令和3年2月15日号3面(1312号)
令和3年市議会第1回定例会
第1回定例会は、下記の日程で開催予定です。招集日・一般質問・予算特別委員会・最終日は、インターネット中継でもご覧になれます。
〔時間〕午前9時開会(予定)
〔問い合わせ〕議会事務局
日程 | 内容 |
---|---|
2月19日(金曜日) | 定例会招集日 |
2月26日(金曜日) | 一般質問 |
3月1日(月曜日) | 一般質問 |
3月2日(火曜日) | 一般質問 |
3月4日(木曜日) | 総務文教常任委員会 |
3月5日(金曜日) | 社会常任委員会 |
3月8日(月曜日) | 建設環境常任委員会 |
3月11日(木曜日) | 予算特別委員会 |
3月12日(金曜日) | 予算特別委員会 |
3月15日(月曜日) | 予算特別委員会 |
3月25日(木曜日) | 議会運営委員会 |
3月26日(金曜日) | 定例会最終日 |
医療的ケア児実態調査への協力をお願いします
市では令和2年度より医療的ケア児コーディネート事業を開始しました。本事業の実施にあたり、医療的ケア児の実態調査を行います。調査結果は、必要な支援や施策の検討に活用する予定です。調査票が届いた方は、ご協力をお願いします。
〔対象〕市内在住で未就学児のいる家庭(対象の方へ調査票を送付しています)
〔提出・問い合わせ〕3月19日(金曜日)までに、同封の返信用封筒(切手不要)に入れて高齢障がい課障がい者支援係へ。
多摩川住宅地区地区計画と都市計画公園・緑地に関する都市計画の案がまとまりました
調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更と調布都市計画公園および緑地の変更について、都市計画法第17条の規定により、案の縦覧を行います。
また、同期間内にこれらの案に対して意見書を提出できます。詳細はお問い合わせください。
〔告示日〕3月8日(月曜日)
〔縦覧場所〕
- まちづくり推進課および市ホームページ
- 調布市都市計画課(多摩川住宅地区地区計画の案のみ)
〔提出・問い合わせ〕3月8日(月曜日)から22日(月曜日)までに、まちづくり推進課都市計画担当へ。
行政けいじばん
全国瞬時警報システムを活用した全国一斉情報伝達訓練を実施します(国民保護)
国から受信した緊急情報を、瞬時に防災行政無線などで発信する全国瞬時警報システムの全国自動放送等試験を行います。
当日は、実際に防災行政無線を使用して、拡声します。
〔日程〕2月17日(水曜日)午前11時ごろ
〔内容〕チャイム・「これは、Jアラートのテストです。」×3回・「こちらは、防災狛江です。」・チャイム
〔問い合わせ〕安心安全課
災害時におけるアウトドア用品等の供給に関する協定を締結しました
〔締結先〕株式会社ロゴスコーポレーション、船山株式会社
〔協定内容〕災害時におけるテント等のアウトドア用品の供給に関する協力について、必要な事項を定める
〔問い合わせ〕安心安全課
狛江市地域包括支援センター運営協議会公募市民委員募集
〔対象〕市内在住・在勤の40歳以上または65歳以上で介護保険サービスを利用している方
〔定員〕2人
〔任期〕4月1日から3年間
〔会議〕原則平日夜間(年4回)
〔申し込み・問い合わせ〕3月5日(金曜日)(必着)までに、応募用紙(福祉総合相談窓口で配布または市ホームページからダウンロード可)および作文「超高齢社会の中で地域包括支援センターに求められること」(様式自由・800字程度)を郵送で高齢障がい課高齢者支援係へ。
審議会等の公開
※オンライン開催
第4回狛江市市民福祉推進委員会権利擁護小委員会
〔日程〕2月24日(水曜日)午後5時30分から
〔会場〕防災センター4階会議室
※オンライン傍聴を希望の方は事前にお問い合わせください。
〔申し込み・問い合わせ〕2月17日(水曜日)までに、福祉政策課へ。
狛江市市民福祉推進委員会高齢小委員会
〔日程〕2月25日(木曜日)午後6時30分から
〔会場〕防災センター3階会議室
※オンライン傍聴を希望の方は事前にお問い合わせください。
〔申し込み・問い合わせ〕2月18日(木曜日)までに、福祉政策課へ。
第4回狛江市市民福祉推進委員会障がい小委員会
〔日程〕3月2日(火曜日)午後6時から
〔会場〕防災センター4階会議室
※オンライン傍聴を希望の方は事前にお問い合わせください。
〔申し込み・問い合わせ〕2月24日(水曜日)までに、福祉政策課へ。
第4回狛江市子ども・子育て会議
〔日程〕3月5日(金曜日)午後6時30分から
〔案件〕子どもや若者、子育て世帯等の支援に関連する事業についての議論
※オンライン傍聴を希望の方は事前にお問い合わせください。
〔申し込み・問い合わせ〕3月4日(木曜日)までに、子ども政策課企画支援係へ。
第4回狛江市市民福祉推進委員会
〔日程〕3月8日(月曜日)午後7時から
〔会場〕防災センター4階会議室
※オンライン傍聴を希望の方は事前にお問い合わせください。
〔申し込み・問い合わせ〕3月2日(火曜日)までに、福祉政策課へ。
市職員の人事異動
2月1日付で職員の異動を行いました(カッコ内は前職)。
課長補佐職
- 企画財政部政策室オリンピック・パラリンピック等推進担当副主幹(兼)教育部社会教育課副主幹(兼)社会教育係長 田中達生(企画財政部政策室オリンピック・パラリンピック等推進担当副主幹(兼)教育部社会教育課副主幹)
〔問い合わせ〕職員課
今はむかし(その322)
スペイン風邪と伝染病
大正7年、スペイン風邪が世界に広がり、7月には日本にも入ってきた。スペイン風邪は一種のインフルエンザであるが、咳などの飛沫から伝染し、時には集団感染もあって、内務省の記録では日本でも患者数約2,380万人、死者約40万人とされている。
当時の新聞を開くと、大正7年には島村抱月が48歳で死去したり、各地の小学校でも休校や運動会・校外授業の見合わせ、水力発電機工事でトンネル掘削中の作業員400名が一斉に罹患して20名の死者を出したなどの悲報が次々に伝わってくる。
病院は満員、乾燥の際は肺炎に急変することが多く、死亡率はチフスに匹敵するほどの恐ろしさ。だから風邪薬が暴騰、アスピリンが品不足とも伝えている。
翌年(大正8年)夏には一旦落ち着いたが、同年秋から翌年初夏にかけて第2波。大正9年12月にも第3波が訪れている。
調布市史の年表にも「大正7年インフルエンザ各地で大流行、大正8年この年インフルエンザ猖獗、大正9年この年インフルエンザ・コレラ流行」と書かれている。調布市教育史の年表にも大正7年の欄に「神代村小学校も調布小学校もこの年秋から翌年にかけスペイン風邪流行し児童の欠席多くなる」と記載があるので隣接している狛江村でも多分発生していただろう。
大正9年1月、第2波の年に神代村の住人から狛江村の知人に宛てた「(略)本年も流行感冒はげしく候。尚又先方の近家ハ大分はげしき事と承り候ニ付、御貴殿の御病気ハ如何ニ候哉、御病人の中御手数乍一報下され度候。次ニ御伺ひ度く思居り候得供当方風気ニテ出向兼候ニ付あしからず願申候」(新狛江市史資料編近現代3)という手紙を見ると影響があったのだろう。
狛江村大正7年中事務報告にはジフテリアで女1人(死亡)、腸チフス男1人(全治)、パラチフス男2人・女2人(全治)発生したと記している。年未詳だがその頃は伝染病が毎年起こっていたからか「伝染病予防心得」が出ていて、「一、暴飲暴食ヲセナイコト 二、不熟又は腐敗ノ食物ヲ食ハサルコト 三、水ハ必ズ煮沸シタル後飲ム事、井戸水ハ時々漂白粉デ消毒スル事 四、食物ニハ防塵防蝿ノ設備ヲナスコト 五、蠅ノ発生駆除ニ努ムルコト 六、寝冷ヲセヌ様注意ヲスルコト 七、発熱シタル時ハ速ニ医師ノ診療ヲ受クルコト 八、汚物、汚水溜其他不潔又ハ不潔ニナリ易キ場所ニハ時々石油乳剤ヲ撒布スルコト 九、万一伝染病ニ罹リタルトキハ其筋へ届出、他へ伝染セヌ様充分消毒ヲ行ヒ、自他ノ安全ヲ計ルコト 十、野菜類ハ井戸水デ洗フコト」とあって、最後に「注意 此刷物は屋内見安い処にはって毎日実行して下さい」とも書かれている。
井上 孝
(狛江市文化財専門委員)