令和3年度市民協働事業提案制度審査の結果、令和4年度に市と協働で行う事業が選ばれました

令和3年度市民協働事業提案制度について、行政提案型・市民提案型市民協働事業の公開プレゼンテーション・審査会を令和3年8月21日に開催しました。当日は、狛江市市民参加と市民協働に関する審議会委員が審査委員を務め、審査状況は9月9日に開催された第3回狛江市市民参加と市民協働に関する審議会に報告・審議されました。
審議会における審議結果を踏まえ、市において令和4年度協働事業を決定しました。

提案事業:審議の結果
  • 行政提案型市民協働事業 1件
募集テーマ 事業名 提案団体(事業実施団体) 担当部署 審議会の結論 市の判断

市民のスポーツ活動を促進し、スポーツの裾野を広げるための取組

ラグビー日本代表選手と一緒にスポーツをしよう!~ストリートラグビーと講演会~

狛江市ラグビーフットボール協会

社会教育課

 本事業は、激しいスポーツのイメージがあるラグビーの中でも「ストリートラグビー」という参加しやすい内容で、えきまえ広場というオープンな場で実施することにより、通りがかりの様々な市民の方へもアピールすることができ、また、団体の実績を活かすことのできる実現性の高いものである。
 行政が提示した「市民のスポーツ活動を促進し、スポーツの裾野を広げる取組」という点から、講演テーマ、事業への参加見込数を含めたターゲットや団体の本事業の狙いを明確化し、また、一過性の事業とならないよう、将来的な普及を見込んだ企画を行政とより具体的に検討した上で事業を進めていただきたい。併せて、本事業の趣旨を踏まえ協力団体等と調整し、講師謝礼等の予算については整理していただきたい。
 協働性については、行政だけではなく、ボランティア育成という点においても、企画段階から狛江高校ラグビー部と一緒に進めていただくことを期待する。

実施にあたっては課題があるため、事業内容の見直しを行うことを条件に、市と協働で実施する団体として決定します。

 

  •  市民提案型市民協働事業 1件
事業名 提案団体(事業実施団体) 担当部署 審議会の結論 市の判断

電柱に想定浸水深の位置を表示するプロジェクト

元和泉2・3丁目町会

安心安全課

 本事業は、2019年の台風災害後に団体において実施したアンケート結果を契機として企画されており、防災体制の充実という点において、地域の水害の想定状況を可視化することによる住民への意識付けは、地域課題の解決に寄与するものである。
 公益性については、表示を予定している20本の根拠や効果測定にあたっての本数の妥当性等精査のうえ事業を進めていただきたい。また、本事業が市全域に対してのモデルケースとなるよう、一部の地域に限らず、市全域を対象とした試行による効果測定の進め方等具体的に担当部署と協議のうえ実施していただきたい。
 団体からの提案が、まちの動きとなる実績につながることは、他の団体に向けても今後の動きの参考となることが期待でき、市全体の避難意識の醸成に役立つものと期待する。

実施にあたっては課題があるため、事業内容の見直しを行うことを条件に、市と協働で実施する団体として決定します。