狛江市長 松原 俊雄

 あけましておめでとうございます。
 平成最後のお正月ですが、市民の皆様には初春を穏やかに過ごされていることと思います。
 昨年の日本は記録的な猛暑と災害が多い年でした。地震災害、豪雨災害、そして台風により多くの方が犠牲となりました。お亡くなりになりました方々のご冥福をお祈りいたします。
 また、被災されて、このお正月を自宅で過ごせない方もいらっしゃいます。一刻も早い復興をお祈りいたします。
 市は災害から、市民の生命や身体、財産を守らなくてはなりません。
 昭和49年の狛江市多摩川堤防決壊、平成16年の新潟県中越地震、平成23年の東日本大震災での自らの現場での経験を基に、日頃からの災害時の迅速な行動や的確な判断の訓練、新たな情報伝達の仕組みづくりや災害時の備えなど、万全を期してまいります。
 また、今年は市民の皆様と共に人に優しく、人権を尊重するまちづくりを進めていくために、仮称ですが、人権尊重基本条例の制定に向けて取り組んでまいります。
 そして、私が副市長時代に市民の皆様と作り上げました基本構想と、その実現に向けた基本計画も、今年が改定作業の年になりますので、平成の時代から新たな時代への幕開けの年に、狛江市の将来計画をつくり上げて、狛江市に住んで良かった、住み続けたい、住んでみたいと思えるまちづくりを進めてまいりますので、皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。
 新たな年が皆様にとって、健康で幸せな年になりますことを、心よりご祈念申し上げまして、年頭の挨拶とさせていただきます。

狛江市議会議長 小川 克美

 あけましておめでとうございます。
 皆様には、平成31年の初春を健やかに迎えられましたことをお喜び申し上げます。
 日頃より市民の皆様には、市政ならびに市議会に対し、温かいご理解とご協力を頂き心より感謝申し上げます。
 昨年は、7月からの連日35度を超える猛暑、西日本を襲った豪雨、さらに9月には北海道胆振(いぶり)東部の震度7の地震と、多くの方が犠牲になられました。狛江市でも10月の台風24号で、幸いにも人的被害は無かったものの、看板の落下や、公園・学校の倒木など、数十カ所で被害が確認されました。しかし暗い話題ばかりではありません。
 横浜DeNAベイスターズにドラフト4位で入団した勝又温史さんは、狛江市出身で初のプロ野球選手になりました。
 また、囲碁界で大西竜平さん(三段)は第41期の新人王を獲得し、年間勝率1位のタイトルも取るなど、将来を期待されています。
 このご紹介した二人は共に18歳。若い世代の活躍は、狛江市民にも大きな夢と希望と可能性を感じさせてくれています。
 さらにその下の世代にも、昨年8月に開催された第40回全国少年少女躰道(たいどう)優勝大会で優勝した狛江第六小学校2年生の松本伊織さんも頑張っています。
 狛江市議会といたしましても、老若男女全ての世代が生き生きと共和する確かなまちづくりを進めてまいります。
 結びに、本年が皆様にとって健康で明るい年になりますよう心から祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。