飼っているコイや、飼っていて死んでしまったコイ、釣ってきたコイをほかの川や池へ放流してはいけません。

ペットとして飼われていた生き物が、捨てられたり逃げたりして、日本の自然環境に悪影響を与えている場合があります。
生き物をペットとして飼うには、家族の一員として最後まで面倒をみる責任があります。飼いきれないからと言って、放したりしてはいけません。

コイヘルペス病にかかったコイを放流してしまうことによって、川や池などに生息するコイに、病気が蔓延する可能性があります。
コイヘルペス病はマゴイやニシキゴイに発生する病気です。発病すると行動が緩慢になったり、エサを食べなくなりますが、目立った外部症状はありません。死亡率が高い病気で、現在、コイヘルペスウイルス病に対する有効な治療法はありません。

人には感染しませんが、コイヘルペス病が蔓延すると、コイの大量死など自然環境に大きなダメージを及ぼします。

 
チラシ(コイヘルペス病を防ぐには皆さんの協力が必要です) [1114KB pdfファイル]

※上記のチラシは農林水産省ホームページ(コイヘルペスウイルス病に関する情報:農林水産省)から引用しています。