No.1
〔回答日〕

 8月5日

〔内容〕

 学校の再開に伴い、学童の全面受け入れも再開されましたが、新型コロナウイルス感染症対策が行われているものの、密状態であることは変わりなく、また、学童側からも自宅で保育が可能な家庭にはなるべく登所を控えるよう協力願いたいということでした。私としても、少しでも接触が抑えられるならと授業が済んだら速やかに自宅に戻るよう子どもたちにも伝えています。
 しかしながら、自粛期間中にお支払いした費用は還付いただきましたが、その後、通わせないのに育成料を支払い続けるのも、実のところ給付や支援で頂いたお金があっても正直家計が苦しい状態であることに変わりありません。
 私の仕事相手の仕事が完全にストップしてしまい、入金が全く無くなってしまい、特殊な仕事ゆえ、数ある救援措置もなかなか通らず、家内の収入のみに頼らざるを得ない状況ですが、幸い自宅で子どもの面倒を見ることができます。
 ですが、いつまた仕事が再開するか分からないので学童を取りやめる事も出来ず、こんな状況ですので高齢の義母に頼る事も出来ません。学童側もそんな時のために登録したのだからやめない方がいいと仰ってくださるので大変ありがたいのですが、育成料は支払い続けなければならず、金銭的にかなり切実な問題です。
 減免や減額に相当するような、何らかの措置をとっていただけるとありがたいのですが、ぜひご検討いただきたいと思います。

〔回答〕

 日頃より、狛江市の保育行政にご理解とご協力をいただきありがとうございます。また、緊急時特別保育実施に伴い、ご家庭での保育にご協力いただき、ありがとうございました。
 学童クラブの運営については、政府による東京都の緊急事態宣言が4月に発令されたことを受け、学童クラブについても休所とし、希望者のみを対象とした緊急時特別保育を行いました。そのため、令和2年4月から6月分の学童クラブ育成料(間食費等負担金)については、登所した日数に応じ減額することとしているところです。
 緊急事態宣言が解除され、また、市内小学校の分散登校が終了したことを受け、6月29日からは従来どおり放課後からの開所としていますが、今後も状況が悪化し、学童クラブを閉所するようなことがあれば、家庭での保育をお願いし、育成料等の減免を行うことも考えられます。しかしながら、現状では学童クラブは通常どおりご利用いただくことができることから、育成料等の減免は予定していません。なお、生活保護受給世帯や市民税非課税世帯等については、育成料の免除という制度もあります。ご家庭によりさまざまなご事情があるかと思いますが、ご理解いただきますようお願いします。
 今後も新型コロナウイルス感染症に関する全国的な状況に注視しつつ、検討・判断をしていきたいと思いますので、ご理解をいただければと思います。

〔担当〕

 児童育成課 放課後対策推進担当

No.2
〔回答日〕

 8月3日

〔内容〕

 私は4月28日に出産しました。わが子は国からの10万円の給付金の対象外で、妊娠中に使用したタクシー代なども対象外で支援は何もありません。自治体によってはコロナ対策で給付金を出している自治体もありますが、狛江市としてはどのようにお考えでしょうか。緊急事態宣言の中コロナの不安と闘い、面会も立ち合いもなしで頑張って生まれてきた子どもと母には何の支援もないのでしょうか。

〔回答〕

 お子様の出生日が1日違いで特別定額給付金の対象とならなかったとのことで、制度のはざまで不公平感を抱いていると思いますが、狛江市としては、これを埋め合わせる方策はないのが現状です。
 ただ、○○様もお子様も大事な市民であることに変わりはありません。各種こんにちは赤ちゃん訪問や各種健診(3~4カ月児健康診査、1歳6カ月児健康診査、3歳児健康診査)のサポート事業を実施していきます。
 また、ファーストバースデーサポート事業として、お子様の1歳の誕生日に1歳児アンケートにお答えいただくと、1万円の商品券をお渡しすることができますので、ご活用いただければと思います。

〔担当〕

 健康推進課 保健予防係

No.3
〔回答日〕

 8月11日

〔内容〕

 岩戸川緑地公園に続く遊歩道の途中の抜け道に、鍵が施錠されているのはなぜでしょうか。
わが家の近隣に保育園があり、狭い一般道を散歩している姿を見受けます。すぐ近くに遊歩道があるのにそこにたどり着くまで園児たちは遠回りをして一般道を散歩しているようです。
途中に遊歩道に続く抜け道があるようですが、施錠されており、通ることができません。
 複雑な事情があるかもしれませんが、災害時にはこの抜け道があるとないとでは避難の時間も短縮できるのではないかと考えると、一日でも早く施錠を外していただけるとよいと思うのですが。ご一考願います。

〔回答〕

 市内には、かつてかんがい用や、雨水の排水に利用されていた用水路や川等が存在していました。公共施設整備が進み、機能を果たしたこれらの用水路や川等の一部が市有地として残っており、岩戸川緑地公園のように緑道として整備している場所もある一方で、未整備の場所もあります。狛江市の方針として、通路として利用していくものは管理していき、必要のないものは希望者に購入いただく考えを持っています。
 ご意見をいただいた場所は、今後通路として整備をしていく計画です。整備時期は未定となっていますが、岩戸川緑地公園敷地内にある扉については、通路の整備が済むまでは扉を修繕し、施錠管理していきます。
 今後も適切な管理を行うとともに、通路として非常時等に利用できるよう努めていきます。

〔担当〕

 道路交通課 道路管理係

No.4
〔回答日〕

 8月5日

〔内容〕

 公民館の職員の方のことでメールをさせていただきました。その職員の方が、頻繁に自分の携帯電話で明らかに私用の電話をしています。とても休み時間とは思えない時間です。勤務中でも親や子供のこと、家庭のことで急な電話があるのは仕方ないと思います。しかし、急な電話がそう何度もあるとは思えませんし、聞こえた会話の内容は、とても急だとは思えない会話でした。頻繁にそのようなことを見かけるので、市の職員ではないのかもしれないと思い、同好会の古い会員の方に聞いてみると、○○さんという公民館の職員だと教えていただきました。
 狛江市では職員が仕事中に私用電話をすることは禁じられていないのでしょうか。
 公民館の職員の方たちには本当に感謝していますが、こういった一部の職員が仕事をさぼっているのを見るのは、残念な気持ちになりますし、怒りを覚えます。○○さんはベテランの職員だから私用電話をしていても注意できないのでしょうか。それとも注意しても本人が聞かないのでしょうか。もしそうなら職員を監督する部署で注意や処分をすべきだと思います。
 狛江市の職員の方は皆さんとても丁寧で親切にしてくださいます。その多くの真面目な職員が、たった一人の職員の勤務態度ために悪く思われてしまうのは気の毒だと思います。
 公民館の職員は狛江市の正規の職員ですよね。○○さんはパートさんなのでしょうか。パートであっても狛江市で雇用しているのなら、市民からみれば市の職員と同じです。それとも公民館は民間の会社に委託しているのでしょうか。委託会社であってもさぼっている社員を放っておくような会社には市のお仕事を委託すべきではないと思います。
 転居してきた人たちにとって、最初に接する「狛江市の職員」の印象が職員全体のイメージになります。
 私の愛する狛江市が、これからも多くの人に住んでよかったと思われるまちになるように、心から願っています。お返事をいただければ幸いです。

〔回答〕

 この度は、職員の私用電話のことで不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません。
 本人に対し事情を聴取したところ、最近家族からの電話が多くあったことは事実であり、所属長から指導を受けたということでした。
 家族からであっても仕事中に頻繁に電話をすることは、職務専念義務に反することであり、市民の皆さまからの信頼を失う行為であるため、今後は行わないよう職員課長から厳重に注意しました。
 ○○様が見聞きされたタイミングが、所属長から注意を受けた後なのかは不明ですが、注意を受けた後は私用電話をしていないとのことです。
 また、市長への手紙をいただいた7月22日付けで、全職員に対して携帯電話の私的利用について注意喚起を行ったところです。
 今後についても、市民の皆さまが不快な思いをされないよう、職員へ指導していきますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

〔担当〕

 職員課 人事研修係

No.5
〔回答日〕

 8月11日

〔内容〕

 以前から九州豪雨に対して寄付をしようと思っていましたので市役所に行きました。始めに受付で聞いたところ、しばらく待たされて福祉政策課へ行くように言われたので行ってみると、長い間待たされ、「受付はしますが、領収書の発行はできません。どうしても必要であれば後日郵送になります。」と言われました。
もちろん、郵便局や銀行で受け付けてもらえることは知っていましたが、他にも市役所に行く用事があったので伺いました。東日本大震災のときはすぐに受付され、領収書もその場でもらうことができました。ですので、今回のことは大変驚いてしまい、その日は寄付するのをやめました。
領収書の郵送代は少ない金額ですが、どうしてわざわざ私たちの大事な税金が使われるのでしょう。その分を寄付にまわすことができたらと思うと残念です。
九州の豪雨からもう2週間以上も過ぎて、物より寄付金がありがたいと新聞やテレビで報道されています。市の寄付受け入れ体制はどうなっているのですか。

〔回答〕

 はじめに、この度はご寄附のご意向をいただいていたにもかかわらず、大変お待たせすることとなり、ご希望に沿うことができず申し訳ありませんでした。不適切な対応があったこと、心よりお詫び申し上げます。
 九州豪雨に対してのご寄附に関しては、市では直接の受付を行っていないため、日本赤十字社で行っている義援金の振込口座をご案内し、お振込みをお願いしています。ご自身でのお振込みが難しい場合や、市へ直接お持ちいただいた場合については、市で日本赤十字社の義援金受付口座への振込みを代行させていただき、日本赤十字社発行の領収書をお渡ししています。
 今回は、九州豪雨に対しての義援金について、市での受入体制が整っておらず、せっかくのご寄附のご意向に対し大変お待たせすることになってしまい、申し訳ありませんでした。更にお待たせしてしまうのは申し訳ないとの考えから、領収書を後日郵送させていただくご提案につながり、ご不快な思いをさせてしまったかと思います。
 今回の件については、既にマニュアルを作成し、市役所内で情報共有しています。今後もこのような不手際のないよう、職員への教育を徹底いたします。

〔担当〕

 福祉政策課 福祉政策係

No.6
〔回答日〕

 8月11日

〔内容〕

 私は狛江市内に住む保育士です。
 先週月曜日に発熱、のどの痛みがあり、同僚も同じ症状が出たので新型コロナウイルス感染症の疑いで保健所に電話したところ、濃厚接触者と認定されるか重症な症状(せき、味覚障害など)がない限り、PCR検査はできないと言われました。その時の症状からすると、すぐにでも検査を受けたい気持ちでしたが、何度か電話相談をしましたが同じ対応でした。
 また、同僚は近隣市に住んでおり、そこでは翌日に検査を受けられました。職種的に、とてもリスクの高い職業であり、多数の子どもの命を預かっていることや、疾患を抱えながら働いている同僚や保護者の方のことを考えると早急の検査が必要であり、もし陽性ならば休園にしたり園内の消毒をしなければいけない状況にあるのにと遺憾の思いでした。
都内の新型コロナウイルス感染症相談センターに電話したところ、その症状であれば今の状況下であれば検査を受けられるはずですが、と言われました。保健所の対応を話したところ、自治体によっては違う対応となっていることを初めて知りました。
 隣の世田谷区では軽症者でも比較的検査を受けやすいことを知り、結果、最低限の移動をして世田谷区の病院でPCR検査を受けることができました。今は結果が出るまで自宅待機中です。
 地域によってここまで対応が違うとなると、感染が広がるのは仕方ないのではと思いました。狛江市は都内で働いている方々も多く住んでいる場所だと思います。最近の都内の感染者数の増加からも、今はもう濃厚接触者かどうかではなくリスクの高い職業の方だけでなくとも検査を受けられ、然るべき対応をしながら安心して生活ができる状況を築いていくことが早急に求められていると思います。
 素人の意見で失礼かと存じますが、検査の受けやすい状況を狛江市内でもぜひ作っていただきたく、悩んだ末にメールをさせていただきました。ご検討の程、よろしくお願いいたします。

〔回答〕

 狛江市においては7月までは、独自のPCR検査ができる状況ではありませんでしたが、8月から狛江市医師会に運営を委託して「狛江市PCR検査センター」を開設しています。
 これにより、新型コロナウイルス感染症が疑われる場合は、かかりつけ医に電話相談をしていただき、疑わしい場合は狛江市医師会の紹介で予約を取った上で、PCR検査を実施することができるようになりました。症状のある方の検査を増やし、早期治療と安心を届けられるようにしていきたいと考えています。
 新型コロナウイルス感染症の感染を抑え、市民の皆さまが安心して生活を送れるように、PCR検査センターの設置を含めた感染拡大防止対策を引き続き進めていきます。

〔担当〕

 健康推進課 保健予防係

No.7
〔回答日〕

 8月14日

〔内容〕

 都市計画法に基づく地区計画は、関係住民に対する影響が極めて大きいことから、まちづくり推進課の住民に対する地区計画案についての広報姿勢の抜本的改善を要望いたします。現状は、残念ながらはなはだ不十分と言わざるを得ません。具体的には、以下の提案いたします。
 市のホームページをもっと活用し、市が行った都市計画法に基づく提案は、素案段階から、変更案、最終案に至るまで、全ての段階の案およびそれらの案に関する説明会、懇談会、個別説明会など全ての議事録を、市ホームページへ掲載することです。
 議事録は当然のことながら、会終了後可及的速やかに掲載すべきです。また、市にとって都合の悪い質疑応答等の内容も、省略せずそのまま掲載すべきです。さらに、住民から意見書や要望書の提出があった場合は、その事実および内容を市ホームページ上で明らかにすべきです。
 なお、説明会等の開催日時は、できるだけ多くの住民の出席が可能になるように、平日の日中の時間帯を極力避けるべきことは言うまでもありません。市ホームページの活用は、昨今の新型コロナウイルス感染症対策で、極力外出を控えるよう求められている中、書類等の縦覧のため、わざわざ市役所に出向かなくても済むようになることから重要です。
 また、仕事の都合等により説明会等に出席できない住民も、後日市役所に出向かなくても、会で配布された資料を読むことができるようになり、会で行われた市の説明および住民との質疑応答内容を知ることができるようになります。これにより、より多くの住民が市の提案内容やそれについて出された意見等について深く知ることができるようになります。
 現状は、議事録の掲載が会の開催日から何カ月も遅れたりと、掲載のタイミングが不定期です。これでは、案の検討が行われている途中で、住民が市の提案内容を知りたい時や資料を見ようとした時、あるいは会で行われた議論の様子を知りたいと思った時に、見たい、知りたいと思った案や資料、あるいは議事録が無い場合があり大変不便です。
 また、後日住民や都市計画審議会の委員が、最終案がまとまるまでの経緯を振り返ろうとしても、市ホームページ上に途中経過が掲載されていないと議論の全体の経緯の検証が困難です。
 現在岩戸北一・二丁目、東野川一丁目周辺地区 地区計画の変更案が、都市計画法第17条に基づく縦覧および意見提出期間中です。公告日の7月20日に、まちづくり推進課を訪問し、市ホームページへの掲載を依頼いたしましたが、最終案は掲載しない予定とのことでした。理由を聞いたところ、最終案が市ホームページに掲載されていると、決定案と勘違いされる恐れがあるためとのことでした。市ホームページに掲載する時に、はっきり案だと分かるように表記すればいいだけのことで、とても納得できる理由ではありません。
 そこで、同日秘書広報室を訪問し、事情を説明の上、まちづくり推進課へ事実確認と市ホームページ上への掲載の働きかけをお願いした次第ですが、縦覧および意見提出期間が終わろうとする現在に至るも、まだ掲載されていないのは残念なことです。
 まちづくり推進課に備え付けの縦覧書類は、わずかバインダー1冊のみでした。これを不特定多数の縦覧希望の住民が手にして見ることになります。従来からの慣行なのでしょうが、新型コロナウイルス感染症対策で、多数の人が触れる箇所の消毒が求められているなか、これも理解に苦しむことでした。市ホームページに掲載すれば、書類に触れる必要がないことは言うまでもありません。
 また、従来の縦覧方式ですと、縦覧可能なのはまちづくり推進課が開いている平日の午前8時半から午後5時までなので、縦覧したくても仕事の都合上できない人も、ホームページに掲載されれば、縦覧可能になります。
 同課については、今回、変更案が公告されるまでの経緯において、当初、同案の原案に含まれていた低層住宅地区における一部道路の5メートルへの拡幅案の取扱いを巡って、関係住民の不信感が醸成されました。
 大きな理由は、昨年6月に初めて発表された市の案についての広報が不十分なため、多くの関係住民が案の内容についての理解が不十分な段階だったにもかかわらず、11月の都市計画審議会において、同課から審議委員に対し、「5メートル幅員の箇所を設けることについて、当該区画道路沿道の皆様あてに説明会を実施したり戸別訪問等を行う中では、おおむね内容にご理解を賜わっていると感じているところです。」と、案の内容について沿道住民の理解が得られているかのごとき報告が行われたことや、12月の原案説明会において、同課から出席住民に対し、「地権者の皆様には、私たちが連絡させていただいて、お会いできていない方は7名のみであり、他の皆様にはお会いできて、9割以上の方にはお話ができているという状況です。」と、あたかも沿道住民の大多数の同意が得られているかのごとき説明が行われたことにあります。
 さらには、関係住民だけに対する9月の個別説明会で、まちづくり推進課の担当の方から、「地権者の方は意見を提出することができるため、反対の意見が多ければ計画を考える必要がある。」、「大多数が反対となれば、計画の見直しも必要であると考える。」など、反対意見が多い場合は計画を見直すとの趣旨の説明が、出席した沿道住民に対してあったにもかかわらず、その後、沿道住民の大多数から案取り下げの要望書提出があったため、今回告示の案では原案が変更され、道路の拡幅案をいったん取り下げた形になったものの、今回の17条告示において方針附図に当該沿道を特に図示し、将来の拡幅に含みを残す取扱いとしていることにもあります。
 ちなみに、当時、私たちの知っている沿道のご近所の多くの方が、いまだ案の内容についてよく把握していない状況だったにもかかわらず、上記のように、案の内容が住民によく浸透しているかのごとく、12月の原案説明会での同課の説明に強い違和感を覚えたので、説明会が終わった後、同課の担当の方に電話して詳しく聞いたところ、実際には沿道の対象戸数61軒中、個別説明会に参加したのは14軒のみであり、また、9月平日の午後、沿道の各戸に対し1回だけ行われた戸別訪問で会えたのは23軒のみであり、残りについては電話等でコンタクトした人を含むとのことでした。
 その後、6月にはじめて拡幅案の開示があってからわずか半年後の、年末年始の多忙時に、早くも拡幅原案の16条公告に対する意見提出期限が設定されたため、意見書提出が間に合わなかった住民が多くいました。そこで、年明け後の1月にアパートなどを除き、地権者が現に居住する沿道の住戸の9割から、5メートル拡幅案の取り下げを求める要望書が市長あてに提出されたことはご承知のとおりです。特に、電研通りと五小通りを結ぶ道路については、沿道の対象住戸25戸中、24戸から案取り下げを求める要望書が提出されました。
 この間の市の一連の動きは、あたかも、地区計画の内容を関係住民が知り、うるさいことを言ってくる前に、法律上決められた手順を一応踏み、決定に持ち込もうとしているかのように感じられました。
 また、要望書が提出されたその後の対応も、ご理解くださいと市側の主張を一方的に繰り返すばかりで、住民の質問にも回答をはぐらかすなど、住民の意見を吸い上げようとする姿勢に乏しく、本当の意味での話し合いにならないことが多く、市の誠意を疑わざるを得ないようなものでした。
 今後、このように関係住民に無用な不信感を抱かせるようなことのないように、上述の通りの市ホームページ掲載内容の充実に加え、 ニュースレター 、市広報紙、ポスティングなどはもちろん、町内会回覧板等も活用して住民への情報伝達チャネル多様化等による住民への周知徹底方法の工夫、説明会等出席への積極的働きかけのための宣伝方法の工夫、無味乾燥な役所言葉をなるべく多用しない正確で分かりやすい案内等の説明方法の工夫、法に則った意見書を提出させることで事足りるとするのでなく待ちの姿勢を排したアンケート実施を含む住民意見の積極的吸い上げ方法の工夫など、地区計画案の周知徹底のための住民への伝達方法と、一方的でない住民との対話方法に関して、抜本的な改善を市長より同課にしっかりとご指示いただきたくお願い申し上げる次第です。
 なお、市のホームページ上で、都市計画関係の情報については、現在、「住まい」の項目のひとつとして掲載されています。「住まい」という言葉からは都市計画をなかなか連想しにくいこともあり、住民が市ホームページでもっと目指す項目を情報検索しやすいよう、「都市計画」として独立項目を設けることをご検討いただきたく、併せてお願い申し上げます。

〔回答〕

 地区計画策定にあたり、各種ご意見、ご要望およびご提案をいただき、ありがとうございます。
 岩戸北一・二丁目、東野川一丁目周辺地区地区計画については、一般財団法人電力中央研究所の敷地一部売却に伴い住環境が変化したことや、調布都市計画道路3・4・4号線外が優先整備路線に指定されたことをきっかけに、低層住宅地区を含め、都市計画上の喫緊の課題が浮き彫りになったことから、平成30年3月30日に地区計画を策定し、その後も段階的に変更を行っているものです。
 地区計画を策定するには、都市計画法に基づく各種手続きが規定されていますが、地区の権利者等に理解していただきながら、まちのあるべき姿を検討していくために、規定の手続きだけでなく、アンケートの実施や懇談会の開催、素案をまとめての懇談会等を行ってきました。
 地区計画の内容を広く理解していただくために、また、新型コロナウイルス感染症対策での新しい日常の在り方として、積極的に市ホームページを活用すべきとのご提案ですが、基本的にごもっともだと感じます。
 都市計画は「都市計画区域」という範囲で区分けされており、狛江市および調布市は「調布都市計画区域」となっています。実際に慈恵医大第三病院周辺や多摩川住宅等の市域を超えた地区計画がある等、都市計画としても市境で分けられない都市環境があります。都市計画手続きにも両市で権利者への周知を含めた運用手続きや、サービス水準の均衡を図りながら、連携して検討や運用を行う一方で、改善していかなくてはならない面もあります。
 調布市としても新しい日常に対応する運用は狛江市と同じく課題であるとのことですので、ご提案いただいた縦覧図書のホームページ上での公開等は、調布市と調整の上、改善していきます。
 ホームページでの公開が遅くなった議事録があったことについてはお詫び申し上げます。会議後すぐに作成・公開することは難しい部分もありますが、今後改善していくよう努めていきます。なお、当該議事録は要旨による記録としています。一言一句を掲載することは困難であり、作成にも多くの時間を費やすこととなりますので、ご容赦いただければと思います。また、ご心配されている、市に都合の悪い質疑を省略するといったことはこれまでもありません。
 懇談会等の記録を地区の皆さまで共有しやすくするためにホームページで公開をするべきとのご意見についても、今後も新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、懇談会等への参加そのものが難しくなっていくことも懸念されますので、その在り方を検討していく必要があると思います。地区計画は今後当該地区に限らず検討されていくものですので、今後の懇談会等の在り方について検討するよう担当部署に指示しました。
 岩戸北一・二丁目、東野川一丁目周辺地区地区計画の素案に至る検討経緯や、その後の区画道路の一部の沿道の住民の皆さまとの調整内容等も、担当から報告を受けています。それらを踏まえて区画道路の指定を一部削除し、壁面線の指定や方針附図の記載を変更しています。
 これまで懇談会や素案説明会等を重ね、当該区画道路沿道の住民や権利者を対象とした説明会や個別説明を行ったところです。担当部署からの報告によると、令和元年9月に行った当該区画道路沿道の住民や権利者を対象とした説明会では、地区計画のルールは、建替え等土地利用が変わる時に守ってもらうこととなっており、地区計画変更後すぐに道路を拡幅整備するものではないことを説明したとのことです。また、計画に反対があった場合の質問もあり、「合意形成が得られなければ、地区計画をまとめることができない。大多数が反対となれば、計画の見直しも必要であると考える。また、反対の方よりも賛成の方が多ければ、この内容のまま手続きを進めることになると考える」とも説明したとのことです。その場での反対意見は多くなかったと報告を受けており、おおむね理解されたと考えたことから、11月の都市計画審議会でも、その時点の状況を報告しました。
 この時点では、沿道住民向けの説明会や個別説明を通して、建替え等の土地利用が変わる時に守ってもらう、より良いまちづくりのためのルールの提案に対し反対意見は少ないと判断し、地区計画の変更原案を作成し12月に原案説明会を行いました。
 しかし、地区の皆さまからは、当該地区計画が自分の住んでいる地区と認識されていなかった方がいたことや、なかなか内容が理解しがたく、明確な意見がまとまるまで時間がかかった状況もあったと思います。このことは市としても把握しきることができず、申し訳ありませんでした。それにより、当該区画道路沿道の住民の皆さまには不信感を持っている方もいらっしゃるのだと思います。
 その後、令和2年1月21日付けで当該区画道路沿道の住民の皆さまから要望書をいただきました。その要望書に対する回答で述べた通り、当該区画道路についてはその在り方を示すのは時期尚早と考え、区画道路としての指定は見送りました。しかし調布都市計画道路3・4・4号線外が優先整備路線に指定されたことを踏まえ、将来まちの姿は変わっていくことが想定されます。今そのことに目をつぶることは、都市計画行政を担う狛江市としては許されないと考えています。
当該道路のあるべき姿の模索は今後の課題です。ニュースレターでもお示ししたとおり、拡幅ありきとは考えていません。当該道路のあるべき姿として、一方通行にしてはどうか等、皆さまがさまざまなご意見をお持ちと聞いています。
 都市計画道路の事業化の進捗にあわせ、幹線に囲まれた区画としてどうあるべきかを時間をかけて検討していきたいと考えています。また、その時代の社会情勢に伴い、見えてくる課題もあるかもしれません。その際はぜひ皆さまにもまちづくりについて参画していただきたいと思っています。
 なお、市ホームページの情報を探しにくいとのご指摘については、分かりやすく、見やすいホームページとなるよう日々努めているところですが、今回いただいたご指摘も踏まえて、より一層見やすいホームページづくりに努めていきます。ご理解くださいますようお願いいたします。

〔担当〕

 まちづくり推進課 都市計画担当
 秘書広報室 広報広聴担当

No.8
〔回答日〕

 8月11日

〔内容〕

 世田谷区において、世田谷モデルが打ち出されました。ぜひ、狛江市も検討段階から一緒に入ることを強く要望します。政府が全く有効な対策をとれないまま、国難は続いています。
 今や私たちの安心安全は自治体にかかっています。隣接する狛江市が一緒に行うことは、世田谷区も望んでいるはずです。どんなに感染対策をしていても、誰でも感染する可能性があります。感染者を見つけ出して隔離するしかないです。医療・介護・学校・美容院・スーパーの店員さんなど、ソーシャルディスタンスがとれないエッセンシャルワーカーの人に、私たちは支えられています。クラスターを未然に防ぐ、みんながびくびくして生活することを早く解消していただきたい。
 国は何も動いてくれません。東京都医師会も会見で言っていました。どうか狛江市独自の対策を行い、私たちを守ってください。

〔回答〕

 「世田谷モデル」は、PCR検査を大量に拡充することで、まずは感染者拡大で膨らむ需要に対応し、病院や介護現場などエッセンシャルワーカーが無症状でも定期的に検査を受けられるようにしていくものです。
 狛江市においては、8月から狛江市医師会に運営を委託して独自のPCR検査ができる「狛江市PCR検査センター」を開設しています。
 これにより、新型コロナウイルス感染症が疑われる場合は、かかりつけ医に電話相談をしていただき、疑わしい場合は狛江市医師会の紹介で予約を取った上で、PCR検査を実施することができるようになりました。
 現在はエッセンシャルワーカー等がいつでもPCR検査を受けることはできませんが、東京都とも協力をしながら体制整備を検討していきたいと考えています。
 新型コロナウイルス感染症の感染を抑え、市民の皆さまが安心して生活を送れるように、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を引き続き進めていきます。

〔担当〕

 健康推進課 保健予防係

No.9
〔回答日〕

 8月18日

〔内容〕

 狛江市役所の方々には市民サービスという概念がないように思います。先日国保加入手続きをしました。対応そのものは悪くないのですが、こちらから質問しないと、健康診断の情報をいただけませんでした。手続きの際に今年は健康診断を受けましたかと一言あっても良いかと思うのですが、そういったお考えはないのでしょうか。以前別の手続きをした際も、なぜその時に教えてくれなかったのだろうと思うことがありました。市役所職員のお仕事は市民サービスであるという概念を浸透させていただけませんでしょうか。

〔回答〕

 この度は、職員の対応によりご不快なお気持ちにさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。
 狛江市国民健康保険の加入等の手続きに際しては、来庁されたお客様の状況を伺いながら、制度全般や保険証、保険税に関すること、また、特定健診等についてもご案内することとしています。この度の対応では、○○様からご質問をいただく前に十分な説明ができず、大変申し訳ありませんでした。担当課では、窓口で手続きを進める際、関連してお知らせすべき項目のチェック欄を設けてご案内に漏れのないよう注意をしていますが、ご意見をいただき、新たに特定健診に関するチェック欄を追加することとしました。
 市役所にはさまざまな用件で来庁されるお客様がいらっしゃるため、市職員には幅広い知識で適正かつ迅速に接客するだけでなく、市民の皆様に寄り添い、想像力をもって丁寧に対応することが求められます。
 今回のご意見を真摯に受け止め、改めて市役所の業務は市民の皆様に対するサービスであるとの認識を持ち、行政のプロフェッショナルとして市民の皆様に信頼していただけるよう研修等を通じて職員に徹底し、より一層の工夫と改善を重ねていきます。

〔担当〕

 保険年金課 国民健康保険係

No.10
〔回答日〕

 8月19日

〔内容〕

 新型コロナウイルス感染症対策として、自宅療養キットの配布を要望いたします。
 墨田区や足立区では新型コロナウイルス感染症陽性患者で、すぐに入院ができない方などへ自宅療養キットを配布しています。狛江市でも買い物により感染拡大を広めないために、キットの配布は不可欠ではないでしょうか。陽性者の濃厚接触者である家族にも役立ちますので、自宅療養に限らず配布をすることを提案します。
 早急なご対応を希望いたします。

〔回答〕

 感染者のうち、事情があって自宅療養する軽症者は、買い物にも行けず家族の世話などもあり生活に苦慮することも多いと考えています。区部では、新型コロナウイルス感染症に感染して自宅療養する方へ、自宅療養セットの支給を実施している自治体があり、食品やティッシュペーパーなどの日用品のほかに、マスクなどの生活必需品を自宅まで自治体職員が車で配達していることは存じています。
 それに対し、狛江市では陽性者の住所などの情報を把握することができないことが課題であると考えています。特別区と異なり、狛江市では保健所を持っておらず、また、多摩地域のほとんどの市においても同様に保健所を持っておらず、陽性者の情報は東京都や保健所が管理しています。そのため、すぐに対応することが難しいと考えていますが、東京都や保健所とも協議して状況を改善できるように努めていきます。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑えることが大事であると考えますので、市民の皆さまが安心して生活を送れるように、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を進めていきます。

〔担当〕

 健康推進課 保健予防係

No.11
〔回答日〕

 8月18日

〔内容〕

 以前はおむつ処分用として有料のごみ袋(可燃)が配布されていましたが、スーパーのレジ袋等での処分が可能となり配布が廃止になりました。
 しかし、今般レジ袋が有料化となったため、おむつ処分のためにレジ袋を購入しなければならない状況となってしまいました。
 ごみ袋の配布を廃止した時とは状況が異なっていますので、再度何かしらの支援を開始していただくようお願いします。

〔回答〕

 いつもごみの分別にご協力いただきましてありがとうございます。
 紙おむつについては、平成31年4月より、容量45リットルまでの透明または半透明の中身が確認できるレジ袋等の袋に入れて、燃やせるごみの収集日に出すことができるようになっています。
 令和2年7月1日より、全国一律でレジ袋が有料となっていますが、バイオマス素材を配合するなど環境に配慮したレジ袋を無償配布する店舗等もあり、そのようなレジ袋の活用等を考慮しますと、現行の対応を継続したいと考えています。
 ご要望に沿った回答にならず恐縮ですが、ご理解のほどお願いいたします。

〔担当〕

 清掃課 業務係

No.12
〔回答日〕

 8月18日

〔内容〕

 粗大ごみの申し込み先の電話番号がいつもつながりません。電話以外の申し込み方法はファクシミリとのこと。早急に、インターネット申し込みに対応してください。平日働いている人間としては、現状とても不便です。

〔回答〕

 いつもごみの分別にご協力いただきましてありがとうございます。
 粗大ごみの受付方法のシステム化については、システムの運営費用や改修費用が多額であるなどの課題があります。
 このような課題を踏まえ、現在、市では市民サービスの向上と業務の効率化や、確実性のある清掃行政の運営を第一として、運用コストが低く、安定して運営できる体制を模索しています。
 ご要望に沿った回答にならず恐縮ですが、ご理解のほどお願いいたします。

〔担当〕

 清掃課 業務係

No.13
〔回答日〕

 8月24日

〔内容〕

 狛江団地内の藤塚第四児童公園の4本の樹木を伐採し撤去してください。
 以前は5本ありましたが、台風で倒れ1本撤去されました。残りの4本も、毎年落葉が大量に発生し、付近の道路にも積もり、地域の清掃をする皆さんも大変苦労し迷惑しています。落葉が大量に発生するだけで、植栽本来の目的に沿っているとは思えません。ただ木を植えればいいというものではなく、この木は無駄な植栽になっていると思います。ぜひ撤去の検討をお願いします。

〔回答〕

 日頃より狛江市の公園施策について、ご理解、ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。
 ご意見をいただいた箇所の樹木について、職員が現地を確認したところ、藤塚第四児童公園の「アオギリ」という落葉樹でした。児童公園からの落葉により、地域の皆様にご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ありません。
 市では、緑化施策の推進のため、緑を保全していくことも重要な使命であると考えています。そのため、不要な樹木をただちに伐採するということではなく、適切に維持管理したうえで、緑の保全をしていく方法も含めて検討しているところです。
 今後、強せん定等を含めた対策を検討し、樹木の適切な維持管理に努めていきますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

〔担当〕

 環境政策課 水と緑の係

No.14
〔回答日〕

 8月21日

〔内容〕

 狛江駅南口の郵便局の並びにある店舗の看板や商品が歩道に出ている問題ですが、私は過去何回も市役所の道路交通課の担当者と責任者の方に直接話をしています。しかし、一向に改善されていません。駅周辺の自転車等の放置等には指導員も配置し、看板も多数設置して対策されていますが、歩道に置かれた店舗の看板や商品は危険ではないという判断なのか、それとも役所で特別に許可を出しているのでしょうか。
 歩道に置かれた自転車は危険なので置いてはいけないと言い、店舗の看板や商品はなぜいいのでしょうか。また、同じ周辺の店舗の歩道側に突き出ている屋根ですが、これは市で許可していますか。高さ長さともに規制の範囲外になっています。今回は何度電話で話してもまったく改善されないので、こちらにてお伝えしていますが、役所の担当者が問題を明確に認識しているにもかかわらず、改善しないのは明らかな業務怠慢であり、税金泥棒と言われても仕方がないと思います。早急な回答と改善を市民として要求いたします。

〔回答〕

 歩道上の看板や商品の陳列等は、狛江駅南口周辺に多数存在している状態であり、市としても以前から問題視しています。
 また、沿道建物から道路上空にせり出したひさし(屋根)についても、法令の基準を満たしておらず、無許可で設置されているものがあります。
 これまでも、広報こまえや市ホームページでの周知のほか、直接所有者を訪問して改善を指導する等の対応をとっていますが、改善に至っていない状態です。何度も担当部署にご指摘を頂いていながら、抜本的な解決策を見出せていないことについて、市の指導力不足を痛感しています。
 道路上にみだりに物件を置くことは、違反行為であり、安全な道路環境を維持するためには、より効果的な改善指導が必要と考えています。現在、これらの不法占用物件に対する指導の具体的な手法をルール化するための要綱の作成を進めており、これまでより踏み込んだ指導を検討しています。また、個々の商店ではなく、地元商店会と連携して自主的な改善を促す等、さまざまな角度からアプローチをかけて対応していきたいと考えています。ご批判を真摯に受け止め、改善が図れるよう引き続き対応していきますので、ご理解いたければと思います。

〔担当〕

 道路交通課 道路管理係

No.15
〔回答日〕

 8月27日

〔内容〕

 主人が市内の造園土木会社で職人をしております。異常な暑さが続く中、ヘルメットと、場合によりマスクを装着しながら早朝から夜遅くまで肉体労働をしているのですが、午前1回、お昼休み、午後1回の1日3回の休憩の際、エアコンを効かせたトラックの中で体を休めることができる仕事とできない仕事があるそうです。
主人いわく、公立校の草刈りや街路樹の伐採など、市からの要請の公共性を伴う仕事を行う際は、近隣の方からのクレーム回避のため、基本的に停車中のトラックのエンジンはかけられないと市から言われている旨、会社から指示されているとのことです。
 家の者としましては、ただでさえ熱中症予防のため外出を控えるよう国から指示をされているような猛暑の中、外仕事の職人の休憩時間ぐらいは、どうか空調の効いた空間で体を休めてもらいたいと切実に願っており、毎晩無事に帰宅するかどうか心配は尽きません。
 エンジンをかけた状態でトラックを停車させることについては環境の問題も含め、さまざまなご意見があることは重々承知ですが、外で働くあらゆる職種の方々の安全と健康のため、その可否につきご検討いただくことは可能でしょうか。
 もし不可とのことでしたら、例えば公立校での仕事の際は、職員室など空調の効いたお部屋を休憩の時間だけ職人が使用させていただくことはできないでしょうか。
 突然このようなお手紙を差し上げてしまい恐縮ですが、この声が何かのお役に立てればと願っております。お忙しいとは存じますが、ご検討の程よろしくお願いいたします。

〔回答〕

 「連日の猛暑の中、狛江市発注の街路樹等の維持管理作業を行っていただきありがとうございます。
 また、新型コロナウイルス感染症対策として、マスクを着用しながらの作業とのことで、ご主人さまの体調がご心配のことと思います。
 熱中症対策については、各受注者および現場ごとにさまざまな工夫をして実施していただいているところですが、冷房をつけて休憩するために、トラックを駐車した状態でエンジンをかけることについては、東京都の「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」でアイドリング・ストップが義務付けられているため、条例に基づいた指導をしているところです。
 一方で、現場の状況にもよりますが、近くの公園の木陰で休憩することや、一度会社に帰っての休憩については、特に妨げていません。また、現場の広さによっては、休憩用テント等の設置や市の施設内で休憩いただける場合もあるかと思いますので、工事の責任者から市役所担当課へ、その都度ご相談いただければと思います。
 併せて、狛江市発注の請負工事や、維持管理等の業務委託における契約書取り交わしの際に、熱中症への配慮・対策を行っていただくよう注意喚起していきます。

〔担当〕

 整備課 土木整備係
 学校教育課 教育庶務係
 総務課 契約係