PFOS※1・PFOA※2は、耐熱性や耐薬品性に優れ、半導体製造、泡消火剤、フライパンの表面加工等で使用されていた有機フッ素化合物です。環境中で分解されにくく生物への蓄積性があることから、現在は、国内での使用・製造が禁止されています。

環境省により、令和2年に水環境に係る暫定目標値(指針値)※3として、「PFOSおよびPFOAの合計値が50ng/L以下」が設定されました。

※1 ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)
※2 ペルフルオロオクタン酸(PFOA)
※3 ヒトが一生涯毎日2L飲用しても問題ないとされる値

水道水について(東京都水道局により、適切な対応がとられています)

水道水は、東京都水道局が定期的に検査を行い、給水栓(蛇口)における濃度が暫定目標値を下回るよう管理されています。
狛江市内に供給されている水道水についても、PFOSおよびPFOAの合計値が上記の暫定目標値を下回っていることが確認されています。

調査の詳細は、東京都水道局ホームページをご覧ください。

また、測定に関すること、水道水における有機フッ素化合物への対応については、下記へお問い合わせください。

  • 多摩水道改革推進本部調整部技術指導課
    電話:042-527-6782

地下水・井戸水について

地下水・井戸水については、主に東京都により測定が行われています。

環境省・東京都環境局が令和2年度に都内24地点で行った井戸水の測定では、狛江市内の2地点を含む19地点において、PFOSおよびPFOAの合計値が上記の暫定目標値を超過しました。
なお、目標値を超過した狛江市内の井戸は、いずれも飲用用途ではなく、また、東京都環境局により毎年度の継続的な測定が行われ、その結果は使用者に通知されています。

調査の詳細は、東京都環境局ホームページをご覧ください。

市では、引き続き環境省・東京都が実施する調査結果を注視し、安心安全の確保に取り組んでいきます。

参考情報