「市長への手紙」回答(令和1年9月分)
No.1
〔回答日〕
9月4日
〔内容〕
先日、友人が上京したので万葉歌碑を見に行きました。ところが以前はきれいだったのに、今は草がぼうぼうになっていました。
もう少しきちんと管理・掃除をお願いいたします。
〔回答〕
市の魅力の一つである万葉歌碑に、上京されたご友人をご案内いただき、ありがとうございます。
万葉歌碑は、歌碑の建つ敷地も含め、伊豆美神社が所有しているものになります。維持・管理についても同神社が行っており、清掃等の日常的な管理については、ボランティアグループの皆さんが行ってこられたと伺っています。
しかし、最近このボランティアグループが活動を休止していることを耳にしました。お手紙を拝見する限り、日常的な管理がボランティアグループの皆さんの手によるものだったことを改めて認識したところです。
万葉歌碑は、市の歴史や文化を伝える大切な文化財になります。また、市の魅力の一つであり、観光ガイド等にも紹介しています。大切な文化財を守り、後世に伝えていくとともに、市の魅力の一つとして発信していくためにも、所有者である伊豆美神社やボランティアグループと連携し、日常的な維持・管理において市が協力できることを検討していきたいと考えています。
〔担当〕
社会教育課 文化財担当
No.2
〔回答日〕
9月4日
〔内容〕
しばらくぶりに万葉歌碑を見に行きました。生け垣はきれいに刈られていましたが、梅・桜の樹木は伸び放題、雑草はぼうぼうで悲しくなりました。
ポストに資料が入っていましたが、狛江市の史跡としてあまりにも荒れています。何とか市の力で整備してください。
〔回答〕
万葉歌碑の建つ敷地の樹木や下草の状況については、他にも手紙が寄せられており、市においても認識しているところです。
万葉歌碑は、歌碑の建つ敷地も含め伊豆美神社が所有・管理しているものになります。また、清掃等の日常的な管理については、ボランティアグループの皆さんが行ってこられたと伺っていますが、このボランティアグループが活動を休止されたと聞いています。このため、日常的な管理に行き届かない部分があるものと思われます。
万葉歌碑は、大切な文化財であり、市の魅力の一つでもあります。今後は、所有者である伊豆美神社やボランティアグループの皆さんと連携し、日常的な維持・管理において市が協力できることを検討していきたいと考えています。
〔担当〕
社会教育課 文化財担当
No.3
〔回答日〕
9月4日
〔内容〕
私は、あいとぴあセンターでグループ活動をしており、お客様にお茶を出す仕事をしています。その際に4階でお湯を沸かすのですが、コンロが古くなっていて点火しにくいです。コンロの点火方法をツマミタイプではなく、押すタイプに買い替えてもらえないでしょうか。
〔回答〕
あいとぴあセンター4階のコンロとは、給湯室の電気コンロのことだと推察します。一般的なコンロの点火スイッチは、押しボタン式とツマミ回転式に分類され、ツマミ回転式は古いというイメージがあるかもしれませんが、現在、この二つの型式が主流となって使用されています。
あいとぴあセンターの給湯室には、ツマミ回転式の電気コンロを設置しています。ご自宅で使用されている型式によっては、使いづらい面もあるかもしれませんが、ご理解いただけますようお願いいたします。故障などにより電気コンロを交換する際には、今回のご意見を踏まえ、設置器具の選定の参考にさせていただきます。
〔担当〕
健康推進課 健康推進係
No.4
〔回答日〕
9月4日
〔内容〕
上下水道の民営化など絶対止めてください。
フランスやイギリスの情報をご確認ください。
〔回答〕
人口減少等による料金収入の減少や施設の老朽化の進展により経営環境の悪化が懸念されることから、民間事業者のノウハウを活用することについて、近年議論が活発になっています。
狛江市の下水道事業は、現在、安定的に経営を行っている状況ではありますが、今後もお客様にご満足いただけるよう、より効率的かつ良質なサービスを持続させるため、経営方針を検討することが必要だと考えています。
そのためには、国内外の先進事例等の実施結果、国や他自治体の動向、民間事業者の資金力や技術力等を慎重に研究していく必要があると考えていますが、現在のところ民営化を行うということにはなっていません。
なお、水道事業については東京都水道局が事業を行っていますが、こちらについても現在のところ民営化するという話は聞いていません。
〔担当〕
下水道課 事業経営係
No.5
〔回答日〕
9月9日
〔内容〕
保育園の入所条件にある「(6)入所児童の弟妹の育児休業取得のため、入所児童の継続利用が必要な場合。」という条件の撤廃をお願いしたいです。
専業主婦は、幼児2人を自宅で保育している人は山ほどいます。第1子が通っている場合は、そのまま預けっぱなしで第2子を出産でき、育児休業という名の休みで自宅にいるのにも関わらず、既得権を持ち続け、本当に保育が必要な人の枠を奪っています。
そして、第2子も入所の際に点数が上乗せされ、入所しやすくなるなど、全くの不公平です。出産したら、もう一度保活をする、2人とも一緒の保育園に入れるか分からないなど、当たり前のことです。
その枠のせいで、本当に保育が必要な第1子が預けられない、そもそも第1子のときに不合格で退職した人は第2子でも保活が必要、点数も不利になり、自宅で2人とも保育している人がたくさんいます。
即刻、撤廃していただき、現在育児休業中の方で上の子が保育園に通い続けている場合は、退園させていただきたいです。
入所のしおりにも、条件が変われば退園させることがあると明記してあるので、退園していただくべきです。
保育園の入所基準点数の「フルタイム勤務20点に対して、精神疾患で自宅で保育ができない場合は17点。」という付け方を、精神疾患等で自宅で保育ができない状態の場合は24点(兄弟児が保育園にいる場合と同じ)ぐらいに引き上げていただきたいです。
保育園は、共働き専用のベビーシッター事業なのでしょうか。元気に働ける人が、心療内科に通い自宅で保育できないほどの状態の人より点数が高いのはなぜですか。就業できない状態なので困っているのです。保育園は福祉施設のはずです。キラキラしたい、キャリアを継続したいために通わせる人より点数が低いのは、行政に切り捨てられたと感じ、親子心中などの最悪な事件に繋がると思います。
ただいま、4歳(年中、幼稚園児)と2歳(未就園児)の育児を自宅でしています。子どもたちの夜泣きやかんしゃくなどが原因で、全く気が休まることがなく、1年ほど心療内科にかかり、精神安定剤を服用しないと日常生活も育児もできず、なんとか幼稚園行事などには出る努力をしていますが、その他は自宅で寝たきりのような状態です。
そのため、未就園児の2歳児(保育園に入るなら1歳児クラス)を保育園に入れたいと思い、市役所にてお話を伺いましたが、保育園は定員がいっぱいで絶望的と言われてしまい、毎日途方に暮れています。無認可も電話しましたが、すべて不可でした。
4月に認可保育園が2園オープンするようですが、喜多見駅にある無認可保育所が2園閉所になるそうで、結局は定員があまり増えないようです。
そのような状態で、毎日生きることに精一杯です。そんな中、第2子を出産して、育児休業を取得し、上の子の世話もせずに、下の子の保育園も有利になるし、「気楽だわ」などと言っている人を見ると、絶望感しかありません。
この不公平な状態、福祉として機能していない状態を改善していただきたい思いです。
9月に入園申し込みをする予定ですが、絶望的と言われています。来年度も、このままでは共働きの無認可に預けていた人が優先になってしまい、絶望的だと思います。
〔回答〕
近年、狛江市においても、希望どおりに保育園に入園できず、お子様が入所待機となるご家庭が発生しています。○○様におかれましては認可保育園入園申込にあたり、窓口にてご不安な気持ちにさせてしまい大変申し訳なく思います。
第1子が通園中に第2子の育児休業が始まった場合、第2子が満1歳になる年度の翌年度の4月末まで、第1子は継続して通園することができますが、その期間は短時間保育(1日8時間以内)での送り迎えをお願いしており、第2子の入園が決まった場合は1カ月以内に復職していただくことが条件となっております。育児休業については、育児を行う労働者の職業生活と家庭生活の両立が図られるように支援する目的で育児・介護休業法が制定されており、市としてもその主旨を尊重し、制度に反映させています。
次に基準指数における精神性の疾病についてですが、フルタイム勤務の20点に対して、精神障害者保健福祉手帳3級程度以上をお持ちの方は25点、それ以外の方は18点となっております。また、外勤や自営のお仕事をされながら、精神性の疾病をお持ちの方は、就労による基準指数に4点の加算がされます。○○様におかれましては、9月中に入所のお申し込みをされるということで、その際に再度ご相談いただければと思います。
認可外保育園については、世田谷区や調布市など市外の保育園でも、狛江市のお子様の受入が原則可能です。こちらは直接園にお問い合わせいただきますようお願いいたします。
なお、今年度は11月中旬~12月上旬で来年4月1日入園の申し込みを予定しております。来年度は認可保育園2園が新たに開園を予定しておりますので、こちらも併せてご検討いただければと思います。
また、子育て支援課には、一人ひとりの話を聞き、それに伴う情報の収集・提供、相談・助言を行う子育て支援専門員がおりますので、よろしければご相談ください。相談には予約が必要になりますので、事前にご連絡ください。
〔担当〕
児童青少年課 保育係
No.6
〔回答日〕
9月25日
〔内容〕
私は「えがおいきいき体操」に参加している○○と申します。社会福祉会館(あいとぴあセンター)1階の和室舞台と畳の部屋を毎週水曜日に利用させてもらっています。和室に出入りする時、トイレに行く場合にげた箱の所を使います。靴を履いたりする時にげた箱の所に縦の手すりがあったら、とてもいいと思っています。縦の手すりをお願いしたいと思い、はがきを出しました。自分がはじめて和室を利用させてもらい気づきました。よろしくお願いします。
〔回答〕
ご意見を踏まえ、担当職員に現地を確認させ、検討を進めるよう指示したところ、ご意見の通り手すりを設置する必要があると判断しました。
速やかに手すりを設置できるよう進めていきますので、しばらくの間お待ちください。
今後も、人にやさしいまちづくりを進めていきますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
〔担当〕
高齢障がい課 高齢者支援係