令和3年9月15日号3面(1326号)
地域学校協働活動推進事業 映像制作ボランティア募集
新型コロナウイルス感染症拡大等の影響で、小・中学生の職場体験等を行うことが難しくなっていることから、地域学校協働活動推進事業の一環として、授業等で使用するための映像を制作するボランティアを募集します。
〔対象〕動画撮影・編集の経験がある方(有償・無償を問わず)
〔内容〕市職員や関係機関の職員等と共に、市内企業や公共機関を訪問し、紹介動画を撮影・編集(今年度は30分程度の動画を1~2件作成予定)
※ご自身の都合に合わせて、できる範囲内でお願いします。
※撮影機器・編集ソフト等はお持ちのものをお使いください。編集場所は自由です。
※詳細は市ホームページをご覧ください。
〔申し込み・問い合わせ〕社会教育課社会教育係へ。
多摩川土手の天端整備工事を行います
元和泉地区(調布市境)の多摩川土手の天端整備工事を行います。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、工事説明会は行いません。
〔工事期間〕9月下旬~11月末(工事の状況等により、変更となる場合があります)
※工事期間中は交通規制を行います。
※本工事終了後、歩行者と自転車の安全対策のための車止め等の設置や、ヒートアイランド現象などの環境負荷の低減を目的とした保水性舗装を実施する予定です(令和4年1月以降)。
〔問い合わせ〕環境政策課水と緑の係、京浜河川事務所多摩出張所 電話042(377)7403
葬儀費用を補助します
新型コロナウイルス感染症で亡くなった方の遺族に対し、葬儀代費用の一部を補助し経済的負担を軽減します。
〔対象〕死亡時に狛江市に住民登録があった方の葬儀を挙げた方
〔内容〕葬儀代のうち新型コロナウイルス感染症に関連し処置が必要となった経費等の2分の1と20万円のいずれか少ない方の額を補助
※詳細は市ホームページをご覧ください。
〔問い合わせ〕市民課
行政けいじばん
生産緑地地区に関する都市計画変更の案の縦覧
調布都市計画生産緑地地区の変更(狛江市決定)について、都市計画法第17条の規定により、案の縦覧を行います。
また、同期間内にこの案に対して意見書を提出できます。
〔縦覧・提出先・問い合わせ〕10月1日(金曜日)から14日(木曜日)までに、まちづくり推進課都市計画担当へ。
特定健康診査を未受診の方に受診勧奨のはがきを送付します
特定健康診査による生活習慣病の早期発見と自己管理は、感染症の予防や重症化を防ぐためにとても大切です。早めにお受けください。10月30日(土曜日)までに受診すると、無料の大腸がん検診・前立腺がん検診(男性の方のみ)が同時に受けられます。
〔対象〕狛江市国民健康保険に加入の40~74歳の方
〔問い合わせ〕健康推進課(あいとぴあセンター) 電話(3488)1181
令和3年社会生活基本調査を行います
生活時間の使い方や日常のさまざまな活動状況を調査します。
選ばれた世帯に10月上旬から調査員が伺いますので、ご回答をお願いします。
※パソコンやスマートフォンからの回答も可能です。
〔問い合わせ〕東京都総務局人口統計課 電話(5388)2532
審議会等の公開
第5回狛江市基本計画推進委員会
〔日程〕9月29日(水曜日)午後7時から
〔会場〕防災センター4階会議室
〔定員〕5人(要予約・多数抽選)
〔申し込み・問い合わせ〕9月22日(水曜日)正午(必着)までに、住所・氏名(ふりがな)・電話番号を、電話または電子メールkichout01@city.komae.lg.jpで政策室企画調整担当へ。
こまえくぼ1234開設5周年記念第1弾イベント
平成28年4月にオープンした市民活動支援センター(こまえくぼ1234)が開設5周年を迎えたことを記念して、イベントを開催します。
〔会場・申し込み・問い合わせ〕電話でこまえくぼ1234 電話(5761)5556へ。
10月23日(土曜日)大西竜平七段トーク&指導対局
狛江市出身で、囲碁界の若手棋士である大西竜平さんによるトークと囲碁の指導対局を行います。
〔日程〕10月23日(土曜日)
〔時間・内容・定員〕
- 午後1時~2時 トーク(先着30人・事前申込制)
- 午後2時10分から・午後3時30分から 指導対局(各回先着4人・事前申込制)
〔出演〕大西竜平さん(囲碁棋士七段)
10月24日(日曜日)木村大作監督トークショー
狛江市名誉市民である木村大作さんによる講演です。
〔日程〕10月24日(日曜日)
〔時間〕午後1時30分から・午後2時45分から
〔定員〕各回先着30人(事前申込制)
〔出演〕木村大作さん(映画監督・キャメラマン)
今はむかし(その329)
昭和49年 多摩川の水害 多摩川堤防決壊記録より
昭和49年9月1日、台風16号で前日から降り続いた雨が多摩川の水位を上昇させ流れが速かった。特に上流部に雨が多かったため小河内ダムが貯水限界量を超えやむなく放水を開始した。
午前8時ごろ、河川敷にある多摩川緑地公園グランドやテニスコートの施設撤去を開始。市役所では巡視班を編成し、警戒態勢に入る。そして午前10時ごろ、根川、猪方の2水門を閉鎖し、排水ポンプを配置、土嚢を運ぶなど水防活動を開始した。
午後になっても増水が続き、水が宿河原堰で遮られるため小堤防の先端が崩れ始め、本堤防の方向に押し寄せてきた。そこで本堤防上に土嚢積みなど水防活動を始めたが、午後4時ごろには水位は堤防の上端まで上がり、作業は危険になった。
午後5時25分、多摩川の状況がテレビで報道され全国の親類・知人から安否の電話が殺到し電話がかかりにくくなったり、道路の渋滞が激しくなった。
午後6時ごろ、本堤防決壊の恐れが出てきたので避難命令が出て第二中学校に大勢の人が集まってきた。人影が見られない雨上がりの畑道で広報車が避難を呼び掛けていた。
日が暮れた頃、消防庁、警視庁機動隊が到着。報道陣も詰め掛け、自衛隊も到着した。
午後9時45分、本堤防が長さ5mにわたって決壊。濁流が宅地の下の部分をえぐり取り、午後10時45分N家の物置を飲み込んだ。そして2日午前0時を過ぎ民家が倒壊し流失が始まった。その後も家屋の流出は続き、3日までに19戸が流出。29世帯、90人が被害を受けている。
2日午前11時30分、堰堤の爆破が決まり爆破地点から1㎞以内に避難命令が出て、小田急線も一時運行を停止した。午後2時37分に爆破を行ったが流れは変わらず、むしろ周辺の民家のモルタルが崩れたり、ガラスが割れるなど被害が大きかった。
3日午前1時、消波ブロックを静岡県等から持ってきて投入したが水流の強さで流された。
3日になっても民家の流出は続いたが水位が下がったので市職員、警視庁隊で流出物調査班を編成、下流各区には家財を発見した場合は転送してくれるように要請したが回収されたものはほとんどが泥まみれで破損がひどく使い物にならなかった。
3日午後4時30分、建設省によって爆破を再開する。小規模で数回に分けて行ったので避難の必要はなかったが市民1人が負傷し一時中止。4日午前10時30分、別の場所で再開。午後8時の6回目の爆破で破壊口ができて水が流れ始め、民地への流れは弱まった。
5日になって水防作業のめどがつくようになり、6日には小堤防閉め切り作業も完了。正午に避難命令が解除された。
井上 孝
(狛江市文化財専門委員)