第7回狛江市生物多様性地域戦略策定検討部会(令和元年10月4日会議録要旨)
1 日時 | 令和元年10月4日(金曜日)午前10時~11時 |
2 場所 | 狛江市防災センター303会議室 |
3 出席者 |
部会長 葉山 嘉一 職務代理 杉本 一正 部会員 川﨑 貴志 白井 真一 白井 和恵 小川 保 竹本 久士 篠 清治 由井 敏雄 幸野 智恵 環境政策課長 植木 崇晴 事務局 環境政策課水と緑の係係長 海老原 悠輔 環境政策課水と緑の係主事 丸山 雄規 環境政策課水と緑の係主事 石濱 愛子 |
4 欠席者 |
馬場 健司 |
5 議題 |
1 開会 2 審議事項 (1)戦略(素案)について (2)パブリックコメント及び市民説明会の実施について 3 その他 (1)次回の日程について (2)その他 |
6 資料 | 資料1 狛江市生物多様性地域戦略(素案)
資料2 取組項目の文言修正案について 資料3 狛江市生物多様性地域戦略(素案)に対するパブリックコメント及び市民説明会の実施について 参考資料1 第6回狛江市生物多様性地域戦略策定検討部会議事録(要旨) |
7 会議の結果 | |
1.開会
2.審議事項 (1)戦略(素案)について ○事務局 今後のスケジュールについて説明 ○事務局 資料1および資料2について説明 ○部会長 事前に資料をお送りしたのでご確認いただいているかと思う。修正等について事務局から説明があったが、ご意見があれば挙げていただきたい。 ○部会員 表紙の写真の12番の写真がオオカマキリとなっているが、ハラビロカマキリのように見える。確認してほしい。 ○事務局 確認する。 ○部会員 4ページについて、温暖化の危機の例としてナガサキアゲハを挙げているが危機に結びつく内容になっていない。チョウが増えて嬉しいと感じる人がいる可能性もある。その他に明確に温暖化が影響しているものとしてウスイロササキリの例があり、西の方に住んでいるホシササキリに住みかを奪われ、湿地等に追いやられている。種名を出さなくてもよいが、もっと危機感につながるような書き方をした方がよい。 ○事務局 どの生きものを例に出すか迷ったが、明確に温暖化の影響であると証明されているナガサキアゲハを取り上げた。ウスイロササキリについては確認する。また引き続きナガサキアゲハを記載する場合も、危機感につながるような書き方に修正する。 ○部会員 15ページのコラムについて、右の写真がこれだけではひょうたん池なのか弁財天池なのか分からないので差し替えてほしい。また、左の江戸名所図会は鳥瞰図であるが分かりづらい。霊泉として紹介されている池だけの図もあるので、できれば追加していただきたい。 ○事務局 霊泉図については調べ、対応を検討したい。 ○部会員 48ページの指標種について、一般的には、ナナフシと呼ばれることが多いため、ナナフシモドキの種名に「(ナナフシ)」と追記してほしい。また、クヌギ・コナラなどの葉を食べるとなっているが、狛江市で見る限りエノキやアカメガシワをよく食べているように感じる。 ○事務局 名称は追記する。また、エノキ、アカメガシワについては確認の上、追記等を行う。 ○部会員 65ページについて、「狛江市ではマムシを含めて4種のヘビを確認」となっている。確認時期にもよるが、マムシ、アオダイショウ、シマヘビ、ヒバカリ、ジムグリの5種は現在でも間違いなくいるのではないか。 ○事務局 一昨年度および昨年度に行った環境調査では、シマヘビを除いた4種類の確認のみであったため、調査を根拠としてこのような記載とした。「狛江生きもの探検隊」ではシマヘビの報告があったが、写真等が無く根拠として弱いため加えなかった。 ○部会員 狛江水辺の楽校ではシマヘビを見かけることがある。 ○事務局 狛江水辺の楽校にいるとの情報をご提供いただいたということもあり、表記を4種から5種に修正したい。 ○部会員 65ページのマムシの説明に、「殺さないで」といった内容を強調して加えてほしい。もっとヘビを守るような書きぶりが必要である。 ○事務局 マムシの写真のキャプション部分などで追記を検討したい。 ○部会長 21ページについて、「ツミやチョウゲンボウといった猛禽類(ワシやタカの仲間)や~」といった記載があるが、チョウゲンボウはハヤブサ科である。ツミはタカ科なので、「タカやハヤブサなどの仲間」と表現を修正してはいかがか。 ○部会員 フクロウも含まれる。「タカやフクロウなどの仲間」あるいは「タカやハヤブサ、フクロウなどの仲間」がよいのではないか。 ○事務局 括弧綴じでタカやハヤブサ、フクロウの仲間と追加する。 ○部会員 中身は大変見やすくてよくなったが、表紙に写真が多く、タイトル名などが埋もれてインパクトがない。写真を多く使うのはよいが、もう少しすっきりさせるなど、工夫してほしい。 ○部会長 活字が写真と被らないようにするなど工夫してみてほしい。今回の会議はパブリックコメント前の最後の会議であるので、表紙のデザイン等は部会長と事務局で修正を行う。 ○部会長 「第6章 戦略の進め方」は、前回の策定検討部会の意見を受けて修正されているが、いかがか。意見があればあげてもらいたい。 <特になし> ○事務局 補足説明をさせて頂きたい。62ページの写真は部会員からいただいたものであるので、写真提供者として最後のページに名前を追記させて頂ければと考えている。 ○部会員 了承した。所属先は農業委員会としてほしい。 ○部会員 写真提供者の名前であるが、自分は会の代表として会議に参加していないので所属名は書かないでほしい。個人的な写真であり、会の名前を出すことについては了解をとっていないため。 ○事務局 所属先を削除する。 ○部会長 今後、気づかれた点があれば、事務局に連絡をするようお願いしたい。
(2)パブリックコメント及び市民説明会の実施について ○事務局 資料3について説明 ○部会長 狛江市では、戦略等をつくるときに必ず市民説明会を行っている。今回は策定後の機運醸成も見据えて、シンポジウム形式でも行う。何か意見はあるか。 ○部会員 対象者について、狛江市の在住・在勤・在学者ではないが、度々訪れているといった人は対象とならないのか。 ○事務局 対象者は他の部署とも揃えている。一般的にこのような記載としている。 ○部会員 狛江市が好きで訪れている人もいると思う。在宅・在勤・在学の人だけでは閉鎖的であると感じる。 ○事務局 狛江市でつくる戦略は、市民を対象とするものであるため、市民以外を、説明会の対象者とするのは趣旨と外れてしまう。 ○部会員 むしろ、市民でも知らない人の方が多い。このような説明会は、たとえば戦略に関係する活動を行う市民であっても、意外と知らないことが多く、また知らないですませている人も多い。広報に工夫するなどして、市民に知れ渡る方法を考えた方がよいと思う。 ○事務局 周知について努力する。現時点では、11月15日号の市報に載せるほか、ポスターやチラシの配布、Twitterでの発信を行う予定である。 ○部会長 ぜひ広報に力を入れていただきたい。 ○部会員 「わっこ」に載せることはできるのか。 ○事務局 難しいとは思うが、打診してみる。 ○部会員 口コミの力も大きいと思う。探鳥会などのイベントの際に周知してもらうよう、団体に依頼したらよいのではないか。 ○部会長 生きもの系のグループの代表に声をかけるのは効果的である。ぜひ行ってほしい。 ○事務局 チラシを準備するので、部会員の皆様にもぜひご協力をお願いできればと考える。 ○部会長 シンポジウムの内容は現在検討中とのことだが、皆様にもご協力いただきたいと思う。よろしくお願いします。
3.その他 (1)次回の日程について ○事務局 次回は1月頃の開催を予定している。日程調整は改めてさせていただく。
(2)その他 ○部会長 その他、部会員から何かあるか。 〈意見なし〉
○部会長 それでは、本日はこれで閉会とする。
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