年頭挨拶

狛江市長 松原 俊雄

 あけましておめでとうございます。
 市民の皆様におかれましては、穏やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 昨年10月に「一般社団法人狛江まちみらいラボ」が発足しました。行政機関とは異なる立ち位置で、地域の方々と一緒にまちづくりに関わっていく法人であり「狛江市の持続可能な地域経営に繋がる好循環の創出」をミッションとしています。通称「ほこみち」と呼ばれる歩行者利便増進道路制度の導入をはじめ、狛江駅周辺の新しい道路空間の活用に向けた事業を中心に展開していきます。
 現在、狛江駅の商業施設ではリニューアルオープンに向けて大規模な工事を行っておりますが、市としても工事に併せて駅周辺の道路改修等を行ってまいります。憩いと賑わいの空間創りを目指す取り組みが始まり、狛江駅周辺が新しく生まれ変わることで、まち全体に活気が広がることを願っています。
 また、今年は多摩川決壊から50年を迎える年となります。昨年は9年ぶりの大規模な実動訓練として、消防団、地区消防隊、建設業協会、防災会の皆様による火災対応、道路啓開、がれき救助等、地域の防災力を発揮していただきました。安全で安心できる狛江のまちづくりを進めるにあたり、私たちが直面する災害は、こういった公助のみで対応できる規模の災害ではない可能性があります。市民一人ひとりの「自助」の力と、地域で力を合わせる「共助」が必要となりますので、日頃からの備えをお願いいたします。
 皆様にとって明るい一年となることを祈念申し上げまして、年頭の挨拶といたします。

 

狛江市議会議長 谷田部 一之

 あけましておめでとうございます。
 皆様には、令和6年の初春を健やかに迎えられましたことをお慶び申し上げます。
 日頃より市民の皆様には、市政ならびに市議会に対し、温かいご理解とご協力をいただき心より感謝申し上げます。
 昨年を振り返りますと、5月に新型コロナウイルス感染症の位置付けが2類から5類へと移行され、それまで中止となっていたイベント等が開催され、ようやく従来通りの年に戻り始めました。国内外では、藤井聡太氏の初の全八冠制覇、侍ジャパンのWBC世界一、大谷翔平選手の大リーグ史初となる2度目の満票によるMVP獲得など、若い人やスポーツ界の活躍が日本中を盛り上げてくれました。
 また、狛江市においては4年ぶりの開催となった「狛江・多摩川花火大会」が、多くの人で賑わったことは記憶に新しいところです。
 狛江を襲った台風等はありませんでしたが、夏の期間は猛暑が続き、気象庁によると1946年の統計開始以降、東日本は一番暑い夏だったそうです。
 国内景気は円安が続いたまま物価は高騰し続け、市民の皆様の不安が払拭されることは無かったと思われます。
 市議会としても市民の皆様のご意見・ご要望を取り入れ、市民生活向上のためにさまざまな課題に積極的に取り組んでまいりますので、皆様の温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
 結びに本年が、皆様にとって健康で明るい年になりますよう心から祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。