狛江市では令和5年7月から、インターネット上(クラウドサービス上)で契約を締結する「電子契約」を導入しています。
 これにより、契約締結までの期間短縮や印紙税、郵送料などの削減が期待できます。

電子契約の仕組み

 電子契約とは、書面への押印、郵送や対面で行っていた従来の「紙+押印」の物理的な契約書の作成をもって契約の成立・担保をするのではなく、電子媒体で改ざんが不可能、あるいは検知できる形での電子署名(本人確認証明)を付与した「契約書の電子データ」の作成をもって法的に有効な契約書として成立させるものです。

電子契約のメリット

次のようなメリットがあります。

  1. 契約締結のスピード化
    契約事務にかかる作業(印刷、製本、押印、郵送、訪問等)が不要なため、契約締結までのリードタイムが短縮されます。
  2. 経費・事務労力の削減
    印紙代、印刷代(紙代・インク代)、郵送代、製本費用などの経費削減となるだけでなく、契約事務効率の改善と生産性の向上が期待できます。
  3. 保管・管理の効率化
    紙の契約書のような保管スペースの確保が不要です。さらに、契約書類をサービス上に保管することで契約書の一括管理ができるとともに、検索・参照が容易に可能となります。
  4. リモートワーク対応
    紙と押印を必要としないので、場所と時間を選ばずに契約を締結することが可能です。

電子契約の手順について

 指名競争入札等を実施する際に電子契約サービスをご利用になるかを確認します。
 電子契約ご利用の有無と、ご利用される場合に必要な、電子契約に用いるメールアドレス等を入札時(もしくは見積書提出時)に提出いただきます。

手順1

 狛江市(送信者)が契約書のPDFファイルをアップロードし、受信者(契約の相手方)の宛先を指定して送信する。

手順2

 受信者宛に契約書確認依頼メールが届く。

手順3

 受信者が契約書の内容を確認し、同意して確認を完了する。

手順4

 PDFファイルに電子署名が施される。クラウドサイン上でPDFファイルが保管される。

※PDFファイルは送信者・受信者双方でダウンロードして保管可能です。

利用ガイド
電子契約利用承諾書

※wordとPDFどちらも同じ内容です。

 

狛江市が発注者(送信者)として行う電子契約案件において

  • 署名鍵を格納したICカード等は不要です
  • 受注者(受信者)側の電子契約サービスの導入・未導入は問いません
  • 受注者(受信者)側に利用料などの契約締結に係る費用負担はありません

 

事業者様向け説明会(※説明会は終了しています)

 電子契約サービス導入に際して、事業者様向け説明会を以下の日程で開催いたします。
 なお、説明会にご参加いただかなくても電子契約サービスの使用方法等が分かる説明動画と資料を、後日このページに掲載しますので、参加が難しい事業者様はその動画等をご覧ください。

開催日

  1. 令和5年6月18日(日曜日) 午前10時~11時
  2. 令和5年6月23日(金曜日) 午後3時~4時

※1・2ともに狛江市役所4階特別会議室で行います。
※参加は1もしくは2のどちらかでお願いします。また1名程度でのご対応をお願いいたします。

資料

動画(電子契約の導入に関する事業者向け説明会資料の説明動画)

説明動画は、狛江市公式動画チャンネル(外部リンク)からご覧ください。

狛江市電子契約サービスQ&A

 

狛江市電子契約実施要綱

 電子契約の実施に関し、必要な事項を定めています。