No.1
〔回答日〕

 5月16日

〔内容〕

 和泉小学校で長女が大変お世話になっております。
 さて、個人的な意見として、かねてより小学校でも教科担任制が望ましいと考えていたところ、先日4月10日の日経新聞に、私の考えに近い社説が掲載されておりました。
 著作権がありますので引用は控えますが、ご検討いただければと思います。
 よろしくお願いいたします。

〔回答〕

 この度は、小学校の教科担任制についての貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
この件に関しては報道されている通り、4月17日に「小・中学校における義務教育9年間における、学級担任制を重視する段階と教科担任制を重視する段階に捉え直すことのできる教職員配置の在り方」について、文部科学大臣から中央教育審議会に諮問があったところです。
このように、国全体として小学校における教科担任制の検討が求められる背景は、○○様がお読みになられた日本経済新聞の記事でも示されているとおり、大きく2点あると考えられます。
 第1に人工知能などの技術革新や国際化の進展で、子どもたちが学ぶべきことが増え、求められる水準も高くなっていることです。
 その典型の1つが、小学校での外国語の学習です。市では、外国人指導助手によるサポート体制を整えておりますが、実際に授業を進める中心となるのは学級担任です。小学校の教員の多くは、外国語の指導法を学んできていないため、指導に不安のある教員が少なくないとの指摘もあります。そのため、市や都主催の研修会等を実施しています。
 また、市内の小学校では、教員の専門性に合わせて、外国語と他の教科の交換授業を行うといった、教科担任制に近い形を模索している例もあります。
 今後とも、国や東京都の動向を注視するとともに、各学校において指導体制が工夫できるよう、校長への働きかけや外国語の担当教員の研修等を行っていきます。
 第2に、教員の働き方改革の問題です。
 小学校の学級担任は、多くの教科を指導することにより授業の持ち時間が多いことに加え、給食の時間も子どもたちの指導に当たり、見守る仕事があります。このような状況においては、他の教員が引き受けられる教科が増えれば心身に余裕が生まれ、じっくりと授業準備をしたり、自己啓発の時間を確保したりできるのではないか、という指摘もあります。
 一方で、子どもの発達の段階によっては、教科担任制よりも現在のように学級担任が多くの教科を指導する方がよいと考えられることもあります。
 教科担任制を導入するに当たっては、教員の確保・配置等の財政面や、施設面等、自治体によって解決しなければならない課題も異なっているため、他の自治体での成功例をそのまま導入することはできませんが、狛江市の子どもたちに質の高い教育を提供することを議論の中心に据え、小学校校長会と市教委との意見交換を進めていきます。

〔担当〕

 指導室 指導教職員係

No.2
〔回答日〕

 5月16日

〔内容〕

 アパートの大家です。4月になって最初の可燃ごみの日に汚物が入ったままの紙おむつがレジ袋で出されました。紙おむつが無料になったことは知りませんでしたので当事者にごみを返したところ、市役所から無料になったというはがきが届いていると主張されました。
 市役所に電話をしたところ、汚物は流して半透明の袋で出してくださいとのことでしたが、管理人の責任で貼り紙で知らせてくださいと言われました。
しかし、家のアパートは赤ちゃんのいる家は1件であり、貼り紙をすると個人的に攻撃することになるので、それは困ると言ってもそれを押し返すだけで、一方的に電話を切られてしまいました。
 赤ちゃんのいる家庭が一軒家に住んでいるとは限りません。ごみ袋にお金を出したくない同じアパートの住人がこれを見たら、指定のごみ袋を使用しなくていいんだと普通の袋で出すようになると思います。
 全世帯に連絡するか、紙おむつの袋に指定のラベルを貼らせるなどすぐに対処してください。また、汚物が入ったままでも回収するのか、不回収の場合はどうするのかきちんと決めてください。

〔回答〕

 紙おむつの排出方法について、0~2歳児のお子さんのいる家庭には、はがきで「汚物を捨てて取り除き」、「透明または半透明の中身の見える袋に入れて」、「紙おむつと表示して」、「可燃ごみの日に出してください」と周知しています。それ以外の全ての世帯に対しても同様の内容を、ごみ・リサイクルカレンダー、ポスター等により周知を行っています。
紙おむつ以外のものを入れてある袋については、「収集できません」と表示したシールを貼付し、取り残し理由を表示して収集しません。
 アパート等の集合住宅のごみ置き場に出された、分別されていないルール違反のごみ出しについても同様です。
 なお、集合住宅のごみ置き場の管理は、所有者の責任で行っていただいています。居住者へごみを出す日や分別の指導も、ごみ置き場の管理の一環となります。
 ルール通りに出されたごみの取り残しについては、ご連絡いただければ収集に伺います。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

〔担当〕

 清掃課 業務係

No.3
〔回答日〕

 5月15日

〔内容〕

 図書館の蔵書を清潔な状態で利用してもらうためのサービスとして、書籍消毒機の導入をお願いします。
 同消毒機は、本の間の髪の毛や食べかす等を取り除く装置で、消臭や殺菌の効果もあります。1回の時間は約30秒で、同時に6冊まで入る。友人の話では、現在愛知県北名古屋市の東図書館に設置されているそうです。図書館職員の方々にもご意見もよく伺っていただき、研究・検討してくださるよう提案いたします。 

〔回答〕

 ご提案いただきました書籍消毒機の機能には、紫外線による殺菌、送風によるほこり等の除去、消臭があり、多くの方が利用される図書館資料を衛生面等安心してご利用いただくためには有効なものだと考えます。
 しかし、現状では消毒機を設置するスペースがなく導入できていません。今後改修等の際には、すでに導入している図書館の状況などの情報収集をし、調査研究していきたいと考えています。

〔担当〕

 図書館 図書サービス係

No.4
〔回答日〕

 5月22日

〔内容〕

 市民体育館の近くに住んでいます。
 体育館の喫煙所が体育館の外にあるようで、その喫煙所のたばこの煙が自宅に入ってきます。何かの大会がある日などはかなり大勢で喫煙しているようで、たばこ臭くて窓が開けられません。外階段で喫煙されている方もおり、何度か体育館に配慮していただけないかお願いし、市役所にも相談させていただきましたが放置されており改善されません。
 市の体育館から発せられるたばこの煙が、毎日自宅に入り込む状態が3年以上も続いております。我が家は毎日、体育館のたばこの煙が入って来ます。家中がたばこ臭くてたまらず、小さな子どももおり副流煙の影響が心配です。体育館の喫煙所から発せられる煙が、外に発せられることのないようにできませんか。
 また体育館の駐車場待ちの車が多く、その車があるため自宅に入れないことがしょっちゅうです。こちらも我が家だけでなく近隣住民が何度も訴えておりますが、小さな看板が立てられただけで全く改善されません。自宅から出る際もまず駐車車両にどいてもらい、さらに左右に止まった車両のおかげで安全確認に不安を覚えます。
 この駐車車両と喫煙所に関し、何度訴えても改善されていませんが、市として改善する予定があるのか、どう改善されるのか、お聞かせください。 

〔回答〕

 市民総合体育館の喫煙スペースについては、かつて敷地内に複数箇所ありましたが、それを整理・縮小して現在の場所のみとし、他に適地がないことから、現在もこの場所を喫煙スペースとしています。体育館利用者に対しては喫煙マナーを守るよう体育館スタッフによる呼びかけ・注意喚起を行っていますが、喫煙スペース以外で喫煙される方がいることは残念に思います。外階段での喫煙禁止については、文書掲示など改めて注意喚起等を行ったとの報告を受けていますが、東京都受動喫煙防止条例の施行を控え、より一層の受動喫煙対策に取り組む必要があると認識しています。
 このため、市民総合体育館の管理運営を行っている指定管理者と、体育館喫煙スペースについて東京都受動喫煙防止条例の趣旨を踏まえて協議するとともに、大会開催時の喫煙自粛を主催者に早急に要請していくよう指示しました。
 また、体育館の駐車場待ちの車については、看板設置の他、近隣の提携駐車場の利用案内を行っています。引き続きこれらを実施していくとともに、駐車場利用者に対する文書等での注意喚起に加え、駐車場待ちをしている車への体育館スタッフの呼びかけ・提携駐車場の利用案内等を適宜行っていきます。

〔担当〕

 社会教育課 社会教育係

No.5
〔回答日〕

 5月27日

〔内容〕

 狛江駅前に、大量のハトへ餌をやっている男性の老人がいて困っています。法律や市の条例等で禁止されているわけではないですが、ふんやまいた餌などで駅前の広場が汚され衛生面で問題があります。
どのような人物かも分からず、何をされるかも分からないため、声を掛けたりはしませんが、何らかの方法で止めさせていただきたいです。よろしくお願いいたします。

〔回答〕

 ハトに餌やりをしたとしても、それだけで即違法ということにはならないと考えられますが、継続的に餌やりをすることによって、ふんなどの生活環境に被害をもたらします。
また、人の衛生面への影響から考えても、安易に野生のハトに餌やりをすることは控えるべきだと考えられます。
 狛江駅周辺の餌やりは、数年前より行為者に対して注意を促すとともに、看板での注意喚起も実施しています。現在も職員が見かけた際は、継続的に対応を心掛けているところです。強制的な対応が難しいことから、今後も粘り強く注意喚起に努めていきますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

〔担当〕

 道路交通課 道路管理係

No.6
〔回答日〕

 5月21日

〔内容〕

 このたび狛江市に戸建てを買い、6月から保育園の転園を希望している者です。
4月中頃に狛江市の保育課で転園の手続きについて聞きに行った際に、対応してくださった職員の方が「狛江市に転居予定であっても、あくまでも予定であって本当に転居するか分からないので、今狛江市に住んでいる人が優先で、転居予定である事は考慮されない。」という内容のことを言われました。
家の売買契約書まで提出するのに、それは考慮されないのなら、なぜ提出させるのでしょう。
 申し込みだけなら他の地域からでもできるはずです。
 狛江市は他からの転居は歓迎されていないんだな、そういう人に対して厳しい所だなと感じました。
 職場でも「引っ越して保育園は大丈夫なの」と心配されるので、「狛江市にそう言われてしまって、入れる見込みがないので困っている。」というとみんな「狛江市って厳しいんだね。」と言われます。
 狛江市近くの世田谷区の保育園に転園できないか、一応世田谷区に聞いてみたところ「世田谷区は、世田谷区に転居予定の人は他の区民と同じ扱いをしますが、あなたは区外に転出予定なので、優先されません。区外の人と同じ扱いになります。」と言われ、世田谷区の保育園も狛江市の保育園にも入れない状況になってしまいました。
その事を狛江市の保育課に電話で伝えると、男性の職員に代わり、その方は「では、5月に引っ越した場合は6月転園の選考で、他の狛江市民と同じ扱いにします。」と言いました。
なぜそのように変わったのでしょう。相手によって対応を変えてるんですか。
 また、保育課の窓口に行った時に、年齢別の待機児童数と、空き人数の表を見せてもらったので、どの保育園が空きがあるのか尋ねたところ、「分からない」と即答されて「そんなの調べてないから」という感じだったのですが、ホームページを見たら、保育園ごとに空きの人数が書いてある表がありました。
それなら、なるべく空きがある保育園を第一希望にしたりできるのに、「分からない」の一言で終わらせるなんて、あまりに不親切で、なるべく転園できるようにしてあげようという気持ちの全くない人でした。
 狛江市で新居探しを始めてから、戸建てやマンションの購入を考えている人には「狛江がすごく良いよ」とお勧めしていましたが、この件があって、子育て世代に薦めるのはちゅうちょしてしまいます。

〔回答〕

 このたびは、職員の対応によって不快な気持ちにさせてしまい、大変申し訳ございませんでした。
 転入者の入園選考にあたっては、保育園の入園希望日以前に狛江市へ転入される方であれば、市内の方と同様の取扱いとしています。その際、転入予定であることの証明として、お引越し先の売買契約書や賃貸借契約書の写しをいただいています。この度のご説明においては、○○様の転入予定日をあらかじめ確認した上で、より正確にご案内を差し上げるべきでした。
 また、各保育園の空き状況については、毎月の利用調整会議後に更新を行っており、ご説明が足りていなかったのではないかと考えます。
今回のご意見を受け、改めて適切な対応ができるよう職員間において徹底していきますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

〔担当〕

 児童青少年課 保育係

No.7
〔回答日〕

 5月21日

〔内容〕

 市会議員選挙結果は、いつ・どこに公表するのですか。新聞および5月1日発行市報にも掲載が有りません。小生はパソコンで閲覧できますが、これができない市民は全く分かりません。
 これは市政の怠慢だと思います。善処願います。

〔回答〕

 選挙管理委員会と市長は、それぞれ独立した機関であるため、私からは回答することができません。そのため、選挙管理委員会事務局から回答させていただきます。

 このたびの市議会議員選挙の開票結果については、「広報こまえ」掲載記事の締め切りの関係上、5月15日号に掲載をしています。
 ○○様がご覧になった市ホームページにつきましては、開票確定後の午前1時前に掲載をしたところです。報道機関にも情報提供しており、投開票日翌日の4月22日には、各新聞にて開票結果が報じられています。
 また、同じく4月22日には、市庁舎2階エレベーター前に開票結果を張り出した他、選挙管理委員会事務局にお越しいただいた方には、得票数一覧表をお渡ししておりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
 

〔担当〕

 選挙管理委員会事務局 選挙係

No.8
〔回答日〕

 5月22日

〔内容〕

 教育委員会、警察に跨る内容となりますが、行政経験豊富な松原市長に解決いただきたいと思い、意見させていただきます。
意見(提案)としては、端的に、「小学校低学年の自転車利用については保護者が全責任を負う」(万が一、お子さんの不注意で死亡事故のような痛ましいことがあっても親の監督不注意とすることを徹底する)、というものです。高齢者の自動車運転が大きな問題となっておりますが、社会的弱者である高齢者や子どもが節度ある行動を前提としたうえで、ルールを守る人が、安心・安全で暮らせる狛江市であってほしいと、切に願っております。
ここから先は、個別具体な体験談となりますが、市民グランドから廃棄物収集・運搬会社を超えて、狛江第五小学校から覚東のスーパーマーケットに続く通りの交差するところ(郵便局ではないところ)で、ルールどおりに車で一時停止をしていたところ、小学生の自転車が私の乗っていた車とほとんど隙間ない生け垣の間に、猛スピードで突入してきて、車を傷付けたという事故が発生しました。もし、一時停止の上、少し発車していたら、正面衝突で小学生が大けがを負っていたかもしれません。その小学生は、事故現場の近くに住む低学年の子で、2・3歳上のお兄さんと一緒でしたが、親は一緒ではありませんでした。幸い、大きなけがもなかったようですが、そのような状況だと交通ルールを適切に守っても、タイミングによっては、運転者の運命を変えていたかも知れません。警察に来ていただき、事故の現場検証は終わりましたが、その後にやってきた父親は、小学校中学年と思われるお兄さんを責めていました。
私も同年代(小学生中学年と幼稚園生)の子どもを育てているので、子育ての大変さは重々承知しておりますが、やはり、親が責任を持たないと、子どもの安全を守れませんし、そこに暮らす人々との(事故のない)共生は難しいと思います。
別の話になりますが、昨年の夏ごろ、近所の共有地で、昼間から、うるさく子どもを遊ばせつつ、ビールを飲んでいる親がいて、警察を呼び、事情聴取を受けている横を、子どもと並んで、自転車を飲酒運転をしている親について、警察に指摘しましたが、単に軽く注意するだけだったので(明らかに、子どもにもルールを守る必要はないと感じさせ、悪影響だと思います)、警察にも期待できないのかも知れませんが、安心・安全で住みやすい狛江市のためにも、警察に協力いただき、親の教育も含めて、ご尽力いただければ幸いです。
 各小・中学校の紹介を掲載したカラーのパンフレットを最寄り駅で配布しているのを見かけまして、さすがに税金は使っていないだろう(PTA会費ですよね)と思っていますが、そのような意味のないお金の使い方より、ぜひ、親の教育をして、狛江市を住みやすい街にしてください。

〔回答〕

 自転車は、免許を持たずに誰でも乗れる便利な乗り物ですが、交通ルールを知らない、あるいは知っていても守らない利用者も多くいるのが実態です。
道路交通法では、自転車は自動車と同じ「車両」の扱いであるため、事故の加害者となれば、自転車運転者は自動車運転者と同様、刑事上の責任や民事上の責任を問われることになりますので、自転車安全利用五則(1.自転車は、車道が原則、歩道は例外 2.車道は左側を通行 3.歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行 4.安全ルールを守る 5.子どもはヘルメットを着用)等のルールを守った利用が大切です。
 子どもの交通手段として大部分を占める自転車ですが、もしも子どもが自転車事故により加害者になった場合、その責任は子どもの監督者である親に追及されることになります。
 狛江市では、調布警察署や交通安全協会などの交通安全機関・団体等と連携し、年間を通じて小学生、中学生、保護者および高齢者を含めた各年代層を対象とした「交通安全教室」などで、交通事故の危険性や交通安全マナーの意識啓発活動を行っているところですが、まだ徹底しきれていないのが現状です。
このたびのご指摘を踏まえ、学校や高齢者団体への啓発活動の実施および交通安全教室での指導・教育や啓発活動を強化するとともに、調布警察署へパトロールの強化や自転車への積極的な交通指導を依頼するなど、より一層交通安全の推進に努めていきます。
 また、駅で配布している各小・中学校の紹介を掲載したカラーのパンフレットについてですが、教育広報紙「ガク☆チキ」のことと推察します。ガク☆チキは、狛江市の予算で教育委員会が発行しているもので、平成28年度まで発行していた「狛江の教育」に代わり、大学教授やシンクタンク等の協力を仰ぎながら調査・研究を行い、その成果を踏まえ、リニューアルして発行している教育広報紙です。
 「学校と地域の連携強化」をコンセプトとし、学校との接点が余り多くない地域の方にも学校の活動を知っていただくため、全世代の皆さまに興味を持っていただけるよう、伝わりやすさ、読みやすさを意識して作成しています。多くの皆さまから、大変好評をいただいており、今後も充実した内容をお届けできるよう取り組んでいきます。

〔担当〕

 道路交通課 交通対策係
 学校教育課 学校庶務係

No.9
〔回答日〕

 5月30日

〔内容〕

 野良猫に困っています。我が家の周辺では4匹程の野良猫を見かけます。
隣家で毎日、野良猫に餌付けをしているため、我が家は通り道になっています。時には我が家の敷地内でふん尿をすることもあります。餌を長時間置きっ放しにしているため、それを狙ってカラスも寄って来ており非常に困っています。その野良猫は去勢手術をされているかも分かりません(よく確認したわけではありませんが、耳に切れ目のようなものは見受けられません)。
 猫の飼育ガイドラインを読みましたが、ガイドラインのルールが守られているとは到底思えませんし、本気で野良猫を減らそうとしているように思えません。そこで以下の質問をさせてください。

1.いつ誰がどこで餌付けし、どこでトイレを用意し、飼育されている野良猫が去勢手術がされているのかは誰が管理しているのでしょうか(狛江市に生息する野良猫の数に対して、餌の量、トイレの数は適切か。去勢手術がどれくらい行き渡っているのか誰かが把握しているようには思えません)。

2.このような相談、ルールが守れていないことの通報、ふん尿の後始末の依頼はどこに連絡すればよろしいでしょうか(餌付けされた野良猫はトイレがなければどこかでふん尿をします。誰が責任を取るのでしょうか)。

3.ガイドラインには「地域住民主体」と記載されていますが、行政は去勢手術の補助金を出す他にどのようなサポートをしているのでしょうか(行政はガイドラインだけを作って地域住民のモラルに委ねるだけで、関与しないスタンスに見えます)。

4.野良猫の数は減っているのでしょうか(減っているようには全く感じません)。

ここからは私が考える対応策です。本気で野良猫を減らすにはこれくらいはするべきと考えます。

・原則、野良猫への餌付けは禁止とし、市に届出を提出した家庭のみ餌付けを許可する(どの家庭で餌付けをしているか把握することができます)。

・届出を提出した家庭に対して、マナーの教育をする。トイレの設置と去勢手術を義務付ける(ルールを守らせることで野良猫の数を減少、ふん尿被害を減少させることができます)。

・届出を提出した家庭に対して「目印になるもの(例:ステッカー)」を配布し、自宅玄関や、餌付けしている場所等、見える場所に貼る(野良猫の飼育を市から認められた家庭だと分かるので、近隣住民の理解が得られやすい。また、野良猫の飼育をする家庭、ボランティア同士つながるきっかけになる)。

どうかご検討よろしくお願いします。
 

〔回答〕

 1.野良猫の管理等について
 野良猫の餌付けやトイレ等の状況については、飼育頭数や周辺生態系保全のために、登録制度を設けている自治体もありますが、現在、法律上での制度管理は義務付けられていません。狛江市でも、市域内における全ての野良猫生息状況を、詳細に把握することができる制度管理は行っておらず、雄猫に関しては放浪癖の習性もあるため、行政区域間を移動する個体数を追尾・把握することは非常に難しいのが実情です。
また、「不妊・去勢手術費助成金(狛江市補助事業)」および「さくらねこ無料不妊手術チケット(公益財団法人どうぶつ基金との協働事業)」を申請し、不妊・去勢手術を行った件数については市で管理していますが、自費で個人的に実施されている場合もあるため、不妊・去勢手術の全容は把握しかねる状況です。

(参考)
・平成30年度 不妊・去勢手術費助成金申請件数 22件
・平成30年度 さくらねこ無料不妊手術チケット申請件数 20件
・平成29年度 不妊・去勢手術費助成金申請件数 50件

 2.相談・通報先について
 狛江市のガイドライン「地域ねこ活動」に記載されている内容についてのご相談は、健康推進課へご連絡ください。なお、状況によっては、健康推進課以外の課で対応させていただく場合があります。また、今回ご相談いただいた件については、健康推進課で現地確認し、野良猫に餌付けを行っている方に、マナーを守って餌付けをし、不妊・去勢手術を行うよう説明し、ご理解をいただいたとの報告を職員から受けています。宅地内でのふん尿の後始末については、市のガイドライン「地域ねこ活動」に沿った取組みにご協力いただき、ご対応いただいている状況です。
また、宅地内でふん尿をされない対策として、「猫よけ方法」のチラシを配布しています。先の現状確認を行った際に、健康推進課から「猫よけ方法」のチラシをお渡ししたと報告を受けています。

 3.不妊・去勢手術補助金以外のサポートについて
 現在市として、以下の6つの対応を行っています。
 (1)現地確認(状況に応じて)
 (2)捕獲器の貸し出し
 (3)餌付けマナーの指導(餌付けをしている方が特定されている場合)
 (4)ボランティア団体との情報交換会による現状把握と対応
 (5)ガイドライン、猫よけチラシ、餌やりマナープレートの配布
 (6)公益財団法人どうぶつ基金との協働事業(さくらねこ無料不妊手術チケットの交付等)
 4.野良猫の数について
 先にご説明申し上げた通り、法律上猫は登録の義務がないため、野良猫頭数、去勢未実施頭数の把握ができず、野良猫頭数増減の統計もありません。
また、このたびは貴重なご意見をいただきき、誠にありがとうございます。
いただいた具体的な対策案については、地域ねこ活動の参考とさせていただきます。
今後もボランティア団体、市民の皆さまにご協力いただききながら、助成やガイドラインの周知等で地域ねこ活動を推進していきます。引き続き、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
 

〔担当〕

 健康推進課 健康推進係

No.10
〔回答日〕

 5月31日

〔内容〕

 野川地域センターの自由に使える部屋をよく利用しています。8月から工事で使えないとのこと。近くに自由に使える所がないことに気が付きました。
友だちとお茶、手先のことをする、自分の勉強に使ってきました。ボケ防止です。介護予防のためにもこんな部屋があったら…。私の考えですが、こまっこ児童館ができたので、子どもたちが学校に行っている時だけでも、小さい部屋を使えるように考えていただけないでしょうか。

〔回答〕

 令和元年8月から令和2年1月までの6カ月間に渡り、改修工事のために野川地域センターが利用できず、大変なご不便をお掛けし申し訳ございません。
平成31年4月に開館したこまっこ児童館ですが、児童館は、児童福祉法第40条に基づく児童厚生施設であり、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、情操を豊かにすることを目的としており、利用対象は0歳から18歳までの全て児童とその保護者となっています。
平日の開館時から放課後くらいまでの間は、乳幼児およびその保護者を中心にご利用いただいており、大変申し訳ありませんが、利用対象を広げることは難しい状況です。
野川地域センターからは少し離れてしまいますが、狛江市民センターでは2階と地下1階にフリースペース(椅子と机)がありますので、ぜひご活用ください。ご要望に沿った回答ができず申し訳ございませんが、ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

〔担当〕

 児童青少年課 児童青少年係

No.11
〔回答日〕

 5月31日

〔内容〕

 私どもの家は遊歩道に面し東南向きです。遊歩道のケヤキ等大木の落葉は年々多くなり、四十年近くその清掃を毎日行ってきましたが、みな高齢となり介護保険使用者もいます。私も大手術を数回行い、ヘルプカードもいただき、杖を頼りの通院を余儀なくされ、毎日の竹箒の清掃にドクターストップが出てしまいました。早くもケヤキ等の枯葉が落ちはじめ、年末まで続き、強風や台風時には枝落ちも多く、倒木などの危険も感じます。十数年前、某市議会議員さんが議会で、この件に関して質問されたとき市の答弁は「予算は何とでもなるので臨機応変に実施する」との言葉をいただきましたが、夜中にまわる清掃車もあまり来ません。
 ちなみに、三軒程先の老人ホーム前のせせらぎ側では掃除の男性が日に何回も清掃をしていますが、ここは水があるためですか。また、無料奉仕で行っているのでしょうか。
 これから私どもの掃除は無理が目に見えてきています。特に西野川2丁目14・15・16の樹木の育ちは顕著ですので早急に調査され、道に食み出した枝、屋根まで届きそうな高木のせん定、ならびに道の落葉の掃除を誰が続けていくかなど検討し、決定していただきたい。長い歳月続けてきた住民の負担を考えてほしい。せん定など梅雨入りまでに行ってもらいたいです。

〔回答〕

 日頃より、市の公園行政にご理解とご協力いただきありがとうございます。
 市では、倒木や切断のリスク軽減、隣地に対する越境等への対処として、緑道や公園の樹木を計画的にせん定していく必要があると認識しています。野川緑道の樹木については、昨年度に幹回り60cm以上の高木の本数を調査し、今年度にその半数程度をせん定する予定です。
また、隣地への越境や照明を覆う樹木が見受けられた場合等、必要に応じたせん定も適宜行っています。ご指摘いただいた場所の樹木について確認をしたところ、道路等への越境を含む繁茂が見受けられたため、できる限り早期にせん定を行います。
 道路上の落葉については、集水ますの詰まりといった維持管理上の懸念がある場合に清掃を行う等、今後も適切な維持管理に努めていきます。
 なお、西野川せせらぎ周辺については、景観維持や落葉・紙ごみ等による設備の故障防止等の観点から、事業者への業務委託により清掃を行っています。
 今後も、市民の皆さまが安全かつ快適に緑道等を利用できるよう、維持管理に努めていきますので、よろしくお願い申し上げます。

〔担当〕

 環境政策課 水と緑の係

No.12
〔回答日〕

 5月30日

〔内容〕

 交通事故防止のための対策強化について意見を書かせていただきます。
 近年、未就学児を含む子どもや全く過失のない多くの方々が交通事故に巻き込まれ、命を落とす事態が続いており痛惜の極みです。私自身も3歳にならない子どもが2人おり、堪えきれない思いです。
 運転ミスを減らすためには、国や自動車メーカー、また、個人による働きかけが重要だと思います。一方で、市としてできることがいくつかあると思います。

1、ガードレールの設置、歩道の整備、歩道のない通学路における減速帯の設置等の道路整備
2、通学路、保育園から公園までのルートにおける交通安全点検の実施
3、保育士への交通安全指導の拡充(保育士に対し、子どもの安全を守るための交通安全指導を実施していただけると、子どもの死亡事故を防ぐのに役立つと思います)

 加えて、私の住んでいる近くの二の橋交差点および二の橋通りは交通量、歩行者ともに多いものの歩行者の安全が確保されていません。特に、ベビーカーや歩行補助器具を使用して歩くスペースはほとんどありません。自動車がスピードを出さない工夫、歩行者の安全を守る工夫が必要だと思います。
 簡単にはできないこともあると思いますが、狛江市で痛ましい事故が起こらないよう最善を尽くしていただければと思います。
 

〔回答〕

 近時、社会的な耳目を集める交通事故が続発し、大変心を痛め、被害者のご冥福をお祈り申し上げます。
近年、交通事故による死者の半数は身近な道路で発生しており、狛江市においても平成30年の事故件数は平成29年から29件減少しているものの、交通事故がなくなっている訳ではありません。
 その上で、狛江市の道路は歩道がないものもあり、道路幅も狭いことから、ガードレール等の設置が困難な状況と認識しておりますが、交通安全対策では、今年2月に狛江駅前の側道に、車両の走行速度の抑制を目的としたハンプ(凸型状の道路構造物)を設置する実証実験を行うなど、さまざまな可能性を研究しているところです。
通学路や園児たちの移動道路については、毎年、各学校関係者とPTAの代表、そして学校教育課、整備課、道路交通課、調布警察署の立ち会いで通学路の交通安全点検を実施しています。その中で、ご指摘いただいた箇所を含め検討し、安全対策を講じています。
 また、交通安全協会や園児交通防犯連絡会などの交通安全団体や調布警察署と連携し、年間を通じて園児、小学生、中学生、保護者、学校の先生、保育士および高齢者を含めた各年代層、各職種の方々を対象とした「交通安全教室」などで交通事故の危険性や交通安全マナーの意識啓発活動を行っておりますが、徹底しきれていない現状があります。
 今回のご意見を踏まえ、粘り強い啓発活動の実施および交通安全教室での指導・教育や啓発活動を強化するとともに、調布警察署へパトロールの強化や積極的な交通指導を依頼する等、より一層交通安全の推進に努めていきますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

〔担当〕

 道路交通課 交通対策係