今年も水害が多い年になりました。
 令和元年東日本台風は、静岡県や関東地方、甲信越地方、東北地方などで記録的な大雨となり、狛江市や各地に甚大な被害をもたらしました。近年は数十年に一度といった言葉を聞くことが多くなりました。
 今年の8月には停滞する前線や低気圧による影響で洪水・土砂災害等、各地に大きな被害が発生しました。川の増水、氾濫等により被害が大きくなりました。
 市内を流れる野川では、流下能力を上げるための河床掘削や洗堀防止対策等を進めています。また、多摩川では長年の課題だった堤防の高さが足らない2カ所のかさ上げ工事、堤防天端舗装工事等が完了し、樋管には水位計、監視カメラ、流向計、可搬式ポンプ等を設置し、排水ポンプ車1台も配備予定です。
 災害対策は、これで万全だということはありません。引き続き防災対策に力を入れていきます。

狛江市長 松原俊雄