変わりつつある狛江の農業と魅力(令和4年9月1日号)
「狛江がまたテレビで紹介されましたよ」と多くの人から言われます。それも市民だけではなく市外の人からも。それだけ魅力があるから紹介されることなので嬉しいです。
夏は枝豆が紹介されることが多いですが、ブルーベリーの収穫時期でもあり、子どもたちの夏の思い出となる摘み取りも人気です。
私の職員時代には狛江でナシを作っている農家もありました。戦前にはかなりの数のナシ園が見られましたが、昭和の終わりには駒井の3軒だけとなり長十郎、早生赤、二十世紀のナシが収穫できました。宅地化が進んだことで、住宅地での消毒も難しく、後継者もいなくなり、狛江のナシ園はなくなってしまいました。今ではミカンやレモンといった果樹が作られるようになり、ブルーベリー同様に大福やケーキ、クッキー等にも狛江産の果物が使われるようになってきました。それも狛江の魅力となる特産ですね。
狛江市長 松原俊雄
登録日: 2022年9月1日 /
更新日: 2022年9月1日