令和5年度新たな取り組み等

 この予算案は、現在、市議会で審議中のものです。今後も市では、市民の皆さんとともに、健全な行財政運営に努めていきます。
 各事業の詳細は、予算概要(市ホームページから閲覧可)をご覧ください。

人権・平和、参加・協働

多文化共生
  • 行政提案型市民協働事業として、日本語の支援を必要としている児童や生徒、保護者等を対象に生活言語習得の支援を行います。
協働(予防・健康増進)
  • 東京慈恵会医科大学附属第三病院の慈恵健康推進センターと協働し、介護予防・フレイル予防、健康推進に関する啓発に取り組みます。

保健・福祉

妊娠・出産
  • 国制度(出産・子育て応援交付金)に応じて、妊娠・出生届出時、計10万円相当のクーポンを給付します。
  • 新たに導入する母子手帳アプリ等を活用し、妊娠届出時から全ての妊婦・子育て家庭に寄り添い、面談等を通じ、その後の必要な支援等につなぐ伴走型相談支援の充実を図ります。
社会福祉
  • 多世代・多機能型交流拠点(ふらっとなんぶ)の運営を開始します。
  • 弁護士による債務整理支援を実施し、生活困窮者の自立を支援します。
高齢者福祉
  • 高齢者就労的活動マッチング講演会を実施し、能力に応じた就労先等を見つけることで生涯現役をサポートします。
予防・健康推進
  • 子宮頸がん9価ワクチンの定期予防接種化に対応するとともに、帯状疱疹ワクチン接種費助成制度を創設します。
  • 新型コロナ予防接種は、感染症法上の位置付けが5類に移行することを受け、国から示される予定の具体的な方針に基づき、引き続き、一人ひとりに寄り添った接種体制を継続します。

社会教育、芸術文化、歴史

社会教育
  • より幅広い年齢層へ絵手紙に親しみを持ってもらうため、絵手紙ひろばの土日開催を拡充します。
  • 「音楽の街」のシンボルとなるコンサートを市民まつりと一体的に実施し、市民が音楽を聴く楽しみだけでなく、演奏する楽しみも持てる機会を拡充します。
歴史
  • 白井塚古墳から出土した貴重な文化財の保存処理を実施します。

行財政運営、その他

基本計画
  • 後期基本計画(令和7~11年度)の策定に向けて、課題の抽出等を目的とした市民意識調査や無作為抽出により参加者を募集する市民ワークショップ等を実施します。
DXの推進
  • 公開型および統合型GISを導入することにより、庁内の地理情報を統合し、市民や事業者の利便性の向上を図ります。
  • 行政手続きの電子申請ツールに、申請者のアカウント登録機能や電子文書交付機能等を追加し、利便性の向上を図ります。

防災・防犯

防災
  • 首都直下地震を想定し、関係機関と連携した救出・救助、道路啓開などに重点を置いた総合防災訓練を実施します。
  • 市の情報基盤として3D都市モデルを整備し、火災延焼シミュレーションを行い、木造密集地域等における火災対策や避難行動経路の検討に活用します。
  • 分譲マンション耐震補強設計助成金の新設や特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業の助成、その他耐震補助事業の拡充を図ります。
  • 浸水対策として、令和元年東日本台風による浸水被害の再度災害防止のため、猪方排水樋管流域の予備設計および六郷排水樋管流域の基本設計等を行います。
  • 災害時に避難所となる小・中学校の体育館に、避難者用のWi-Fi環境を整備します。
防犯
  • 住宅等の防犯カメラや人感センサーライト、防犯フィルム設置などへの防犯対策補助制度を新設します。
  • 町会や商店街等による防犯カメラの設置への支援を継続し、その修繕等に要する経費の補助制度を新設します。
  • 市による防犯カメラも増設し、調布警察署との防犯キャンペーンの実施など、市域全体で防犯強化を図ります。
フェーズフリー
  • 児童・生徒用に給食用非常食(救給カレー)を備蓄し、今後の毎年の買い替えに併せて、学校給食として提供します。

地域振興

にぎわい創出
  • 狛江の景勝地である多摩川において開催する花火大会の実施に向けて助成を実施します。
  • 狛江駅周辺などのエリアマネジメントの推進を図るため、地域住民や関係事業者等を構成員とする協議組織(エリアプラットフォーム)を立ち上げます。
  • 狛江駅南口エリアにおける、土地利用方針やゾーニングの検討を行うとともに、現状と課題を分析し、取り組みの方向性を整理します。
ふるさと友好都市
  • 新潟県長岡市川口地域との交流として、新たに木沢焼陶芸体験とお茶会、棚田オーナー制度助成を実施します。
農業
  • 狛江駅前等にて狛江ブランド農産物の直売を実施し、狛江ブランド農産物の周知拡大および購入の機会を提供します。
商業
  • 創業支援家賃・改修費の助成額を拡充します。
定住促進
  • 近居を促進し、市内に親世帯がいる子育て世帯が、市外から市内に転居する際にかかる費用の一部を助成します。
  • 令和4年度から開始した多摩マッチングプロジェクトでは、多くの方が参加され、出会いの場を提供できたことから、令和5年度は多様性も踏まえた新たな出会いの場を創出します。

子育て、学校教育

子育て支援
  • 市独自事業として、新生児1人につき2万円の給付を実施します。
  • 義務教育就学児医療費助成制度における所得制限撤廃(小学校3~6年生)の通年化を図ります。
  • 学童クラブの待機児対策として、放課後クラブの定員拡大と猪方こどもクラブを新設します。
  • 保育施設に対する指導検査の補完として、虐待の未然防止のため、退職園長による私立保育園等巡回視察を実施します。
  • 令和5年4月から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されることを踏まえ、市内在住13歳未満の乳幼児・児童の保護者に対し、ヘルメット購入費の助成を行います。
学校教育
  • GIGAスクール構想の推進に必要な更新用タブレットを整備し、学びのイノベーションにつなげます。
  • 市独自事業として、学校給食の食材料費高騰分の支援を継続する他、市立小・中学校在籍第3子目以降の給食費無償化を実施します。
  • 中学生に加え、小学校6年生においても、新たに体験型英語学習施設TOKYO GLOBAL GATEWAYでの体験学習を実施します。

自然環境、都市基盤

ゼロカーボンシティの実現
  • 住宅用の高断熱窓の設置やリース等による太陽光発電設備等の導入を補助の対象として追加するとともに、新たに事業者を対象とした再エネ設備導入助成を開始します。
  • 長野県茅野市との連携により、カーボン・オフセット(茅野市内で取り組む森林整備によって得られる二酸化炭素吸収量と、狛江市の二酸化炭素排出量を相殺)に取り組みます。
  • 令和5年4月からプラスチック類ごみの分別収集を開始します。
  • ほぼ全ての公共施設へ100%再生可能エネルギー電力を導入します。
まちづくり
  • 地域内の交通の利便性向上と、まちづくりや観光における小型モビリティの可能性を検証するため、グリーンスローモビリティの実証運行を行います。
  • 狛江駅周辺の賑わいと滞留空間の創出を目的とした歩行者利便増進道路(通称ほこみち)の工事を行います。
  • 地区まちづくり協議会等の活動を支援するため、地区まちづくり構想の策定に要した経費の一部を補助する制度を創設します。
  • 旧狛江第四小学校跡地について、令和4年9月にまとめた基本的な考え方に基づき、利活用に向けた検討を進めます。
  • 自治体、民間事業者および地元住民と河川管理者といった多様な主体の連携のもと、「河川空間」と「まち空間」が融合した良好な水辺空間の形成を目指す取り組みとして、かわまちづくり計画を策定します。

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財政課