「市長への手紙」回答(令和5年4月分)
No.1
回答日
4月7日
内容
散策をしている際に、亀裂とズレがあり、地震が来たら崩れてしまいそうなブロック塀を見かけました。
以前、市内の他の場所で、崩れかけたブロック塀に、市が三角コーンやテープで注意喚起をしているのを見かけたことがあるため、同様に対応してほしいです。
回答
ご指摘いただきましたブロック塀について、現地において、指摘場所のブロック塀の一部に亀裂やズレが発生していることを確認しました。
狛江市では、危険な塀等の撤去費用に対する助成制度を設けていますので、この制度利用も含め、所有者・管理者に対して改善を働きかけていきます。
なお、市内の他の場所での三角コーン等によるブロック塀倒壊の注意喚起については、対象の土地建物が空き家であり、所有者による日常管理が期待できなかったため実施したものです。
今回の場合は、まず同敷地内に居住されている所有者・管理者に働きかけたいと思います。
今後も市内の散策を楽しんでいただいた際に、危険な箇所にお気付きになりましたら、ご連絡いただけると幸いです。
担当
まちづくり推進課 住宅担当
No.2
回答日
4月14日
内容
新たな指定収集袋についてですが、以前と比べて薄いため、中身が見えたり、破れやすくなっています。縛る部分の形も変わっており、結ぼうとすると破れてしまいます。
また、販売形態もロール型から平置き型になっており、大中小の大きさが分かりにくく使いづらくなりました。改善してください。
回答
狛江市では、令和5年4月からプラスチック類ごみの分別収集を開始しました。これに伴い、ごみ袋は、可燃・不燃・プラスチック類ごみ、どの収集区分でも使用できる新たな指定収集袋に変更しています。
新たな収集袋の厚さは0.025mm、以前の収集袋の厚さは0.03mmと、ご指摘のとおり、わずかに薄い仕様となっています。一方で、強度試験の結果では、以前の袋よりも強く、JIS規格の基準も上回る仕様となっています。
次に、販売形態ですが、以前の収集袋と同様にロール式での販売を前提に検討していましたが、ロール式袋を製造する事業者の製造能力低下により全国的に品薄状態であり、新規の対応ができないこと、また、新たな袋に採用した素材には再生原料が使用でき、資源循環に貢献できること等について、総合的に勘案し変更したものです。
ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。
担当
清掃課 業務係
No.3
回答日
4月14日
内容
コロナ禍の影響で小型家電回収が中止しとなってから3年が経過しています。回収を再開してください。
回答
令和5年度の小型家電回収は3回実施する予定です。詳細は、広報こまえ等でお知らせします。
なお、市と協定を締結した事業者による、パソコン・使用済小型家電の宅配便回収も行っています。こちらの事業については、令和5年度ごみ・リサイクルカレンダーの28ページで紹介していますが、詳細はリネットジャパンリサイクル株式会社ホームページ(外部リンク)をご確認ください。
担当
清掃課 業務係
No.4
回答日
4月17日
内容
路上喫煙やタバコのポイ捨てが多くなってきたように感じます。
放置自転車の他に、路上喫煙に対するパトロールはできますか。
回答
市では、狛江市路上喫煙等の制限に関する条例に基づき、狛江駅周辺と和泉多摩川駅周辺を「路上喫煙等制限重点地区」に指定し、狛江駅周辺で週に2日、和泉多摩川駅周辺で週に1日、歩行喫煙、たばこのポイ捨ておよび指定喫煙所以外の路上喫煙に対して注意指導するパトロールを行っています。
市民の皆さんの要望や違反行為の状況に応じて、臨時的に他の地区でパトロールを実施することも可能です。
また、たばこのポイ捨て等を注意喚起する掲示物の設置も行っていますので、よろしければ、ご指摘の場所の詳細を担当課までご連絡ください。
担当
環境政策課 環境係
No.5
回答日
4月20日
内容
私には小学生の子どもがいます。
市内には公園も多く小さな子どもの遊び場からお年寄りの憩いの場まで満足はしているものの、小さい子どもたちが自由にボール遊びをできる場所がありません。
反対意見などもあるかと思いますが、一部の公園はボール遊び専用にすることはできないでしょうか。
回答
市内にある公園は、憩い、遊び、運動の場所として小さな子どもからお年寄りまで多くの方が利用しています。
野球、サッカーなどのボール遊びは、他の利用者が怪我をしてしまう恐れがあるため禁止していますが、ボール遊びをするための環境が整っている、小足立児童グランドと多摩川自由ひろばにおいては、小学生以下の子どもとその保護者に限り、ボール遊びができるようにしています。
サッカーや野球等のボール遊びができる環境を整備するためには、一定のスペースを確保し、ネットやフェンスなどを設置する必要があり、既存の公園の中で、そのようなボール遊びのエリアを新設することは、スペースの確保、遊具の設置状況、利用者や近隣住民への影響を考えると難しい状況です。
しかしながら、ボール遊びについては市としても課題の一つとして受け止めており、頂きましたご要望については、今後新たに公園を新設する際の参考とさせていただきます。
担当
環境政策課 水と緑の係
No.6
回答日
4月24日
内容
今後、子どもが進学するにあたり、以下の質問に回答してください。
(1)学童クラブの情報開示について
保育園と異なり、学童の空き状況、待機児童数を公開していないのはなぜでしょうか。現状では全く公開されておらず、入所の可能性の高低を把握することができません。
(2)学童クラブへ入所できない場合の対策について
入所できない場合の対応策のうち、行政が提供している対応策はありますか。
(3)子ども関連予算の方針について
国・都の施策と並行して、狛江市では、子ども関連予算は増額されますか。
(4)公園の増設予定について
公園の増設予定はありますか。特に遊具が複数あるような一定規模の公園があるとありがたいです。
回答
頂いたご意見について、順番に回答いたします。
(1)学童クラブの情報開示について
待機児童数は「待機児対策検討報告書~学童クラブ編~(第5版)」で公開していますが、空き状況や入所可能な指数の前年度実績については、市ホームページ等での公表はしていません。
指数の設定については、待機児対策など状況に合わせて指数の配分を変更することがあるため、単純に指数の傾向を見て入所の可能性を判断することができない場合があり、参考情報として活用しようとすると混乱を招く懸念があることから、市ホームページ等での公表は予定していません。
空き状況の公表については、自治体によって判断が分かれているところですが、改めて狛江市においても公開に向けて検討します。
(2)学童クラブへ入所できない場合の対策について
学童クラブへの入所がかなわなかった場合は、放課後の居場所として市内3カ所にある児童館や各小学校にある放課後子ども教室(KoKoA)を案内しています。児童館は自由来館、KoKoAは登録制ですが、人数制限はありません。
(3)子ども関連予算の方針について
狛江市の子ども関連予算については、出産祝金以外にも令和4年10月から実施している「義務教育就学児医療費助成制度」の小学校6年生までの所得制限の撤廃や、令和5年4月から実施している「高校生等医療費助成制度」等により増額しています。今後の方針としても「義務教育就学児医療費助成制度」の中学生までの所得制限を撤廃することの検討や、学童クラブの整備等により、予算は増加することが想定されています。
そのような状況の中で、限られた財源を効果的に活用していくために、国、東京都の補助金や交付金等の財源も有効活用し、より効果的に子育てしやすいまちづくりを実現していきたいと考えています。
(4)公園の増設予定について
道路や公園の整備は、整備に関する計画に基づいて実施しています。都市計画公園については、現在、駒井町において令和4年2月に事業認可を取得し、区域の総面積約0.44haのうち約0.29haの整備を進めているところです。
今後の都市計画公園の整備について、狛江市都市計画マスタープランでは、将来的に公共的空地として維持していくことが望ましいと考えられる生産緑地地区の候補を示しており、それに基づき都市計画公園の指定を検討していきます。
公園整備には、土地所有者との調整や大きな費用を要するため容易に進められませんが、1人当たりの公園面積が小さい狛江市において、レクリエーション機能や防災機能等を確保していくことは重要であるため、引き続き検討を続けていきたいと考えています。
また、狛江市緑の基本計画では、公園の魅力を高める施策として、身近な公園の機能再編を掲げており、小規模な公園一つ一つに特色を持たせ、利用者が目的に応じて公園を選べるよう機能の再編・再整備の検討を進めています。
加えて、市内公園の遊具の適正な維持管理を計画的に行うことで、安全で快適な公園利用を確保していきます。
担当
児童育成課 放課後対策推進担当
子ども政策課 企画支援係
子ども政策課 手当助成係
まちづくり推進課 都市計画担当
環境政策課 水と緑の係
No.7
回答日
4月28日
内容
えきまえ広場に隣接している喫煙所を撤去してほしいです。
えきまえ広場は近隣の保育園児の散歩の場所になっていたり、子どもたちの遊び場として活用されていますが、喫煙所からの煙により受動喫煙が起きています。
子どもたちの健康に配慮したまちづくりを実施していただけたらと思います。
回答
狛江駅北口喫煙所から流れる煙について、ご迷惑をお掛けし申し訳なく思います。
当喫煙所は、市民・有識者等からなる「狛江市路上喫煙等の制限に関する条例改正検討委員会」より、駅前における喫煙行為の分散を抑制する必要性と煙の流出を抑制する改善措置が提言されたことを受け、平成30年度に間仕切りの延長や隙間の解消等の改修を行い運用しているものです。
代替用地の確保が困難であることや、廃止による路上喫煙の増加につながりかねないため、移設・撤去をすることは難しいと考えていますが、煙の流出を抑制するため、入り口付近で喫煙しない等、利用者のマナー向上を働きかけていくとともに、機能向上につながる改修方法を検討していきます。
担当
環境政策課 環境係