
No.7
回答日
12月27日
内容
今年度、子どものインフルエンザ予防接種費用の助成がないのはなぜでしょうか。
回答
インフルエンザ予防接種は、乳幼児や児童については任意接種となっており、費用は自費となりますので、接種医療機関の定める金額で接種を受けていただいています。
新型コロナウイルス流行下においては、同時流行に備えて、令和2年度は小学校2年生まで、令和4年度は5歳未満を対象に接種1回につき3,000円までの費用助成を行いました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症は5類として位置付けられ、対応等の変更があったため、乳幼児・児童に対するインフルエンザ予防接種費用の助成を行う予定はありません。
今後のインフルエンザ予防接種費用の助成については、国や東京都の動向にも注視しながら、判断したいと考えています。
担当課
健康推進課 保健予防係