市史編さんについて


 現在、狛江市では市制施行50周年を迎える令和2年度に『新狛江市史』を刊行することを目指して、市史の編さん事業を進めています。
 昭和60年の『狛江市史』刊行からすでに30年以上が経過し、市内の様子も大きく様変わりしてきました。編さん事業では、市内に残された江戸時代から現代に至る古文書、記録、絵図、写真などの調査や、市内における伝統的な生活、年中行事、祭礼などの聞き書き調査、石造物などの調査を進めています
 編さんの過程で明らかになった成果の一部は、『市史研究 狛江』や『資料編』、各種『調査報告書』として刊行しています。
 

 

 市史編さん事業方針

 編さん事業の実施にあたっては、狛江市市史編さん委員会からの答申を受けて策定した「狛江市市史編さん事業方針」に基づき、各種調査・研究、刊行物の編さんなどを進めています。

 ・「狛江市市史編さん事業方針」(平成25年7月22日決定) 

 

市史編さん委員会・市史編集専門委員会

市史編さん委員会

 市史編さん委員会は、次に掲げる4つの事項についての検討を行い、市長からの諮問に応じて審議答申をする狛江市附属機関として設置されています。
(1) 歴史的資源の取扱方針に関すること。
(2) 市史編さん事業の基本構想,基本方針及び基本計画の策定に関すること。
(3) 市史編さんの基本方針に関すること。
(4) その他市史編さんの過程において把握された課題に関すること。

 

市史編集専門委員会

 市史編集専門委員会は、市史編さん委員会のもとに、資史料の収集・整理や専門的な調査・研究、さらには市史本編や資料編など刊行物の執筆や編集等を行う目的で設置されています。

 ・市史編さん委員会・市史編集専門委員会会議録

 

『新狛江市史』関連刊行物のご案内 

 『新狛江市史』編さん事業では、これまでに『資料編』や『新狛江市史民俗調査報告書』、『新狛江市史関連考古学調査報告書』、『市史研究 狛江』を刊行しています。

 『資料編』は、市内の旧家などに伝えられてきた江戸時代から現代までの古文書や絵図・地図など、『新狛江市史』を編さんする上で基礎となる史料を掲載したものです。これまでに、近世に関する資料編2冊、近現代に関する資料編4冊と、近世から現代にかけての狛江市域の様子を描いた絵図や地図を集めた資料編1冊を刊行しています。
  

 

 『新狛江市史民俗調査報告書』には、急速に失われつつある伝統的な地域の姿を記録にとどめるために、旧大字(おおむね江戸時代の村に相当する範囲)ごとに行った民俗調査の成果を掲載しています。調査は、市民の皆様のご協力をもとに進めており、これまでに猪方・駒井・岩戸・小足立・覚東地域の報告書を刊行しました。現在、和泉地域の報告書の刊行に向けて、調査・執筆を行っています。
 また、『新狛江市史関連考古学調査報告書』として、市内に所在する中世に特有な石製の供養塔婆である板碑と、泉龍寺に安置されている位牌の調査成果をまとめた2冊を刊行しています。
        

 
『市史研究 狛江』は、毎年行っている市史編さん関連講演会の記録や、古老からの聞き書き、市民の皆様にお集まりいただき実施した座談会の記録などを収録しています。(第1号と第3号は売り切れ)

 刊行物の詳しい内容はこちらをご覧ください。
 お求めは、直接、市史編さん室へお問い合せください。

 

 市史編さん室だより

【 平成30年度 】 

古文書講座を開催しました。

 平成31年2月2日・9日の両日にわたり開催した古文書講座には、18名の方にご参加いただきました。
 講座では、江戸時代の村の名主役(現在の村長にあたる)などの交代に関する古文書を参加者の皆さんと解読しました。

   
      古文書講座で解読した史料の一部

講演会「泉龍寺の位牌と葬送習俗」を開催しました。

 平成31年3月9日に、市史編さん委員で早稲田大学教授の谷川章雄さんを講師に迎えた講演会には、41名の方にご参加いただきました。
 狛江市内で実施した泉龍寺の位牌調査や、市内に所在する墓標調査の成果をもとに、今後の位牌の調査・研究の視点を提示し、位牌と墓標の関係や葬送習俗をめぐる問題について詳しくお話していただきました。
 なお、本講演でお話いただいた内容の一部は、『新狛江市史関連考古学調査報告書2 泉龍寺の位牌』に掲載されています。

  

市史編さん委員会を開催しました。

 平成31年3月25日に、市史編さん委員会を開催しました。
 平成30年度の市史編さん事業や刊行物についてご報告し、また平成31年度市史編さん事業(案)などについてのご意見をいただきました。
 詳しい内容はこちらをご覧ください。

 

【 平成31年度 】 

 市史編集専門委員会を開催しました。

 平成31年4月19日に、市史編集専門委員会を開催しました。
 市史本編の体裁や構成等についてご審議いただき、また今後の刊行計画の見直しについてご意見をいただきました。
 詳しい内容はこちらをご覧ください。

 

史料提供のお願い

 『新狛江市史』の編さんは、「狛江」に関係のある史料をお持ちの多くの方々にご協力いただきながら進めています。しかし、市史をより充実した内容にするためには、まだまだ史料が必要です。江戸時代の古文書はもちろん、明治・大正・昭和・平成にかけての古い文書やチラシ、かつての市内の様子がわかる写真や地図なども市史の編さんには重要な史料になります。
 こうした史料は、押入れ・物置・納戸の奥などにしまわれており、気付かずにゴミとして捨てられてしまうこともあります。 

例えば・・・ 
 ・江戸時代から明治・大正・昭和・平成にかけての古い文書や記録 
 ・古い地図や絵図
 ・明治・大正・昭和・平成のチラシ・パンフレット
 ・昔から地域で行っている行事や講などにかかわる史料
 ・昔の狛江市内のまち並みや、生活風景を撮影した写真や絵はがき
 ・団地や商店街の昔の広報誌 ・・・など

 「これは史料かな」と思ったときには、ぜひ市史編さん室までご連絡ください。数量は1点からでも構いません。市民の皆様のご協力をお願いいたします。

      

 

 お預かりした史料は、整理・目録採録をして、史料保存に適した中性紙封筒・中性紙保存箱に収納します。