「市長への手紙」回答(令和1年10月分)
No.1
〔回答日〕
10月7日
〔内容〕
私ども夫婦が幼い娘を連れて狛江に移り住んだのは昭和41年。転居を知らせた当時、親戚・知人から、「狛江町」は何と読むのか、北多摩郡のどの辺かとよく聞かれたものでした。その狛江がやがて「市」になり、全国に知られるようになりましたが、そのきっかけは多摩川水害でした。その後、市長のスキャンダル辞職が、それも二度にわたって全国に流れました。自慢のわがまち狛江市が、災害と不祥事ニュースで知られただけでは何とも残念です。狛江市市制施行50周年は大きな節目です。記念のロゴマーク等の募集にあわせて、狛江を全国に印象づける記念行事の提案をしてみたいと思います。
○「狛犬写真コンテスト」
令和最初の初詣となる来年の初詣は、関心の高まりが大いに予想されます。そこを狙って、狛犬と縁の深い狛江市が、狛江市市制施行50周年イベント第二弾として「初詣・狛犬写真コンテスト」を開催、というのはいかがでしょうか。神社といえば狛犬が付き物ですが、普段はあまり関心を持たれていません。「狛犬写真コンテスト」を機会に注目してもらい、狛江市に関心を持つきっかけにもしていただく、というのが狙いです。
狛犬はどこの神社のものも同じように思われがちですが、全国には8万余社、大きさや形、表情なども当然違っています。中には意外なもの、面白いものもあるようです。宣伝・アピール次第では、ユニークな狛犬写真がたくさん寄せられるのではないかと思います。
○ご当地キャラ募集
狛江市市制施行50周年第三弾として、狛犬をかたどった「ご当地キャラ」を募集。第二弾の「狛犬写真コンテスト」の入選者発表に合わせ、好評に応えてという形で「ご当地キャラ」募集を発表する。ご当地キャラも彦根市のキャラクター、熊本市のキャラクターの大ヒット以来、ゆるキャラのグランプリも過熱していますし、特にこれといった特色のない当市にとっては、挑戦してみる価値は大いにあるように思われます。新しいご当地キャラの発表は、狛江市市制施行50周年記念行事に合わせて行い、お祝いの目玉にする。誰にも愛され親しまれるマスコットが、狛江市市制施行50周年を機に誕生すれば、狛江市が広く知られるきっかけにもなり、会いに行こうか、という人も出てくることが期待できる、と考えております。
以上、ご検討の程、よろしくお願いいたします。
〔回答〕
狛江市市制施行50周年について、さまざまなご提案をしていただきましてありがとうございます。
令和2年に迎えます狛江市市制施行50周年については、狛江市の歴史の中での大きな節目であると考えています。気運醸成に向けて、さまざまな催しを検討中ですので、ご提案いただいた内容も参考とさせていただきたいと思います。
なお、キャラクターについては、狛江市には既にこまえ子育てネットのキャラクターである「えだまめ王子」や、狛江市環境マスコットキャラクターである「えこまさん」などがおり、今後もこれらのキャラクターを活用し狛江市のPRにつなげていきたいと考えています。
〔担当〕
秘書広報室 広報広聴担当
No.2
〔回答日〕
10月3日
〔内容〕
狛江市の体育施設は全般に近隣の世田谷区や調布市に比べて利便性が低いです。特にプールに関しては子どもたちの不満も大きく、あまりにも営業時間が短いことが上げられます。改善を希望します
調布市では7月の始めから9月10日まで営業しており、時間も午後6時30分までと勤めている人も終えてからひと泳ぎできるようになっており、夏は多くの人が集まります。小学校でさえ6、7月の暑い日はもうプール授業をしているのに狛江市の市民プールだけは開いておらず不満です。木曜日は清掃日としてもっと早く終わります。以前は予告なく木曜日が休日だったからと言って金曜日に早く終わりました。近隣の何処よりも遅く初めて早く終わるのが狛江の体育施設だと思います。
〔回答〕
今年度は7月12日から9月1日まで市民プールを開設しました。日本気象協会のホームページによると、梅雨明けは平年で7月21日ごろとされています。
また、9月には市内の小・中学校が始まることもあり、上記の期間としています。
このような状況の中、期間を延長しても利用者数はそれほど増えないものと考えています。利用者の増加が見込めない中で、新たなコスト負担が生じる開設期間等の拡充は難しく、現時点では期間延長等は考えていません。
今後も、市民プール利用者の方に満足いただけるよう、安全を第一に指定管理者と共に運営方法等について引き続き改善・工夫していきます。
〔担当〕
社会教育課 社会教育係
No.3
〔回答日〕
10月7日
〔内容〕
9月1日の夕方から狛江駅北口のステージで高円寺の阿波踊りを初めて見て、その素晴らしさと迫力に感動いたしました。暑い中狛江で演じてくださって大変感謝です。
これを機に、狛江市で何かイベントを企画すれば、よりたくさんの方々が見て感動し、商店街等の活性化にもつながるのではないかと思いますので、ご一考いただければ幸いに存じます。
〔回答〕
阿波踊りについてご意見をいただきありがとうございます。私も目の前で見た阿波踊りの素晴らしさと迫力に圧倒されました。商店街や市の活性化のために、阿波踊りのような日本伝統の踊りを用いることはとても効果的であると思います。来年度市において実施するイベントで実施ができないか検討していきたいと思います。
〔担当〕
地域活性課 コミュニティ文化係
No.4
〔回答日〕
10月18日
〔内容〕
「狛江市地球温暖化対策実行計画」を実現するために、市庁舎と防災センターの電力を自然エネルギー由来の電力に変えてほしいです。
もちろん、コストアップはあるかと思いますが、一世帯当たりの負担は限定的と考えられるので、我々の未来の子どもたちのために実施してほしいです。
ご高配の程、よろしくお願い申し上げます。
〔回答〕
日頃より市の環境行政に、ご理解とご協力をいただきありがとうございます。
市で策定している「狛江市地球温暖化対策実行計画」は、狛江市全体を対象とした「区域施策編」と市を一事業所としてとらえた「事務事業編」がございます。この「事務事業編」では、市庁舎をはじめとする公共施設におけるすべての事務事業を対象に、温室効果ガス排出量の削減に積極的に努めることとしています。
ご提案いただきました、市役所本庁舎および防災センターを自然エネルギー由来の電力に切り替えることにより、市内の1事業所としての温室効果ガス排出削減に大きな効果があり、未来の子どもたちのための持続可能な社会づくりにも寄与できるものと考えます。その一方で、年間約15%から30%の費用増加が見込まれることから、自然エネルギー由来の電源への変更については他市の動向も踏まえながら、市の施策全体の優先順位の中で判断していきます。
〔担当〕
環境政策課 環境係
No.5
〔回答日〕
10月18日
〔内容〕
中央公民館にある保育室について、公民館、市役所主催以外のグループ活動等でも利用できるように、保育士を常駐させてほしい。各部屋の利用を事前に予約するように、利用人数に制限を設けて、有料にしてもよいと思う。
保育利用者も事前に予約するシステムにすれば、保育希望者がいない場合は、保育士を配置しなくて済む。せっかく広い保育室があるのにもったいない。
もしくは、保育室を使いたいときは、保育ボランティアを紹介してもらいたい。
〔回答〕
中央公民館保育室は、「子どもをあずけ、あずかる営みを通じておとなの学習の場となるように」、「子どもにとって、保育室がより良い社会生活の場となるように、母親と保育者が協力し合う場に」という基本理念に基づき、昭和52年に設置されました。現在は、公民館主催事業での利用や公民館主催事業で子育てについて学ぶ女性セミナーを受講した方が保育室の理念に基づいて活動を行っている、学びを継続するために立ち上げた保育室活動グループの他、市事業においての一時預かりの場としても利用されています。
中央公民館をご利用いただく一般の団体についても、事業等で保育室を使用していないときは、団体の中の一時預かりの場としてご利用いただくことができます。中央公民館で保護者の方が活動する部屋を予約するときに、保育室を利用したい旨を公民館にご連絡ください。団体の自主的な活動のための保育ボランティアの紹介については、費用や事故等の責任の所在など課題が多いことから、現在は行っていませんので、保育者については各団体で手配していただくようお願いいたします。
〔担当〕
公民館 事業係
No.6
〔回答日〕
10月18日
〔内容〕
2階の市民課待合ロビーの水飲み場ですが、踏み台かコップを用意していただければと思います。背の低い人や子どもたちは水が飲めず不便です。ご検討よろしくお願いします。
〔回答〕
このたびは、貴重なご提案をいただきありがとうございます。検討の結果、踏み台を用意したいと思いますので、設置までしばらくお時間を頂戴できれば幸いです。今後もお気づきの点がありましたらご提案ください。
〔担当〕
総務課 庶務統計係
No.7
〔回答日〕
10月25日
〔内容〕
多摩川河川敷グランドの雨による水たまりを無くすため、水をくみ取るポンプが欲しいです。夏の草むしりを1カ月に1回行ってほしいです。あと、グラウンドに砂を多めに入れてほしいです。
青少年育成のために少年野球、ボーイズリーグに対する待遇をもう少し良くして欲しいです。
また、私は49年狛江に住んでおり子どもが5人います。今まで、学校生活の中で市の対応についていろいろ思うことがありました。そのたびに、学校、スポーツ活動に理不尽なことがあったと思います。
学校に対し、祭りや行事の際の音がうるさい等の苦情があった場合、市民の声ということで常識を考えずにそのまま受け止めて答えを出してしまうと、何もできなくなってしまうと思います。
〔回答〕
多摩川緑地公園グランドの除草は、指定管理者が行っています。これまでは事業者に委託しての除草は年5回でしたが、今年度からは6回に増やしたことに加え、9月は3回、指定管理者スタッフで除草作業を行ったところです。事業者による除草は1回あたり30万円以上の費用がかかり、指定管理者スタッフには他の業務もあるため、回数を増やすことは難しい状況です。
砂の補充については状況を見ながら、可能な限り対応するよう指定管理者と調整していきます。
なお、多摩川緑地公園グランドの使用料は無料としており、これ以外の市の体育施設は高校生以下の団体が使用する場合、使用料を半額にする等の取組みを行っています。少年・少女の健全育成を図るため引き続き活動場所の支援、スポーツ環境の整備・充実に努めていきますので、ご理解とご協力をお願いします。
学校の行事については、さまざまな方面からご意見をいただいています。今後も教育委員会と連携を図りながら適切な対応を行っていきたいと考えます。
〔担当〕
社会教育課 社会教育係
秘書広報室 広報広聴担当
No.7
〔回答日〕
10月25日
〔内容〕
中央図書館は午前10時から開館するようですが、ぜひ、市役所が開く午前8時30分もしくは9時には開館していただきたいです。以前住んでいたところは午前9時には開館待っている人が長い列を作っていました。私も今市役所に行き、次に病院、次に図書館と移動しましたが、まだこの時間でも開館していないことにびっくりです。
ぜひ開館時間を早めることを検討してください。
〔回答〕
中央図書館では、午前10時の開館前に、予約図書の確保やブックポストに返却された本の返却処理や書架整理、新聞・雑誌の入れ替えなどの業務を行い開館に向けた準備をしています。
また、それらの作業は図書館ボランティアの方々にもご協力いただき実施しています。そのため、開館時間を午前8時30分もしくは9時にするためには、作業時間の確保やカウンター業務に当たる人員の確保が必要となり、すぐにご要望にお応えするのは厳しい状況です。
現在、中央図書館の開館時間は、平日は午後8時まで延長しましたが、市民の皆様が利用しやすい開館時間の延長については課題として認識しているところです。さまざまなご要望をいただいておりますので、改めて開館時間の延長についても検討したいと思います。今後とも市民の皆様にとって利用しやすい図書館になるよう努めていきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
〔担当〕
図書館 図書サービス係