防災の日には忘れてならない狛江の歴史(平成30年9月15日号)
今夏は猛暑日が多く熱中症の心配が続きました。また、関東地方にも影響する台風も例年より早く7月下旬と8月上旬にありました。
私が市役所に入庁した昭和49年に、台風16号の影響で小河内ダムは貯水限界量を超え、放水を続けました。
市では9月1日の「防災の日」に防災訓練を予定していました。しかし、その日に多摩川堤防が決壊の恐れがあるため、避難命令が発令され、2,840人が狛江第二中学校などに避難されました。
私は一番多くの人が避難された狛江第二中学校の対応をさせていただきました。
堤防が決壊して、家屋の倒壊・流出被害は、29世帯・90人、19棟で、床下土砂流失、宅地内庭一部流失、堤防敷地内畑等流失の被害もあり、歴史に残る災害になってしまいました。
西日本豪雨災害を検証しまして、災害に強いまちづくりに努めてまいります。
狛江市長 松原俊雄
登録日: 2018年5月9日 /
更新日: 2018年5月9日