1  日時

令和6年6月25日(火曜日)午後6時58分~8時46分

2  場所   狛江市防災センター402・403会議室、web上
3  出席者

委員 池田浩久、髙村幸子、西智子、樋口ユミ、平野竜智、菊地遥、鈴木智治、谷口美保、杉田篤哉(政策室長)、山口敦史(子ども若者政策課長)

市長 松原俊雄   

事務局 政策室市民協働推進担当 馬場麻衣子、髙橋健太朗

4  欠席者  なし 
 5 議題

1.開会

 ・市長挨拶

 ・委員長、副委員長の選出

 ・委員会の運営について

2.委員会の進め方について

3.狛江市男女共同参画推進計画について

4.計画改定の方針について

5.市民意識調査について

6.その他

6 提出資料

資料1 委員名簿 [32 KB pdfファイル]

資料2 狛江市男女共同参画推進計画改定委員会の設置及び運営に関する規則[48 KB pdfファイル]

資料3 狛江市男女共同参画推進計画改定の概要及び委員会の進め方 [61 KB pdfファイル]

資料4 狛江市男女共同参画推進計画改定(素案)の概要について [60 KB pdfファイル]

狛江市男女共同参画推進計画~誰もがともに認め合い、個人として尊重され、自分らしい生き方ができるまちを目指して~ [ 865 KB pdfファイル]

狛江市男女共同参画に関する市民意識調査 [337 KB pdfファイル]

7 会議の結果

1.開会

・市長挨拶

-委嘱状机上配布-

 -市長退席-

・委員長、副委員長の選出

 狛江市男女共同参画推進計画改定委員会設置及び運営に関する規則第5条第1項の規定により、委員長に西委員、副委員長に平野委員を決定

・委員会の運営について

-各委員自己紹介後、事務局から配布資料の確認・説明-

・委員会は、委員長が召集し、委員の過半数の出席をもって会議成立となる。

・委員会の議事は、出席者の過半数で決し、可否同数のときは委員長の決するところによる。

・委員会は、非公開と決定した場合を除き原則公開とする。非公開と決定した場合はその理由を公表する。委員会の傍聴を希望する方がいる場合は、委員会の冒頭で皆さんに諮る。

・会議録については、要点筆記とし、全委員の確認をいただいた後、市ホームページで公表する。また、会議録作成のため録音をさせていただくので了承いただきたい。

-了承-

 

2.委員会の進め方について

-資料3に基づき事務局より説明-

・改定の背景のとおり、令和2年3月に策定した計画の計画期間の最終年度が令和6年度のため、今年度見直しを行うことから当委員会を設置している。

・改定の方向性について、現行計画の基本理念、重点施策をベースとし、上位計画を踏まえる、時代の変化に対応した新たな視点を反映する、また、令和6年4月1日に施行された「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」の内容を内包するとしているため、以上の点を踏まえて検討を進めていただきたい。

・改定の体制について、当委員会での検討は、全5回を予定している。改定の方向性や自己紹介の部分で発言いただいた視点等を踏まえ、議論を進めていただきたい。

・当委員会の他、市民参加については、5月に実施した市民意識調査、パブリックコメント、市民説明会の実施を予定している。

・委員会等のスケジュールについては、市民意識調査の結果や本日いただく意見等を踏まえ、次回以降計画の骨子案、素案等を年内3回の委員会で検討していく形とし、第4回で計画素案としてまとめたものを委員会として市長に提出する。提出された素案を基に市の素案として固めたものに対し、来年1月15日から1か月程度パブリックコメントを実施する。

・パブリックコメント終了後、その内容等を踏まえ再度検討し、改定案としてまとめたものを再度市長に提出し、その内容を市で審議した後、3月中に確定するというスケジュールで予定している。

 

3.狛江市男女共同参画推進計画について

-計画に基づき事務局より説明-

・狛江市第4次基本構想、前期基本計画の個別計画、また、人権を尊重しみんなが生きやすい狛江をつくる基本条例の主旨を踏まえた計画、更に配偶者暴力対策基本計画、女性活躍推進計画としても位置付けている計画となる。

・「誰もがともに認め合い、個人として尊重され、自分らしい生き方ができるまちを目指して」という基本理念を掲げ、5つの基本目標を設定し、この目標を実現するための各施策を示している形となっている。

・基本目標については、人権に関すること、子育て・介護に関すること、ライフスタイルに関すること、地域社会における男女共同参画に関すること、推進体制に関することの5項目で現行計画は構成している。

・今回の改定においては、計画の基本的な考え方の部分を中心に意見をいただきたい。

(委員長)今年1年まだ計画は続いているわけで、現行計画を継続していくものの1つとして考えるといった方が正解だろうか。その中で、どう改定していくか、どこを重点にしていくかということになっていくのだと思う。

(委員)実態を伴うことではあるが、最終的にはアンケート結果がよくなって、実際によくなっていればよいということか。

(委員長)現行計画の目標値の部分になるか。

(委員)計画において目指す状態が理念として掲げている部分となり、その理念が少しずつ具体的な目標や施策になっているという構成である。実際、目標が達成できているかどうかを数値で表すことができるものを指標として設定しているが、これが全てというわけではなく、あくまでも理念に向かってどうしていくかを1番考えるところである。なかなか数値化できない部分もあるが、その中でもできるものは指標を設定してアンケート等で経過を追って確認をしていくという考え方で理解いただきたい。まずは、現状の計画を確認していただき、意見をいただくところから進めていきたいかなと思う。

(委員長)現在は、市民意識調査の中でどう意識されているかを1つの指標として考えたいということが事務局の考え方になっている。

(委員)直近の市民意識調査の結果は現在集計中のため、その結果がまとまれば、意識がどう変わってきているかは確認いただけるかなと思う。

(委員長)あくまでも意識の問題というところだろうか。

(事務局)指標の設定はなかなか難しく、数字で出すことができるものも全てがふさわしいとも限らないため、現行計画では、結果的に意識の部分の数値で1番しっくりきたというところで、この時は重点目標に対して指標を設定している。他自治体ではより細かく指標を設定しているところもあり、指標の設定についても今回の改定にあたり意見をいただく部分になるので、数値で出せるかどうかという部分もあるが、こういった点を見た方がよい等あれば出していただきたい。

(委員)市民意識調査は、狛江市の施策とは関係なく、アンケートでただ自分の意識で答えている人も多いかなと思う。実際、私は市の施策を知らなかったが、新聞、テレビ、雑誌、インターネットでの情報はあるわけで、それによって意識はどんどん上がっていくものだと思うので、それを計画の指標にするのは何か違う気がする。狛江市の施策を分かっていたうえでの設問でないと、感覚として少しずれを感じる。

(委員)国や都も施策を進めており、市も同じように進めるので、市の施策だけが当然影響を及ぼすものではないので、市の施策だけの効果を出すということはかなり難しい。目標は同じで、国でも都でも協調して進めているところなのでそこは難しい。ただ、狛江市民に対してアンケートを取っているので、市民が今どういう意識を持っているかという視点で受け止めていただければと思う。

(委員長)指標の持ち方については、前計画でも同じような形で市民意識調査に関する指標が設定されていたので、1つの流れとして市民がどうであるかというところが出てくるのだろうと思うが、市の施策そのものとかそれと紐付いている形でないということも分かりにくいということか。

(委員)直接それだけが影響しているということにはならない。

(委員長)あくまでも土台にしているのは政策評価ではない調査結果であり、そこの差だと思う。後は、委員会で、指標に入れていきたいものを考えていくことはよいと思う。柱を決めたうえで、どう評価に繋ぐかという形にしていけばよいと思う。自分の意識で回答していくと、過去の全ての男女共同参画のいろんなことを経験した自分ということで回答せざるを得ないので、市の施策そのものを測るアンケートにはなっていないだろうとチェックしていても思ったので同じ気持ちはある。しかし、男女共同参画社会を意識する人たちが増えていくことが、大きな市民レベルでの目標の1つというところでは、市民意識調査は出てくるかなと思った。

(副委員長)前回の改定時もやはり同じ悩みはあった。男女共同参画推進委員会も同様だが、なるべく狛江らしさを出すということをテーマとしてやっているが非常に難しい。例えば、前回の改定の際、本当に些細なことだが、基本理念で、自分らしい生き方ができる「まち」を目指してという、狛江らしさをここの1点に集約しようとかいろいろ委員の皆さんと議論して、そういうところで狛江らしさをなるべく出していこうと進めてきた経緯もある。

 

4.計画改定の方針について

-資料4に基づき事務局より説明-

・改定の視点について、「現行の計画をより市民にとって分かりやすくする」、「あるべき姿と実効性を両立させる」、「新たに加える必要のある視点等を検討する」の3点を意識していただきたい。

・計画の位置付けについては、現行計画の位置付けを基本的には引継ぐほか、加えて「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」の内容も踏まえた形とする。

・現状と課題については、次回以降検討する上で必要なデータ、また見せ方等について意見をいただきたい。

・基本理念については、今後の内容等を踏まえてまとめていく形になるとは思うが、現時点でこういった内容を軸に考えたい、このキーワードは意識していきたい等あれば意見をいただきたい。

・現行計画の5つの基本目標に含めるべき内容が盛り込まれているとは思うが、施策の視点からでも構わないので、こういった部分を強化すべき、新たに加えた方がよい、また、例えば基本目標についてまとめた方がよい、逆に細分化した方がよい等日頃感じている課題感等から発言いただきたい。

(委員長)基本理念の文章はできないにしても、一体どういうものを柱にしたいのかという点で意見をいただきたい。また、現行の基本目標を見て、ここは大事だなとか、ここはもう少し強調したい等、それぞれの仕事の立場、今まで活動してきた立場から意見を自由に出していただきたい。この理念を作った時いろいろあったという話だったが、どこを一番強調したかったかといった点でもよいので一言お願いしたい。

(副委員長)分かりやすい言葉と具体的な行動に咀嚼して、行動ができるような形にしたいという思いがあったので、かなり盛沢山になってしまった。それを現行の形にすることによって、ある程度まとまった形にすることはできたかなとは思う。内容的には非常によかったかなとは思っているが、やはりコロナを経験したことによって、事務局からも提案があったが、この間にライフスタイルが変わってきたということがあるので、そういうところには合わせていかなければならないと感じている。

(委員)計画の基本理念から施策について、どれも大事なことだと思う。基本目標数が多いかなという話もあったが、今は個を大事にする、個を尊重する時代になってきているので、いろんな視点が入っていていずれも大事だと思っている。市の現状と課題を見ていると、直近の数年のデータはないが、0歳から14歳までの人口も増えているし、そもそも他の自治体と違って、人口の向上が見られているということは、狛江市ならではのいろんなよい施策があるのではないかなと思う。そういった点から現行計画については、どんどん推進していくべきではないかと思っている。私の視点から話すが、今、女性が活躍をしないといけないような言い方をされているが、実際に働きながら子育てをすることはとても難しく、男性の家事、育児がないと成り立たない。育休の推進がとても言われているが、育休は子育ての初めの一歩で、そこから先がとても大事である。ワーク・ライフ・バランスや子育てにおいていろいろな施策をやっていると思うが、例えば「(13)男性の家事・育児・介護への参画支援」も、どれも私は重要だと受け取っている。今、他の自治体では、地域で男性を巻き込んでいこうということと同時に、中小企業等いろんなところで男性の家事、育児の機運を高めていこうという施策が、去年あたりから少しずつ増えていっているので、そういった視点も1つ大事かなと思った。もう1つ「(10)地域における人材の確保」とある。子どもたちにとっては、狛江市が大きくなった時の故郷になる。いい施策があって、いいまちで子育てをしてほしい。子どもたち、特に小学校、中学校での子育てに対する理解という教育的な要素、コロナ禍で人との繋がりが薄くなっているような時代でも、子どもたちにとって、こんな声掛けで子育ては助かるんだな、子育てってこういう風にあるんだなといった視点を持ってもらえるとすごくよいのではないかなと思った。男性の育休も含めて、男性が地域にいるが、今、地域に男性を巻き込むチャンスでもあるので、地域の人材というところに視点を持っていくとよいのかなと思った。

(委員長)子育ての理解、命の大切さという教育の関係も巻き込みながらやっていかないと本当にいけないと思う。

(委員)まさに教育で必要だろうなとはすごく感じている。助産師の方がリサーチした結果によると、4年生の段階で、アンコンシャスバイアスがどれくらいかかっているか調べると、男とは、女とはみたいなものは出ているらしい。幼少期の段階で、特に市でできるという視点であれば、仕事先にアプローチできなくても、住んでいる場所であれば、保育園は1番アプローチ的には早いと思うので、アンコンシャスバイアスを植え付けない施策があってもよいのではないかということはずっと感じていた。後、指標の1つで、やはり意識になるとすごく見づらいので、例えば、自分が育児にどれだけかけている等時間を指標にしてみたらどうかなと思った。狛江市でよりアクセスできる、送迎の時間がどれくらいとか、子どもとの時間がどれくらいとか、もっとアプローチしやすいアンケートを保育園経由で目にしやすいようにしていくと、より目に入るのではないか。小学校を通じての依頼等子ども経由が一番大人に対してアプローチ的に強い気がした。教育自体にアプローチ、アンケートとかも保育園経由とか、より目にしやすい、話にしやすい形にしてくれたらいいなと思う。

(委員長)子どもを通じて、逆に子どもに対して、両方向である。今保育業界は0歳児からジェンダー教育というので、保育士も幼稚園教諭も意識はしている。性差はあって構わないというところを正しく理解という言葉が合致しないかもしれないが、理解して進めていくということは非常に重要かなという気はしている。基本理念の「誰もがともに認め合い」はすごくいい言葉だが、誰もが、「個人として尊重され」が先にきてほしいという気持ちが若干ある。人権に関しては、一人ひとりがどれだけ自分らしさを発揮したうえで、それが認め合える社会という順序建てなのかなと前の理念に対しての感想としてある。ワーク・ライフ・バランスについては、当時職場で外国の教育者の方に世界ではライフ・ワーク・バランスだよと言われたことがあった。生活が来て、生活の中に仕事があるのに、日本はワークから入ると言われて、ずっと頭にあった。生活の中に仕事があるのか、仕事があって初めて生活があるのか、そういう生活になってしまっているスタイルというのは、数値でも出ているので、そういうことを考えていく意味でも言葉は大事だなと少し感じたところである。

(委員)今の理念の「個人として尊重され」の部分が先に来るという点は共感していた。基本目標は少なくする必要もないという点も共感しながら聞いていた。資料4の「Ⅲ 計画の基本的な考え方」の基本目標にある「多様な働き方の推進・支援」について、この1、2年の中で、在宅勤務ができるのに出社の傾向が強くなってきている。そうすると、ライフ・ワーク・バランスがせっかく整いつつあったのが、乱れてしまうということになってしまうので、そのあたりの現状等も共有できたらよいと思った。

(委員)親が高齢で、認知症が入っていてというところで、すごく悩んでいるところはあるが、介護支援等に興味がある。ただ、ワーク・ライフ・バランスとかもあるが、自分の職場というのが、形だけの了見みたいなものでワーク・ライフ・バランスとかをやっているように感じてしまっている。市報が月2回出ていると思うが、参画支援とかなっているが、市報を見ても分かりづらい。介護の支援等市報に記事が出ているのは分かるが、具体的な内容が出ていないので、結局どういう活動をしているのかがすごく分かりづらい。市報等でも、分かりやすく、市でこういう施策があるんだなということがもう少し分かりやすく出ていれば、市への相談等もしやすくなり、自分自身もこういうことをやっているんだ、じゃあちょっと参加してみようかなとなると思う。

(委員長)前回の市民意識調査の結果でも、窓口は分からなかったり、名前は知っているが、相談したという数値は急に低くなっていたかと思うが、他の委員会に出ていても、いろいろ事業をやっているのに、分からない、初めて聞いたということが多い。今回、困難な問題を抱える女性への支援に関する法律のことも入れるとなると、より分かりやすく、誰もが、市にちょっと相談しながら、ともに育っていけるまちなんだという形になっていかないといけないかなと思う。多くの法律に関することを含めるのであれば分かりやすいということは大事かなと思った。

(委員)最寄り駅が喜多見駅なので、狛江が何をやっているのかという情報に日常的に触れにくいところはある。国にしても都にしても、自分から行かないとよい情報が取れないことが結構多い。せめて、住んでる地域は行かなくても分かるような、もう少し何かないのかなと思った。

(委員)子ども分野の計画も検討中で調査等も行ったが、実施している事業を知らない方がたくさんいて、実施してほしいという意見があがってきたということは事実である。情報を届ける点については、市としての課題であることは間違いないかなと思っている。ツイッターやX等、また母子手帳アプリを導入しているので、ある程度ブッシュで情報を届けることができるようになってきていて、子育てのイベントを実施する時に、そこに情報を流すと反響はあったりするので、少しずつは進んでいるのかなとは思う。また、保育園とか学校経由でといった話もあったが、私の住んでいる所だと学校からの情報が多すぎて、逆に見切れないくらい来る。そうすると逆に見なくなってしまったりもするので、情報提供は難しいとところはある。市でLINEも導入しているが、毎日のように来てしまうと、オフにしようかなという人も出てきてしまうみたいなので、情報提供の仕方も難しい。

(委員長)情報の流し方は、地域社会における男女共同参画の推進にも関わる。

(委員)未婚の方とか、子どもがいない方も結構社会の中に多くいて、男女共同参画という時に、そういう方たちを排除していないかなという点が少し気になった。子どもがいる人が大変なことも分かっているが、子どもがいないが故に、なかなか社会で隣の人と共通の話題がないとか、それに背を向けている人もいたりもする。「誰もがともに認め合い」ということであれば、選択的に子どもを持たないとした人も、子どもがいない人も、いろんな状況の人も、認め合えるということも考えないといけないのではないか。

(委員長)男女共同参画基本法では、家庭生活と社会とその他全て、社会のあらゆるところで活躍できるとなっている。家庭をどう捉えるかということが、固定的になってしまうといけないのかなとは基本法を読み直して思ったので、そういう意味での「あらゆる」ということは非常に大事だと思う。社会のあらゆる場面で、差別なく参加するという意味、これから一人暮らしの人もどんどん増えていくと思うので、ダブルケアだけではなくて、高齢者介護の問題等いっぱいあるので、そのことも含めて考えていかなければいけないなという気はしている。

(委員)広報は分からないなと思っていて、なぜかと考えると地図がないからだと思った。文字がたくさん羅列されていて、目次が見えないまま、常に書いてある気がして、どこに行けばいいのか迷子な感じがする。カテゴライズは、そこに絞ってしまうのでリスクはあるが、介護関係、子育て関係、地域と繋がりたい関係みたいなものを書いて、そこから広がっているといった紙面の作り方だと嬉しい。少子化という点で、私のマンションも高齢化が進んでいて、平等な社会でという目標もあるが、実際問題もう回らないのではと感じている。少子化は問題として迫ってきているため、社会自体どういう風にしたら回るのか、どうしたらよりコンパクトに回せるかということを考えて、そこにプラスアルファとなったらよいのかなと思う。人が一番ストレスを抱えないあり方とか、そういう根幹的な部分を作って、そこに派生してくれるとより自然に関わることができるし嬉しい。

(委員長)先ほど介護、認知症の問題も出ていたし、いろんな立場の人たちも、男性、女性、それから小さいお子さんから高齢者までと考えていくのが、きっと生きやすいまちで、その中で差をなくしていこうというところに少し焦点を絞った計画になっていくと思う。意識調査の結果が次回出て、指標のことも考えていくということで、現行の基本目標自体を削る云々ではなくて、文言はまた考えていくことだろうし、その中で重点をどうするかは委員会の中で引続き考えていく形になるのかなと思う。

 

5.市民意識調査について

-意識調査に基づき事務局より説明-

・住民基本台帳から無作為に抽出された18歳以上の男女1,500人を対象に5月中旬から31日までを調査期間として実施している。

・調査票での回答が324人、ウェブでの回答が95人の27.9%が現時点での回収率になっている。

(委員長)LINEは効果的だった。現代を反映していてとてもよい気がする。

(委員)調査票は、住民登録がある方を対象に送付していて、オンラインでも回答ができる形にしているので、確実に市民の方の回答になる。LINEについては、試行的に実施したが、誰でも登録できるので、必ずしも市民の方の回答とは限らない。アンケート上で狛江に住んでいるかという設問を冒頭に設けて、その範囲の方だけ集計する形にはするが、そこも申し出になり、確実に市民の方の回答かというところは言えないという点での扱いで、調査票での確実に市民の方の回答と、LINEでの回答は分けて集計したい。

(委員)対象を1,500人以上にするわけにはいかないのか。

(委員)予算等の問題になるが、他の調査も大体同じような対象数となっている。

(委員)有効な統計上のアンケート数ということになるか。

(委員)有効な割合にはなっているとは思う。

(事務局)前回の回収率は40%近くあったが、今回は他の調査と比較しても低い。

(委員)設問は前回と一緒か。

(事務局)ある程度の経過を見たい物等あるのであまり大きくは変えていないが、新しい視点がその都度必要な部分については追加等している。

(委員長)今子どもの関係の計画に2つの自治体で関わっているが、どちらも調査回収率は前回より落ちている。

6.その他

・次回以降の開催予定については、第2回を9月10日、第3回を10月29日、第4回を12月10日、第5回を2月25日とし、時間については第5回は19時、それ以外は18時30分開始とする。

・次回以降の開催通知はメールで送付する。

<閉会>