調布・狛江の魅力PR部の取材レポート

令和6年12月8日(日曜日)、市内の大学生で構成する調布・狛江の魅力PR部メンバーである清心美里さんと森田悠己さんが調布市・味の素スタジアムで開催された2024明治安田J1リーグの最終節の試合とスタジアム通りで行われた「青赤ストリート」を取材しましたので、その取材レポートをお届けします。

■FC東京と狛江市との繋がりについて

狛江市と東京フットボールクラブ株式会社(FC東京)とは、サッカーを通した地域スポーツの振興や地域の活性化等に寄与することを目的として、令和2年2月に包括連携協定を締結しています。
毎年、J1リーグの公式戦に狛江市民を無料招待していただいたり、小学生向けサッカー教室に所属選手が出前授業に来ていただいたり、狛江市民まつり等の市内イベントにブースを出展していただいたりと、スポーツの振興や地域の活性に寄与していただいています。このような地域に根差した活動の成果もあり、FC東京を応援する狛江市民は実際に多くいらっしゃいます。

FC東京との包括連携に関する協定の締結についてはこちら

■味の素スタジアムの紹介について

味の素スタジアムは狛江市の隣の調布市に所在しており、2002年にオープンしたスタジアムで、J1リーグのFC東京と東京ヴェルディ1969が本拠地として使用しています。スタジアム内はとても綺麗に保たれ、安心で安全に観戦できる環境を目指しており、ファミリー層や子連れのお客さんが多く観戦されていました。
なお、このスタジアムは「味の素株式会社」が2003年に日本の公共施設で初のネーミングライツを取得して以降、「味スタ」の愛称で親しまれています。

味の素スタジアムについてはこちら

■青赤ストリートについて

京王線飛田給駅から味の素スタジアムまでの「スタジアム通り」を歩行者専用にして、キッチンカーやブースの出店するイベント「青赤ストリート」が調布市・FC東京の共催により毎年開催されています。
試合を取材した12月8日は通算4回目の青赤ストリートが開催されており、飛田給駅前を降りたところからすでにお祭り会場のように多くの来場者で賑わっていました。

PR部メンバーのうち一人の出身地である長崎市の角煮バーガー・角煮まんのキッチンカーの列に並んで、ほくほくの角煮バーガーをほおばりながら、選手によるトークショーを待つことにしました。

 

■選手トークショー

子どもチアリーダーの演目ののち、FC東京の現役の選手3名によるトークショーなどがありました。普段は知ることのできない練習中の選手やスタッフの様子も披露してくださり、チームとしての仲の良さを感じることができました。

一番記憶に残っているエピソードとして、この日で現役を引退するブラジル人のディエゴ・オリベイラ選手のお話でした。ディエゴ・オリベイラ選手は若手選手にも気さくに声をかけてくれるなど、頼れるストライカーという魅力だけでなく、明るいムードメーカーという側面でもチームに貢献されていたことがよくわかりました。ファンだけでなく、チームメイトからも愛された選手の引退試合ということもあり、今日はなんとしても勝利を目指しつつ、そしてディエゴ選手の得点にも期待したいところです。

■いよいよ味の素スタジアムでサッカー観戦!

J1リーグ最終節であり、この日で引退するディエゴ・オリベイラ選手の最後の有志を見ようと多くのファンがスタジアムに駆け付けていました。今日はディエゴ・オリベイラ選手のゴールはありませんでしたが、ゴールに迫るシーンをたくさん見ることができました。試合中は終始笑顔を絶やさずにプレーをしていて、サッカーを本当に愛していることがプレーの中からも感じることができました。
そして、後半途中にディエゴ選手が交代でピッチから退くするとき、今日最も感動的なシーンが生まれました。スタジアム中の観客が敵味方が関係なくスタンディングオベーションで健闘を称えることが自然発生的に生まれただけでなく、相手チームを含めて選手・スタッフ全員が一列に並んで引退の花道を作って、スタジアム全体で彼を送り出す様子が見られました。長く日本でプレーし、プレースタイルのみならず人格面からも愛された偉大な選手が現役を引退する瞬間に立ち会えたことはとても感動的な出来事でした。ディエゴ・オリベイラ選手、お疲れさまでした!
そして、チームメイトの得点もあり、3-0でFC東京の勝利となり、見せ場の多い大変面白い試合内容となりました。

(スタジアム会場内は他の来場者が映り込ってしまう関係からスタジアム内での撮影はありません)

取材後記(取材したお二人の感想)

「スポーツが大好きですが、人生初めてのサッカー観戦でした。まち全体でチームを応援していることが印象的で、駅に着いたときからワクワクしました。試合は本当に大盛り上がりで、特に得点シーンでは鳥肌が止まりませんでした!もっともっとサッカーについて知りたいと思った1日でした。またディエゴ・オリベイラ選手の引退試合という大切な試合を観戦させていただき、とても想い出に残りました。ありがとうございました!!」(清心さん)

「今回は久しぶりのサッカー観戦でした。事前のトークイベントなどを通じて、スポーツと地域の繋がりの深さを感じました。街を歩いているときの、観客達の笑顔が印象的でした。試合は、前半からFC東京がゴールを決め、とても白熱していました。特に、サッカーは1点の重みが他のスポーツに比べてとても重いので、自分たちが応援するチームがゴールを決めた時は、スタジアムが観客全員の喜びに溢れ、サッカー観戦の面白さを感じることができました。ありがとうございました。」(森田さん)

■魅力PR部メンバー自己紹介
  • 清心 美里(せいしん みさと)さん
    趣味は野球観戦です。サッカー観戦は今回が初めてでした。残り短い学生生活を魅力PR部の活動を通じて有意義に過ごしていきたいです。
  • 森田 悠己(もりた ゆうき)さん
    狛江の地域活動に興味があり、駅前でのイベントでボランティア活動をしている。スポーツ以外にもいろいろなことに興味があるので、今後も魅力PR部の活動を通じていろいろなスポットを取材して魅力を知っていきたいです。

■調布・狛江の魅力PR部について

調布・狛江の魅力PR部では新規メンバーを随時募集しています。
両市に居住または来訪可能な大学生等に調布・狛江の地域の魅力を発見し、インターネットやSNSを通じて効果的にPRしていただいています。
ぜひ皆さんの力で調布・狛江を盛り上げていきましょう!

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