特集 狛江×銭湯 そうだ、今日銭湯に行こう。

 いま、銭湯が熱い!市内には現在3カ所の銭湯があり、個性豊かな銭湯は地域住民のみならず遠方から訪れる利用者も増え、新たな銭湯文化として若い世代からも人気を集めています。
 それぞれの店主にインタビューを行い、銭湯の魅力を探ってみました。

(広報こまえ令和8年1月15日号1面)


(広報こまえ令和8年1月15日号2面)

狛江湯 KOMAE YU 
~清涼感のあるスタイリッシュな銭湯~

 昭和30年に創業した市内で最初の銭湯である「狛江湯」は、令和5年に「生活インフラとしての銭湯から脱却して未来に必要とされる銭湯を作る」という三代目の西川隆一さんの想いのもと、清涼感のあるスタイリッシュな銭湯に生まれ変わった。
 浴場内は水と緑に恵まれた狛江をイメージした淡いグリーンの特注タイルで統一され、42℃のあつ湯、ジェット湯、高濃度炭酸泉、サウナ、水風呂が楽しめる。湯上がりには併設するカフェバーでクラフトビールや食事を楽しめ、誰もが居心地の良い時間を過ごせるように工夫されている。
 本来の銭湯の良さを残しながらも、開放感のある魅力的な空間にリニューアルされた狛江湯には、市外からもお客さんが多く訪れるようになり、狛江の新たな名所になってきている。西川さんは「銭湯がかつてのように情報発信のメディアとなり、新しい出会いや文化を生み出していければ」と語る。

狛江湯インタビュー記事はこちら

狛江湯

所在地 東和泉1-12-6
営業時間 午後1時~11時
定休日 毎週火曜日

富の湯 TOMI NO YU 
~地元で愛されるアットホームな銭湯~

 昭和42年に創業した「富の湯」は、昔ながらの銭湯の趣を残している。地元住民のコミュニケーションの場、憩いの場として地元住民に愛されている。
 浴場にはジェットバス、ジャグジー、電気風呂、露天風呂、水風呂、サウナがある。空が見える露天風呂は日替わりでさまざまな香りが楽しめる。薪で沸かしているお湯は柔らかいとお客さんにも好評で、ヒノキの香りを感じられるサウナは若者にも人気が高い。テレビドラマ「コタローは一人暮らし」の撮影で使用されたことで、銭湯のPRにもつながったという。
 三代目の冨永祥孝さんは長く地元の消防団員として活動しており、浴場内で救護が必要なお客さんの対応には普段の訓練が活きているという。ゆっくり足を伸ばして湯船に入ると体の疲れが取れやすく、自宅のお風呂にはない銭湯の魅力の一つ。冨永さんは「若い世代にも銭湯の楽しみ方を伝えていきたい」と語る。

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富の湯

所在地 西野川4-5-14
営業時間 午後2時~午前0時
※日曜日の朝営業は午前8時~正午
定休日 毎週月曜日

お湯どころ野川 OYUDOKORO NOGAWA
~イルミネーションと看板猫が迎えるオンリーワンの癒やし銭湯~

 昭和55年に「野川浴泉」という名で創業。平成6年の浴場のリニューアル時にサウナや露天風呂を新設し、「お湯どころ野川」と改称した。地下約100メートルからくみ上げた地下水を使用し、薪でお湯を沸かしている。
 期間限定で開始した浴場内のイルミネーションはお客さんからも好評で、今では常設化している。左右非対称の浴場は、それぞれ異なる趣のイルミネーションで幻想的な空間を楽しむことができる。
 7年前に保護猫として引き取った猫の「うるめ」は、フロントでお客さんを出迎えてくれることもあり、ほっこりとした気分にさせてくれる。今ではお湯どころ野川の看板猫として市内外に多くのファンがいるという。
 三代目の成瀬隆幸さんは「心も体もリフレッシュできて、楽しい場所にしたい」と語る。全国的にも珍しいイルミネーション風呂と看板猫が今日もお客さんを癒やしてくれる。

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お湯どころ野川

所在地 東野川1-30-14
営業時間 火~土曜日:午後5時15分~午前0時
     日曜日、祝日:午後3時15分~午前0時
定休日 毎週月曜日
    ※月曜日が祝日の場合は翌日休み、隔週で火曜日も休み

全銭湯共通入浴料金

  • 大人 550円
  • 小学生 200円
  • 未就学児 100円

※サウナなど、一部の設備は別料金です。

編集後記

 今回、市内にある3カ所の銭湯を取材しました。それぞれが個性豊かな銭湯として多くの利用者に愛されていました。銭湯は令和の時代も人々に必要とされ、新たな魅力を作り出していくことでしょう。
 なお、狛江市では3カ所の銭湯と災害時の協定を締結しています。普段から銭湯を利用すると、いざという時にも役立つかもしれません。
 まだまだ寒い日が続きます。寒い冬には体を温めにふらっと銭湯に行ってみませんか。