「市長への手紙」回答(令和2年4月分)
No.1
〔回答日〕
4月10日
〔内容〕
狛江市の幼稚園の入園式延期についての要望です。
幼稚園は人数が多いです。共働き家庭も多く、感染源は計り知れません。1人でも感染者が出れば、顔中の粘膜を常に触ってしまう子ども達の間では、あっという間に感染が広まります。登園バスも密ですし、1クラスに30人以上いて、それが複数クラスもある、本当に危険な密状態です。
幼稚園の子供が全員ずっとマスクをしていられるとは思えませんし、自分の子どもが欠席するのは簡単ですが、誰か一人でも感染してしまったら、近くには老人ホーム等の施設もあり、狛江市内に感染が広がると思います。
隣の世田谷区の幼稚園は入園式と登園が延期になっています。幼稚園に問い合わせたところ、幼稚園のホームページを見ていただければわかりますが、狛江市の判断に従うとのことでした。
また、自粛したい人はすればいいという意見もありますが、幼児で色々まだ馴染めない中、クラス替えをして、登園してる子達だけで仲良くなったり、学びの内容にズレが出るのも良くないです。一斉に休み、収束後にみんなで同じことを学び、みんなで進んでいくべきです。
どうか子どもの命、市民の命をお守りください。市長の一言で多くの命が救われると思います。
〔回答〕
日頃より狛江市の幼児教育行政にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症に関しましては、各種報道が行われ、感染拡大に対する不安が増していることと思います。私立幼稚園については、現時点では、入園式の延期や休園を要請することは困難ですが、緊急事態宣言発出に向けた動きを踏まえ、市内各幼稚園では、既に入園式の中止・延期や休園を決定しているところです。
今後も新型コロナウイルス感染症に関する全国的な状況に注視しつつ、状況に応じて検討・判断していきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
〔担当〕
児童育成課 幼児教育・保育係