令和3年5月15日号3面(1318号)
令和3年市議会第2回定例会
第2回定例会は、下記の日程で開催予定です。招集日・一般質問・最終日は、インターネット中継でもご覧になれます。ぜひ、ご利用ください。
〔時間〕午前9時開会(予定)
〔問い合わせ〕議会事務局
日程 | 内容 |
---|---|
5月21日(金曜日) | 定例会招集日 |
5月31日(月曜日) | 一般質問 |
6月1日(火曜日) | 一般質問 |
6月3日(木曜日) | 一般質問 |
6月4日(金曜日) | 一般質問 |
6月8日(火曜日) | 総務文教常任委員会 |
6月10日(木曜日) | 社会常任委員会 |
6月11日(金曜日) | 建設環境常任委員会 |
6月15日(火曜日) | 議会運営委員会 |
6月16日(水曜日) | 定例会最終日 |
文化およびスポーツ功労者を推薦してください
表彰基準(10月1日現在)
文化およびスポーツの分野で業績が顕著で市民に広く敬愛され、市の名を高めた方で、次のいずれかに該当する方
- 文化の振興または文化財の保存に15年以上尽力し、功績が顕著である方
- 文化およびスポーツの振興に15年以上尽力し功績が顕著で、市全域を包含する団体の長および役員または青少年の健全育成等に尽力した方
- その他、文化およびスポーツの振興・普及に20年以上寄与した表彰日現在60歳以上の方
- 文化およびスポーツ分野の全国大会で、優勝またはこれに準ずる成績を収めた方または世界(国際)大会に参加し、成績優秀な方
〔申し込み・問い合わせ〕7月1日(木曜日)までに、所属する団体代表者等が推薦人となって、推薦書を秘書広報室へ。
市議会議長・副議長が決まりました
〔問い合わせ〕議会事務局
市議会第1回臨時会が5月6日(木曜日)に開催され、議長・副議長の選挙が行われ、次の通り決まりました(敬称略)。
- 議長 谷田部一之(58歳)
平成23年4月に初当選以来連続3期、この間、多摩川衛生組合議会議長、総務文教常任委員会委員長、議会運営委員会委員長などを歴任されました。 - 副議長 鈴木えつお(71歳)
昭和58年4月に初当選以来連続10期、この間、第35代・38代・40代副議長、監査委員、社会常任委員会委員長などを歴任されました。
令和3年経済センサス 活動調査を実施します
全事業所および企業を対象とした経済センサスを6月1日現在で実施します。今回の調査は、産業構造を包括的に捉え、経済活動の実態を明らかにする活動調査です。
なお、統計法に基づき、統計以外の目的には使用することはありません。
〔調査票の配布〕5月20日(木曜日)~31日(月曜日)に、調査員が事業所に訪問して調査票を配布
〔回答〕5月20日(木曜日)~6月8日(火曜日)
※新型コロナウイルス感染症防止対策のため、調査の回答はインターネットまたは郵送でお願いします。
〔問い合わせ〕総務課庶務統計係
保育サービスコーディネーターが皆さんの子育てをサポートします
保育サービスコーディネーター(利用者支援事業専門員)とは、一人ひとりの話を伺い、保育施設等や保育サービスの情報を提供し、相談や助言を行う専門スタッフです。その家庭に合った保育サービス等を円滑に利用できるよう一緒に考えます。
相談内容の例としては、認可保育園と認可外保育所の違いについて、仕事を始めたい場合の子どもの預け先の探し方、一時保育の使用方法等です。ぜひお気軽にご相談ください。
〔日程〕平日午前8時30分~午後5時(要予約)
〔対象〕妊婦および0歳~未就学児の保護者
〔問い合わせ〕子ども政策課企画支援係
令和3年度 市職員募集
令和3年度中における職員の欠員補充のため、採用資格試験を実施します。受験資格等詳細は、実施要項(5月6日(木曜日)から職員課窓口で配布または市ホームページでダウンロード可)をご覧ください。
〔第1次試験日〕6月6日(日曜日)
〔申し込み・問い合わせ〕5月17日(月曜日)から21日(金曜日)(当日消印有効)までに、特定記録郵便で職員課へ。
職種 | 試験区分 | 受験資格 | 募集人員 |
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保健師 | 上級 (大卒程度) |
昭和50年4月2日以降生まれで、保健師の資格を有する方 | 若干名 |
今はむかし (その325)
狛江尋常高等小学校昭和3年組「如月会」から
大正10年4月から11年3月までに生まれ、昭和3年に狛江尋常高等小学校に入学した児童が高等科卒業50周年を記念して出版した冊子をお借りしました。
昭和3年入学、男子組41名、女子組38名。狛江駅前にあった狛江尋常高等小学校。満開の桜に迎えられて入学した懐かしい思い出。紺絣の着物に赤い袴。桜の木の下での体操や縄跳び、ドッジボールをした懐かしい思い出。校舎の前で毎日朝礼。生徒はみな素朴。子どもたちは自然の中で自由に遊べた。
始業の合図は吊るしてある鐘を小使さんがカンカン鳴らした。手で振る真鍮の鐘もあった。北校舎の玄関左の細長い小部屋では、校医の先生が診察していた。先生たちの家の近くの井戸には長いブリキの樋がついていた。
通学路は農道で畑道が多く、砂利が敷いてあれば良い方で、そこをのんびり歩いた。村にたった一つの学校、家から学校まで30分歩いても広々とした田園地帯。田んぼ道のレンゲを採りながら歩いたり、見渡す限り麦畑の続く野辺の道を3人でしっかり手をつないで、桃太郎さんなど知っている限りの唱歌を力いっぱい歌いながら帰ったのも懐かしい楽しい思い出である。
3年生のとき満州事変勃発。
6年生になったとき、待望の新校舎が建った。木造2階建て、金瓦(鉄製の瓦)葺きと言われていた。素晴らしい校舎の2階に入り、教室の窓からは満開の桜の花に触ることさえできた。また、卒業前には玄関前で思い出の記念写真を撮った。
昭和9年、尋常科から高等科へ。高等科は男女一緒で1学級だけ。遠足は江の島へ。
昭和11年2月二・二六事件勃発。同年3月卒業して12年には日中戦争開戦。黙々と働き続ける中、昭和13年に国家総動員法が公布され、昭和16年には太平洋戦争が始まった。
20歳になったとき召集令状がきて、男子はほぼ全員兵士として戦争に行き、多くの旧友が亡くなった。小学校入学の時41名いた者が58年後には戦死・戦病死とは限らないが22~23名しかいない。女子も銃後で大変な苦労をした。
担任教師の言葉だが、「諸君は正に激動・激変の昭和と共に生きてきた。男子は一度は戦場に屍をこえて生還した貴重なる体験者である。女子は銃後の村で苦労した身である。幸いに生き永らえて64、65歳。この貴重な体験と歴史を子孫に語れ、そして真の平和への努力を続けよ」と語っている。
多くの卒業生が思い出を残した狛江尋常高等小学校(戦災時は国民学校)も昭和20年5月25日の空襲で焼失した。戦後76年続く平和な日本。戦争の悲劇を忘れないように5月25日にはみんなで平和を祈ろう。
井上 孝
(狛江市文化財専門委員)