令和4年4月15日号4面(1340号)
住宅へ地球温暖化対策設備を導入する方を対象に導入費用の一部を助成します
予算額に達し次第、受け付けを終了します。
※詳細は、市ホームページをご覧ください。
申請期間
令和5年1月31日(火曜日)まで
助成金額等
対象項目 | 助成金額(1,000円未満の端数は切り捨て) |
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ホームエネルギー管理システム |
機器本体(情報収集装置、測定装置、専用モニター)費用の3分の1以下(限度額2万円) |
太陽光発電システム |
太陽電池モジュールの公称最大出力(小数点以下第3位は切り捨て)1kw当たり2万円(限度額8万円)※1・2 |
家庭用燃料電池 |
1件当たり5万円 |
日射調整フィルム |
材料費の4分の1以下(限度額4万円) |
高反射率塗装 |
材料費の4分の1以下(限度額4万円)※2・3 |
蓄電池システム |
1件当たり5万円※4 |
※1 個人住宅に太陽光発電システムを導入する場合は、ホームエネルギー管理システム(HEMS)の導入が必須要件となります。
※2 共同住宅の共有部分等に導入する場合のみ限度額20万円
※3 仕上げ用とその下地となる塗料の材料費を指します。防水材は含まれません。
※4 個人住宅に蓄電池システムを導入する場合は、太陽光発電システムの導入が必須要件となります。
助成対象等
導入場所 | 要件(いずれの要件も満たす場合が対象となります) | |
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共通事項 |
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― |
個人住宅 |
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― |
共同住宅の共用部分等 |
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申し込み・問い合わせ
工事着工(導入された住宅を購入する場合は、引渡し)の30日前までに、申請書等(市ホームページからダウンロード可)を環境政策課環境係へ。
健康と衛生
健康診査
特定健康診査・健康診査は6月から実施します
狛江市国民健康保険に加入中の40~74歳の方には特定健康診査を、東京都後期高齢者医療制度に加入中の方および生活保護を受給している40歳以上の方には健康診査を実施します。
対象者には5月末(予定)に受診券を送付します。
詳細は、広報こまえ5月15日号をご覧ください。
問い合わせ
健康推進課(あいとぴあセンター) 電話(3488)1181
教室
高次脳機能障がい相談茶話会「トーク&トーク」
日程
4月24日(日曜日)午前10時~正午
受付
午前11時まで
会場
防災センター4階会議室
対象
高次脳機能障がい当事者、家族、支援者等
講師
東京慈恵会医科大学附属第三病院リハビリテーション科医師、スタッフ
申し込み・問い合わせ
福祉相談課相談支援係へ。
うんどう教室
うんどう教室は、所定の講座を受講した高齢者運動推進員の指導のもと、運動遊具を使って体を動かす教室です。運動習慣のない方や運動不足の方もお気軽にご参加ください。
会場 | 日程 | 時間 |
---|---|---|
西河原公園(元和泉2-38-1) |
毎月第1・3金曜日 |
午前10時30分から |
藤塚第四児童公園(和泉本町4-7-39) |
午後2時から |
|
谷戸橋南広場(東野川4-23) |
毎月第2・4木曜日 |
午前10時30分から |
岩戸川緑地公園(岩戸南4-17-28) |
午後2時から |
※日程は月によって変更する場合があります。
問い合わせ
高齢障がい課高齢者支援係
介護の仕事はじめてみませんか
介護職員初任者研修等受講費助成
市内で介護サービスに従事する人を育成するため、都道府県指定の事業所が実施する介護職員の資格取得のための研修を修了し、市内の介護事業所へ就労している方に研修受講費用を助成します。要件に該当する方は、市内介護事業所へ申請してください。研修費用を負担した介護事業所に対しては、負担した額を助成しますので、必要書類を揃えて高齢障がい課に申請してください。
※申請には期限があります。詳細は、市ホームページをご覧ください。
受講費助成対象研修一覧
研修名 | 研修時間 | 助成対象者 | 助成金額(上限) |
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生活援助従事者研修 |
59時間 |
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6万5,000円 |
介護職員初任者研修 |
130時間 |
8万円 |
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介護福祉士実務者研修 |
450時間 |
10万円 |
※生活援助従事者研修は、訪問介護の生活援助を中心としたサービスの担い手を育成するための研修です。
※介護職員初任者研修は、平成25年4月から訪問介護員養成研修2級課程(ヘルパー2級研修)が移行した研修として開始されました。
※介護福祉士実務者研修は、介護福祉士になるための必須研修です。令和4年4月1日以降に受講した研修が対象です。
問い合わせ
高齢障がい課介護保険係
今はむかし-その335-
狛江第五小学校開校の頃
昭和40年代前半は多摩川住宅や都営狛江団地、その他にもたくさんの住宅ができて人口が急増した。昭和40年から45年の間に約1.6倍になり増加率が東京都内市区町村のうちで5番目に高かった。そのため41年に第四小学校、42年に第二中学校、43年に第五小学校を開校し児童・生徒数の上では適正規模を維持することができたが、第五小学校が開校した時には校舎はまだできていなかった。
昭和45年に大阪で万国博覧会が開催されるため建築業者は大忙し。多くの職人が大阪に行っていたので完成が遅れ、完成し、使用できるようになったのは6月1日だった。それまでの間1年生は第一中学校で、2年生から5年生までは第二小学校で、6年生は第一小学校で分散授業をしていた。谷戸橋付近の6年生は狛江駅前にあった第一小学校まで毎日通ったのである。
そして2年後の45年に市制を施行してみんなでお祝いしたが、その裏で涙した子どもがいたことも忘れてはいけない。現東野川に住んでいたAさんは41年4月に第二小学校に入学し、現中和泉に住んでいたBさんと仲良くなったが、同年9月に第四小学校ができて別れなければならなかった。そして43年に第五小学校ができると、せっかく第二小学校で仲良くなれたCさんとも別れて第五小学校に行くことになった。しかし、47年に中学生になった時、その3人は再び第一中学校で一緒になったが、その時3人はそれぞれに親友ができていた。翌48年に第三中学校ができると、また多くの友だちと別れて寂しかったという。
その頃小田急線は高架になっていなかったから狛江通りの踏切は閉鎖時間が長くいつも渋滞していた。そのため他の踏切で線路を渡ろうとして丸山通りなど狭い道を通る自動車が多かったため学童の通学に危険をもたらすと、朝の通学時間はその一帯を自動車通行禁止にして、居住者は調布警察署に申請して通行許可証を発行してもらい、フロントガラスの下で外部から見えるところに置いて通行した。
昭和45年頃だと思うが日曜日ごとに校庭を開放して、スケートやフラフープなど遊具を置いて子どもたちを思い切り遊ばせてやろうという校庭開放が行われた。PTAで監視役を勤めたが、半年もたたないうちに23区の方で不審者が侵入したということでやめてしまった。
人口増加はとどまることなく、あちらこちらで建設の槌音が鳴り響いていた。だから植木の需要も多かったのだろう。学校の周辺にも植木畑が多くあり、初夏の頃には根元からガマガエルが顔を出したり、夏になると木の幹にセミの抜け殻が付いていて子どもたちを楽しませていた。
井上 孝
(狛江市文化財専門委員)