多くの人に愛される 市民センター・新図書館を目指して

 昭和52年に開館した市民センター(中央公民館・中央図書館)は、老朽化が激しく、根本的な改修を行っていないことから、早急な対応が必要となっています。そのため、令和5~7年度にかけて施設の整備を進めていくこととしています。
 令和3年度は、ワークショップなどを開催し、施設内の配置や機能などについて検討します。現在利用されている方はもちろん、今は利用していないけれど新しい施設ができたらぜひ利用したいと考えている方や子どもたちなど、さまざまな方の意見を伺いながら、多くの人にとって利用しやすく、愛される市民センター・新図書館にしていきたいと考えています。
〔問い合わせ〕政策室企画調整担当

市民センターがリノベーションされ、公民館が生まれ変わります

もっと便利に

利用しやすい空間となるような施設のリノベーションを行い、使いやすく親しみやすい市民センターを目指します。

つながる

誰もが訪れ交流したくなる、人がつながる市民センターを目指します。

学びの中心

人生100年時代に向けた生涯学習の場の充実と、地域コミュニティ活動などに関わる市民活動の充実を目指します。

新しい図書館が誕生します

発見

本を読みたい方にとって利便性が良く、発見に満ちた図書館を目指します。

つながる

狛江のコンパクトさを活かし、市内に点在する各図書室とのさらなるネットワーク化を図り、本と人、人と人とが出会いつながる中央図書館を目指します。

まちの宝箱

子どもから高齢者まで幅広い年代の方々に愛される図書館・図書サービスを目指します。

 

 市民センターを考える市民の会からの提案書にあるコンセプト「Small is Cool」は、とても共感できるものです。狛江市はコンパクトだからこそ、大きな施設ではなくとも、小さな施設をつなぐことで機能を補えます。
 今後、市民の皆様のご意見を聞きながら検討するものではありますが、例えば市民センターに残す図書館機能として児童図書を中心とすれば、にぎわいのある図書館として、子育て世帯同士のつながりも生まれます。そして新しい図書館は静かで居心地が良い場所とすることも可能です。
 それぞれの場所で「小さな発見」があります。そして、「本と本」、「本と人」、さらに「人と人」が「つながる世界」に進化します。そのことは、図書館が地域の知を支えるだけでなく、コミュニティを形成し、まち全体の発展を促していくということです。新図書館が何かを見つけられる場所、そして市民の皆様の笑顔があふれる「小さなまちの宝箱」のような施設となるよう、皆様と一緒に考えていきたいと思っています。
※「Small is Cool」は平成28年4月に市民センターを考える市民の会から提出された「狛江市民センター(中央公民館・中央図書館)増改築に関する市民提案書」において、コンセプトとして示されたものです。
狛江市長 松原俊雄