歯科健診・予防処置

〔日程〕4月6日~27日の火曜日
〔時間〕午後1時30分~3時
〔対象〕1歳前後から3歳までの乳幼児(要予約)
〔内容〕歯科健診、歯磨き指導等
〔持ち物〕母子健康手帳、子どもが使っている歯ブラシと仕上げ用の歯ブラシ、コップ、バスタオル
※受診月に2歳0カ月~2歳1カ月・2歳6カ月~2歳7カ月の子どもは、健診の結果に応じてフッ素塗布も実施します(前回の塗布から3カ月以上経過している場合のみ。定員あり)。子どもの状況により、塗布ができないこともありますのでご了承ください。
〔会場・申し込み・問い合わせ〕健康推進課(あいとぴあセンター) 電話(3488)1181へ。

むいから・狛江春まつり

 桜の咲くきれいな風景の中、古民家園で狛江の春の訪れを感じるひとときを楽しくお過ごしください。
 当日はコンサートやむかし遊び体験で楽しめるほか、13年前(平成20年)に「広報こまえ1,000号発行記念事業」として、園庭に埋設されたタイムカプセルを開封するセレモニーを行います。
〔日程〕3月28日(日曜日)(荒天等中止)
〔会場〕むいから民家園
※コンサート鑑賞者を対象に、クッキー等の参加賞プレゼントがあります(先着順・数に限りあり)。
〔問い合わせ〕秘書広報室

催し 時間
■実施内容
むかし遊び体験 午前10時~午後3時
タイムカプセル開封セレモニー 午前11時30分から
春のコンサート 子どもによる能楽発表会 午後0時30分~0時55分
狛江能楽普及会 午後1時~1時30分
畠山みつこ(フルート)、畠山尚久(パーカッション)  午後1時40分~2時10分
箏曲正音会 午後2時20分~2時50分

 
子育て

こまえ子育てねっと
https://komae-kosodate.net/
※詳細は、こまえ子育てねっとをご覧ください。

和泉児童館 電話(3480)1441
  • スラックライン教室 
    〔日程〕3月15日(月曜日)午後3時30分~5時
    〔対象〕小学生
    〔内容〕ゴムの上を歩く綱渡りのようなスポーツです。
  • すくすく測定 
    〔日程〕3月22日(月曜日)午後0時30分~1時50分
    〔対象〕乳幼児
    〔内容〕子育て相談員がお子さんの身長、体重を測定します。
こまっこ児童館 電話(3480)5701
  • たいそうタイム 
    〔日程〕3月16日(火曜日)
    〔時間〕午前10時30分~10時45分・午後3時30分~3時45分
    〔対象〕おおむね0~3歳程度の乳幼児とその保護者
    〔内容〕乳幼児向けのダンスや体操を行います。
  • おはなしのへや 
    〔日程〕3月18日(木曜日)
    〔時間〕午前10時45分~11時・11時45分~正午
    〔対象〕おおむね2歳程度の幼児とその保護者
    〔内容〕職員が読み聞かせや手遊びを行います。
  • こまっこクラフト 
    〔日程〕3月27日(土曜日)午後1時~5時
    〔対象〕小学校1年生~中学校3年生程度
    〔内容〕4月からのカレンダーを作ります。

スタントマンによる自転車交通安全教室 スケアード・ストレイト~交通事故ゼロを目指しましょう~

〔日程〕3月20日(祝日)午前11時~正午(予約不要・雨天中止)
〔会場〕市民グランド
※駐車場はありません。
〔内容〕スタントマンが交通事故を再現することで、交通事故の恐ろしさを再確認します。交通ルールと正しいマナーを理解して、交通事故ゼロを目指しましょう。
〔問い合わせ〕道路交通課交通対策係

今はむかし―その323―

小田急線 線路を高架に

 平成7年3月25日の夜、最終電車が行った後、世田谷通りが閉鎖された。煌煌と照らされた明かりの下で世田谷通りの陸橋が撤去され、その両側まで造られていた高架線の線路が結ばれて切換工事が終わった。いよいよ市内の踏切がすべてなくなり、市民の生活に大きな変化が起こるのである。
 昭和60年の時刻表を開くと、電車が一番多く通る午前8時台、各駅停車と準急・急行を併せて上り26本、下り25本。平均して上り・下りとも2分間隔で踏切を通過していたが、実際には上りと下りが同じ踏切を通過し、各駅停車は駅に停車するから駅付近の踏切は閉鎖時間が長くなり、それだけ踏切の開く時間も短くなる。毎日通る自動車は少しでも長く開いている踏切を通ろうと住宅街の狭い道を通り抜ける。駅と駅の中間の踏切の方が通りやすかったようだ。
 調布や国領から登戸方面に行く自動車は多摩川住宅から六郷さくら通りを通って田中橋交差点で右折し、鎌倉道入口から狛江第三中学校校門前に出る細道を通って多摩水道橋に抜けていた。まだ田中橋から松原間は狭くて北向一方通行、田中橋から和泉多摩川間は開通していなかったため昭和48年の調査によると、朝の通学時間に狛江第三中学校正門前の狭い道を通る自動車は5分間に28台から40台、そこを200人近い生徒が通るのである。そのため古民家園の長屋門前から鎌倉橋に至る水路が道路になり、水路にかかっていた鎌倉橋の欄干が近くの民家の軒下に置かれるようになった。これは一例で市内どこでも住宅街に入り込む車が多かった。
 狛江駅も和泉多摩川駅も改札口は1カ所しかない。だから踏切のために乗りたい電車に乗れなかったり、学校を目の前にしながら踏切を渡れないでチャイムの音を聞く狛江第一小学校の児童など困ったことが多かった。そのため閉まった踏切をくぐる人がいたので調布警察署が狛江駅際の踏切に卒塔婆を建てて警告したりした。そこで昭和43年には両駅とも臨時改札口を設けて乗降客の便を図っている。
 今は小田急線が高架になってすべての踏切がなくなったし、松原通りも拡幅されて和泉多摩川まで通じるようになったので住宅街の細道を通る車は少なくなった。踏切がなくなったおかげで目的地に早く着けるし、目的地までの時間を読めるようになったことも大きな成果であり、消防車、救急車などの緊急車両が止められないことも大きな安心感をもたらしてくれた。
 小田急線の高架・線増工事には多くの方が土地を提供しなければならなかった。なかには住み慣れた土地を離れて多摩丘陵の新開地に行った方もいるという。その協力にも感謝しなければならない。
 井上 孝
(狛江市文化財専門委員)