「市長への手紙」回答(令和6年7月分)
No.1
回答日
7月2日
内容
中央図書館の多くの所蔵本が盗難等で所在不明となっています。
図書館の本が紛失・盗難されたとき、市はどのように責任を取るのですか。
図書館の本は市民税などで購入していると思います。紛失した本の税金を私たちに返してください。
回答
本の行方不明によりご迷惑をお掛けし、申し訳なく思います。
状況を図書館に確認しました。
図書館では、盗難対策として館内の巡回、注意ポスターの掲示、鏡の設置等を行いましたが、不明本を防ぎきれていないのが実情です。さらに盗難について警察にも相談していると報告を受けています。
また、不明本については他市との相互協力貸出を利用し、通常貸出よりも時間はかかってしまいますが、利用者の皆さんに本を届けているところです。
現在、新図書館整備に向けて、中央図書館は令和6年8月から休館となり、9月から市役所の旧市民食堂内に臨時窓口を開設する予定です。
令和7年11月開館予定の市民センター図書コーナー、令和8年10月開館予定の新設図書館には、セキュリティゲート(BDS)を設置するため、現在各書籍にICタグを貼付しているところです。多摩26市の図書館でもセキュリティゲートを設置した図書館は相当の紛失防止効果があったことを確認していますので、設置に向けた準備を進めていきます。
担当課
図書館 図書サービス係
No.2
回答日
7月9日
内容
狛江駅前も新しくなり、くつろげる場所も増えましたが、駅周辺のWi-Fi環境がないので、狛江の魅力や食事、お店の情報などがリアルタイムで発信できる環境整備をお願いします。
市民だけではなく、狛江を訪れた人たちの口コミ情報も大切だと思います。
ご検討をよろしくお願いいたします。
回答
市では公共施設等における市民向けのWi-Fi環境整備について、東京都の「つながる東京」との連携や、民間施設の場合はその事業者とも情報共有し、多重投資とならないようにしています。市としての費用対効果等を勘案しながら公共施設全体で整備の検討を進めています。
狛江駅の周辺については、民間事業者の協力を得て、駅構内とえきまえ広場に市民が利用できるWi-Fi環境を整備しています。
なお、今回、小田急マルシェ狛江のリニューアルオープンと併せて、施設内までWi-Fi環境を整備することを考えた場合には、その整備によって恩恵を受けるテナント等の民間事業者との役割分担も必要であることから、頂いたご意見については施設を管理している民間事業者へもお伝えします。
担当課
情報政策課 情報政策係
No.3
回答日
7月9日
内容
狛江駅前に新しく焼き肉屋ができ、駅を利用するごとに肉の臭いがするかと思うと大変憂鬱です。
公共性の高い場所に臭いの強い店舗を配置するのはふさわしくないと思います。
回答
ご指摘の内容について、状況確認し、高架下商業施設の運営会社を通じて、店舗側にお伝えしました。
臭気と煙の問題については、運営会社が店舗側に指導を行い、臭気と煙を軽減するための集じん機と脱臭フィルターを増設し、敷地境界線の臭気が基準範囲内であることを市では確認しております。
引き続き注視していきますが、改善がみられない場合は改めて下記担当までご連絡ください。
担当課
環境政策課 環境係
No.4
回答日
7月11日
内容
猪方にある神社内に使われていない設置物があります。
そこに雨水が溜まり、カラスの水浴び場になっていたり、ボウフラが湧いています。衛生的にもよくないため、破棄していただくことはできないでしょうか。
回答
ご指摘のあった神社内の設置物を調査したところ、雨水が溜まっている状況を確認しました。
そのため、神社の役員の方に定期的な清掃等、衛生的な管理を行っていただくよう依頼し、同意いただきました。
なお、設置物については私的財産であり破棄を指導することはできません。ご理解の程よろしくお願いします。
引き続き注視していきますが、改善がみられない場合は改めて下記担当までご連絡ください。
担当課
環境政策課 環境係
No.5
回答日
7月17日
内容
狛江駅前のリニューアルオープン本当におめでとうございます。
前からきれいな街でしたがもっとすてきになりましたね。いつまでも狛江市がすてきな街であることを願っています。
回答
お褒めの言葉を頂き、誠にありがとうございます。
狛江駅北口周辺は、令和5年度に改修工事を行い、誰でも歩きやすい道路に生まれ変わりました。今年度も狛江駅北口から和泉多摩川方面の側道を改修する予定です。
狛江駅前の商業施設「小田急マルシェ狛江」と共に過ごしやすい空間をつくっていきますので、狛江駅前にお越しください。
担当課
未来戦略室 未来戦略担当
No.6
回答日
7月17日
内容
和泉小学校の体育館と給食室のある出入り口の可動フェンスが、タイヤが悪いのか開閉するたびに大きな音がします。
安全のために毎回きちんと閉めなくてはいけないと思いますが、開け閉めする方もかなりの力が必要ではないかと推測されます。直すことはできますか。
回答
和泉小学校の通用門の開閉に際し、大きな音が生じていたことで、ご迷惑をお掛けし申し訳なく思います。
教育委員会に状況を確認したところ、学校の北にある通用門については、ご指摘を頂いたとおり、開閉に際し、かなりの力を要するとともに、大きな音が生じてしまうことがあるため、学校用務業務を委託している事業者により、定期的に門の車輪の掃除や潤滑剤の使用等の対応をしていました。
今回、再度状況を確認すると、車輪が経年劣化により歪み、レールに接触していることが分かったため、車輪を削り接触が少なくなるようにできる限りの対応を行いました。その結果、レールと車輪の接触が軽減され、大きな音はある程度生じなくなりましたが、様子を見ながら引き続き対応していきます。
今後も学校施設の管理について、適切に対応していきますので、ご理解・ご協力いただきますようお願いします。
担当課
学校教育課 教育庶務係
No.7
回答日
7月17日
内容
PFAS汚染が社会問題になっています。
日本ではまだ基準値が定められていないものの、沖縄や岡山など一部自治体が行った検査では、米国での基準値の数倍も検出されたとの報告もあります。
専門家によれば、今のところ各自治体の水道局で検査し、高濃度であれば除去する以外に対処方法がないとしています。
狛江市では過去に検査を行っているか、または今後対処する計画があるのか教えてください。
回答
狛江市を含む多摩地域(一部を除く)の水道事業は、東京都水道局が運営管理しています。
都水道局からは、皆さんに提供している水道水について、定期的に有機フッ素化合物(PFAS)を含む水質の検査をしており、安全性に問題がないことを確認している旨の報告を受けています。
そのため、市としては、国や東京都が行う調査結果を注視するとともに、提供されている水道水は都水道局によって定期的に検査され、安全性が確認されていること等について、市ホームページ等でより多くの市民の皆さんに周知する等、安心安全の確保に取り組んでいきます。
なお、都水道局における有機フッ素化化合物への取り組みや水質検査結果については、都水道局ホームページにも掲載されていますのでご参照ください。
担当課
環境政策課 環境係
No.8
回答日
7月24日
内容
マイナンバーカード等を使用したオンラインでの選挙のシステム等は、将来的に構築できるものでしょうか。
回答
市長と選挙管理委員会は、それぞれ独立した機関であるため、私からは回答することができません。そのため、選挙管理委員会事務局から以下のように回答させていただきます。
選挙の電子投票については総務省が行っていますが、平成14年2月から地方選挙(衆議院議員選挙・参議院議員選挙を除く選挙)に限って導入され、全国の10団体で25回の電子投票が実施された実績があります。
しかしながら、投票機について採算性等の面から事業者が撤退し、投票機の更新、供給が止まっています。
その後、令和2年にタブレット端末等の汎用機の活用を念頭に技術的条件等を改定しましたが、現在、投票機の開発を検討している事業者はいるものの、投票機を供給する事業者がおらず、事実上、電子投票を実施できない状況にあります。
なお、国政選挙(衆議院議員選挙・参議院議員選挙)については、現時点で具体的な導入時期については示されていません。
担当課
選挙管理委員会事務局
No.9
回答日
7月24日
内容
駅前の再開発によって、小田急OXと高架の間の整備が終わっているスペースに、新しく駐輪場ができました。駐周辺の駐輪場を探し回る事は減りましたが、駐輪場側や歩道にあった樹木がなくなり、小さな木陰もなくなったことで、大変暑く感じるようになりました。
一方、噴水広場から和泉多摩川方面は、緑地に加え、通路脇にも大きな木々があるので、木陰があり、涼しい空間になっています。噴水広場の周辺の木に伐採予定の貼り紙を見ましたが、反対します。
市の歌のタイトルも「水と緑のまち」で、「水と緑のまち狛江」と掲げているのに、駅前の再開発は、それとかけ離れていると思います。
また、植物は大気中の温室効果ガスを取り入れ、葉や繊維に閉じ込め、それを根に戻し、土壌を肥沃にする働きがあるのはご存知だと思います。その木々を伐採し、土をタイルで覆う事は、駅周辺の土壌環境の悪化にもつながります。
「水と緑のまち」という言葉にあった、都市開発計画の見直しをお願いしたいです。
回答
現在、狛江駅周辺の快適な歩行空間と賑わいを創出していくことを目的に、道路法改正により創設された「歩行者利便増進道路(通称:ほこみち)」制度を活用して、商業施設と一体となった道路整備を令和5年度、令和6年度の2カ年かけて進めています。
整備に際しては、地域の町会・自治会や関係事業者、まちづくり団体、市職員、有識者等からなる「狛江駅周辺の快適な歩行空間の創出に向けた官民連携協議会」を立ち上げ、現状の駅前空間の課題を整理するとともに社会実験イベントを行い、「ほこみち」の実現に向けた道路デザインと快適な歩行空間の創出を地域一体で検討しました。
エコルマ1沿いの小田急線側道や駅改札前の南北通路では、歩行者と自転車が混在するなどの課題もあり、当該区間は令和5年度に整備して歩行者専用道路となり、自転車は押して通行してもらう「おしチャリ」区間として、歩行者が安心して通行できる区間となりました。令和6年度に整備する和泉多摩川方面に下っていく側道と旧噴水ステージ周辺についても、小さな子ども連れから高齢者、障がい者の方も含めて、誰もが安全に通行できる憩いと賑わいの空間としていくため、道路上の樹木や植栽は一部撤去する予定ですが、これまでも、さまざまなご意見やご要望があり、植栽に関しては当初設計で伐採を予定していた樹木本数を減らしたり、できるだけ市内の別の場所への移植に努めているところです。
ご理解の程よろしくお願いいたします。
担当課
未来戦略室 未来戦略担当
整備課 土木整備係
No.10
回答日
7月24日
内容
旧狛江第四小学校跡地に「温水プール」等の体育施設を建設する計画があるとお聞きしました。
そこで、温泉事業者を誘致し、温泉水を掘り出させて、(1)天然温泉施設、(2)温泉水を利用した「温水プール」施設、(3)市内の希望する老人施設に「温泉水」の供給を行う等の事業を行うことを提案します。
回答
旧狛江第四小学校跡地(現西和泉体育施設)の利用については、市民アンケートや多摩川住宅地区アンケートにより市民や近隣住民の方々のご意見を収集し、サウンディング型市場調査により民間事業者との対話を通して活用方法についてのご意見・ご提案を把握しました。その上で、西和泉体育館および西和泉グランドの現在の利用状況、多摩川住宅地区の人口増加による影響および課題との調整等を基に市の施策の中で総合的に検討し、令和6年3月に「旧狛江第四小学校跡地利用に係る土地利用方針」を策定、公表しました。この方針の中で、屋内施設および屋外施設の必要とする公共機能と想定する規模を示しています。
令和6年度には、学識経験者や公募市民委員等からなる旧狛江第四小学校跡地整備基本計画策定委員会を設置し、方針を踏まえた具体的な整備内容を基本計画として取りまとめる予定です。多くの市民に利用され、親しまれるように整備に向けて進めていきますので、ご理解・ご協力いただきますようお願いします。
担当課
政策室 企画調整担当
No.11
回答日
7月31日
内容
8月に中央図書館が休館しますが、小・中学校が夏休みということもあり、子どもがさまざまな本に取り組む時間のある大切な時です。
そのような時期に図書館を利用できないとは大変残念です。
回答
市民センター改修工事に伴い、ご不便をお掛けし申し訳なく思います。
令和2年8月に策定した「狛江市民センター改修等基本方針」に基づき、当初は令和6年4月~6月頃に市民センターのリニューアルオープンを目指していました。しかしながら、コロナ禍の影響等による全体的な工事スケジュールの遅れが発生し、市民センターの老朽化に対応するためにも早急に工事着手を行う必要があることから、9月から改修工事に入ることとなりました。
改修工事の開始に伴い、9月1日から中央図書館臨時窓口を開設するため、蔵書点検および蔵書移転作業の期間を8月に設けさせていただきました。
なお、西河原公民館や地域センターの図書室(市内計5カ所)は通常通り開室しているほか、市内地域センター図書室では小・中学校の夏季休業期間に合わせた対応として、午前10時からの開室日を設けています。
中央図書館の休館によりご不便をお掛けしますが、市内図書室の利用も併せてご検討いただけますと幸いです。
担当課
図書館 図書サービス係