昭和52年に「市の歌」と「市の音頭」を作りました。
作成の発想は、昭和45年に市制が施行されたのをきっかけに、「市の木」、「市の花」、「基本構想」、「市民憲章」等が順次制定されてまいりました。その一環として市の歌・音頭も作成する運びとなりました。
市の音頭の作成は他の自治体では、有名な作詞家や作曲家の手によるものが多いですが、狛江市では企画段階で市民の力を合わせて作り上げる方式を打ち出しました。
昭和52年に音頭の歌詞・作曲を公募したところ、歌詞68編・作曲31編もの応募がありました。
市内在住の作曲家三木稔氏、作詞作曲家宗鳳悦氏、詩人の大倉芳郎氏をはじめとする11人の審査員による審査が行われ、選ばれた「こまえ音頭」には早速、市内3人の踊りの師匠さんにより振り付けが行われました。
翌53年、レコードを作製することとなり、市民の歌声コンクールを開催し、3人の方に「こまえ音頭」の吹き込みを行っていただきました。
現在では、毎年繰広げられます各地域の盆踊り、踊りの発表会、運動会、市民まつり等で踊られております。