女性ホルモンとの関係

 女性のからだとこころは、一生を通して女性ホルモンの影響を大きく受け、変化します。
 思春期以降の心身の発達、妊娠・出産・育児において、女性ホルモンは大切な働きをしますが、一方で更年期障害や女性特有のがん、生活習慣病、骨粗しょう症とも密接に関係しています。

女性特有のがんについて

 2人に1人が何らかの「がん」にかかるという統計があります。しかし、がんは早期発見・早期治療により約9割が治るといわれています。初期のがんは自覚症状がないため、がん検診を受けて早期発見をすることが大切です。

 女性特有のがんである「子宮頸がん」や「乳がん」の検診は、市のがん検診をご利用ください。市のがん検診は、自費診療で検診を受けるよりも、少ない自己負担額で受けることができます。詳細は、「広報こまえ」または「けんこうガイド」でご確認ください。

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン

 「子宮頸がん」は、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンにより予防することができます。
 現在、一定年齢の方を対象に、キャッチアップ接種の機会を設けています。詳細は、市ホームページ「ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防接種」をご覧ください。

ブレスト・アウェアネス

 ブレスト・アウェアネスとは、「乳房を意識する生活習慣」のことです。
 女性自身が自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち、少しでも変化を感じたら速やかに医療機関を受診することが大切です。

女性の健康週間

 厚生労働省は、毎年3月1日から3月8日までを「女性の健康週間」と定め、女性の健康づくりを国民運動として展開しています。
 女性が生涯を通じて健康で明るく充実した日々を自立して過ごすために、さまざまな健康問題を社会全体で支援していきます。

特別Webコンテンツ 元体操選手 田中理恵さん・能瀬さやか先生と一緒に考える ~自分のカラダと向き合う、適正体重の大切さ~

 厚生労働省では、スマートライフプロジェクトの一環として、「女性の健康週間」に合わせて特別Webコンテンツを公開しています。
 毎日の生活にぜひお役立てください。

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