7月22日に行われた狛江市長選挙の結果、7月23日付で第6代市長として松原俊雄新市長が就任しました。
 7月24日(火曜日)午前9時30分、市民の皆さんや職員が見守る中、初登庁し、松原市長による新たな市政が船出しました。
 松原市長は、今後4年間にわたり市政を担っていきます。
 

 市民の皆様、新市長の松原俊雄です。
 このたびは、前市長による市職員に対するセクシュアルハラスメント問題で市政に対する市民の皆様の信頼を失うこととなりましたこと、誠に申し訳ございませんでした。改めてお詫び申し上げます。
 まずは、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。そのためには狛江市第3次基本構想の「私たちがつくる水と緑のまち」を実現するためのまちづくりの原則の一つであります「平和を求め人権を尊重するまちづくり」を推進するために、市民の皆様と一緒に人権を尊重する理念などを定める条例を制定いたします。
 私のまちづくりの基本は、「市民参加と市民協働」です。そのためには行政からの情報提供が欠かせません。市民の皆様とまちづくりの情報を共有し、市民の皆様が積極的にまちづくりに参加していただける環境をつくり、協働による自治のまちをつくりあげてまいります。
 西日本では豪雨により大きな災害となりました。亡くなられた方と安否が分からない方が200名を超してしまいました。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。この豪雨災害は狛江市でも想定しておかなければならない災害です。昭和49年には多摩川堤防決壊により、19戸が流されるという大きな災害が起こりました。市民の皆様の生命・身体・財産をお守りするためにも、早急に防災対策・対応を見直してまいります。
 全国では人口が減少する自治体がある中で、狛江市を選んでいただき人口も増加しております。子育て世代も住み続けていただけるように、教育環境の整備や待機児童の解消、テレワークなどの環境を整備して、誰もが働きやすいまちづくりをしてまいります。障がいのある方や高齢の方が、いつまでも住み慣れた狛江市に住み続けられるように、生活支援拠点の整備や地域包括ケアの推進をしてまいります。
 狛江市の魅力の一つでもあります多摩川を活かした事業を展開いたします。また、音楽や絵手紙、地域でのイベント、都市農業や商工業などを行政が後押しするなど、これまで以上に活気づけてまいります。
 今後厳しくなる財政状況を見据えて、行財政改革に取り組みながら、「日本一やさしいまち・狛江」をつくりあげてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。