春の全国交通安全運動4月6日(月曜日)~15日(水曜日) 世界一の交通安全都市TOKYOを目指して(1291号9面)
〔問い合わせ〕道路交通課交通対策係
市内で昨年一年間に発生した人身交通事故は99件(一昨年79件)でした。このうち、死亡0人(一昨年1人)、重傷1人(一昨年8人)、軽傷98人(一昨年77人)でした。重傷者は大幅に減り、事故で亡くなった方もゼロとなりました。しかし、事故件数・軽傷者は増えています。
傾向としては、信号無視や飛び出しによる事故が多く発生しています。また、歩行者で交通違反をしていないにもかかわらず事故に巻き込まれた方も多いので、交通ルールを守るだけではなく、自身の身の回りの安全確認を確実に行いましょう。
子どもをはじめとする歩行者の安全の確保
入園・入学の時期は、子どもの交通事故が増加する他、高齢者が関係する事故の割合が高いなど、歩行中の事故が多く発生しています。「自分は大丈夫」と油断せず、事故はいつでも、どこでも起こり得ることと意識しましょう。
高齢運転者等の安全運転の励行
高齢運転者による重大交通事故も発生しています。自動ブレーキおよびペダル踏み間違い時加速抑制装置の配備や、運転免許証の自主返納も検討してみてはいかがでしょうか。
自転車の安全利用の推進
市内で昨年一年間に自転車が関与した事故件数は53件(一昨年31件)、自転車関与率では東京都の39.0%に対し53.5%と高く、特に交差点での事故や出会い頭の事故が多くなっています。自転車安全利用五則を守り、交通マナーの向上に努めましょう。
※自転車安全利用五則…(1)車道が原則、歩道は例外(2)車道は左側を通行(3)歩道は歩行者優先で、車道側寄りを徐行(4)安全ルール(飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間はライトを点灯、交差点での信号順守と一時停止・安全確認)を守る(5)子どもはヘルメットを着用
二輪車の交通事故防止
二輪車はその車両の特性から交通事故が死亡事故につながることが多いため、しっかりと安全確認・カーブでの減速をし、けがを防ぐプロテクターなども装着しましょう。
4月10日(金曜日)は交通事故死ゼロを目指す日です
一人ひとりが正しい交通ルールとマナーを守り、時間にゆとりを持って行動し、交通事故に注意して行動しましょう。