日常の生活リズムを大切に(1294号3面)
新型コロナウイルス感染症に対する不安感、外出自粛に伴う日常生活の変化などによる、心の健康への影響が懸念されます。
日本うつ病学会は、国際学会の提言の日本語版を公開しました。
提言では、人が心穏やかに過ごすための重要な脳のメカニズムの1つが「体内時計」であり、これがスムーズに動くと心地よさを感じ、乱れるとうつ病をはじめとするさまざまな心身状態の悪化を招きやすいとしています。
体内時計を正しくセットするために、11カ条をぜひお役立てください。
〔問い合わせ〕高齢障がい課高齢者支援係
「コロナうつ」予防のための11カ条
- 毎日の日課(ルーチンワーク)を設定しましょう。
- 毎日、同じ時刻に起きましょう。
- 毎日、一定時間を屋外で過ごしましょう。(密閉・密集・密接は避け、できれば一人で)
- 外出が難しい場合は、窓際で日光浴をしましょう。
- 毎日行う仕事、勉強、家事などの活動は、時間を決めましょう。
- 毎日、できれば同じ時間に運動をしましょう。
- 毎日、同じ時間に食事をとりましょう。
- 電話やビデオ通話、LINE等を用い、リアルタイムで人との交流を図りましょう。
- 日中(特に午後遅く)の昼寝は避けましょう。
- 夜間に明るい光(特にブルーライト)を浴びるのは避けましょう。
- 起床・就寝時間を決め、一貫してその睡眠リズムを保つようにしましょう。
引用:「新型コロナウイルス感染症の世界的大流行下における、こころの健康維持のコツ」
登録日: 2020年4月13日 /
更新日: 2020年4月13日