アライグマ・ハクビシンによる被害相談や目撃情報が寄せられています

近年狛江市でも、外来種であるハクビシンや特定外来生物のアライグマの被害や目撃情報が寄せられています。
アライグマやハクビシンによって、主に以下のような被害が発生する可能性があります。

  • 騒音被害:天井裏に住み着き、動き回ることによって騒音が発生します。
  • 悪臭被害:糞尿による悪臭が発生します。
  • 害虫被害:ノミやダニだけでなく、糞尿などからハエやウジが発生します。
  • 農作物被害:畑や果樹園を荒らして、被害を発生させます。

被害でお困りの方に箱わなを貸し出しています

 市では、アライグマ・ハクビシンの被害でお困りの方に、箱わなを貸し出しています。

貸し出し条件

  • 設置場所の所有者から許可を得ていること。
  • 設置場所が屋外の平地であること。
  • 毎日箱わなの見回りが出来ること。
  • 箱わなのエサ(フルーツ等)の費用負担ができること。
  • 箱わなのエサの取り替えが行えること。
箱わな貸し出し制度の申請、箱わな設置から回収までの流れ

アライグマ・ハクビシンの特徴

1.体の特徴
アライグマ
  • 成獣の大きさは全長70~90センチメートル程度です。
  • 尾に5~7本のしまがあります。
  • 目の周辺を覆う黒い部分(アイマスク)があります。
  • 前足・後足とも、指の数は5本です。
ハクビシン
  • 成獣の大きさは全長100センチメートル程度で、尾が40~50センチメートル程度と長いです。
  • 細長い体型をしています。
  • 額から鼻先まで白い線の模様があります。
  • 前足・後足とも、指の数は5本です。
2.食べ物

雑食性(果実、野菜、小動物、昆虫、生ごみ等)です。

3.その他
  • 木登りが得意で、パイプ等様々なものを伝って移動できます。
  • 夜行性ですが、日中活動することもあります。

アライグマ・ハクビシンを見かけたら

目に見えない寄生虫が寄生していることや、病気に感染している可能性があるため、素手で触れることや餌付けなどは絶対にしないでください。

アライグマ・ハクビシンを生息させないようにするために

以下のことを、普段から心掛けましょう。

  • 家屋の壁や床下屋根等を点検し、侵入口となる隙間をふさぐ。
  • 敷地内の果物は早めに収穫するか、網などをかける。
  • ペットのエサを屋外に放置しないようにする。
  • 枝葉が伸びている樹木は、家屋侵入に利用されてしまうため、定期的に剪定する。

空き家をお持ちの方へ

アライグマやハクビシン等は、空き家などの人気のない建物へ侵入し住み着くことで、糞尿の被害などを引き起こす可能性があります。
アライグマ・ハクビシンに住み着かれないよう、以下の点に気を付けて 空き家のお手入れをしましょう。

  • 家屋の壁や床下屋根等を点検し、侵入口となる隙間を金網を丸めたもの等でふさぐ。
  • 枝葉が伸びている樹木は、家屋侵入に利用されてしまうため、定期的に剪定する。
  • 庭木の果樹等はすみやかに収穫し残さない(果樹等はエサになるため、寄せ付けたり住み着くきっかけになります)。
  • 定期的に点検をする。

チラシ・パンフレット

アライグマ・ハクビシンの生態や、捕獲用箱わなの貸し出しについてまとめたチラシやパンフレットを窓口で配布しています。