令和2年度決算の概要

 狛江市の令和2年度一般会計の決算は、歳入総額406億3,190万円、歳出総額388億9,936万6千円、歳入歳出差引額17憶3,253万4千円となり、そのうち、翌年度への繰越財源が1億4,291万2千円、実質収支は15億8,962万2千円の黒字となりました。

 歳入では、個人市民税が所得割額の減、法人市民税が税率の引き下げ等により減収したものの、固定資産税および市たばこ税等の増により、市税としては過去最大となりました。税連動交付金は、地方消費税の税率引き上げの通年化により、地方消費税交付金等が増、地方交付税は、平成31年度の錯誤措置等による増により、経常一般財源も過去最大となりました。

 歳出では、各種新型コロナウイルス感染症対策事業を実施したほか、 子育て・教育支援複合施設「ひだまりセンター」の開設、GIGAスクール構想により小中学校の児童・生徒一人1台のタブレットの配備、保育園の待機児対策に加え、小学生の放課後対策として学童クラブの待機児対策にも取り組み、コロナ禍においても子育て施策の充実を図りました。また、市制施行50周年記念事業を実施するとともに、令和元年東日本台風による災害復旧事業として多摩川緑地公園グランド復旧整備工事も実施しました。

令和2年度財政のあらまし

令和2年度決算の概要を紹介します。

令和2年度決算関係資料