令和元年東日本台風からの復旧状況等をお知らせします

 令和元年東日本台風により狛江市内では、猪方・六郷排水樋管周辺で448世帯の浸水被害がありました。
 狛江市は、国や東京都、流域自治体等と連携を図りながら、復旧に向けての取り組みを進めてきました。

これまでの取り組み

  • 国や東京都、狛江市を含めた多摩川流域の自治体と連携し「多摩川緊急治水対策プロジェクト」の取りまとめ(令和2年1月)
  • 排水樋管対応訓練の実施・操作要領の見直し(令和2年6月・7月・9月)
  • 猪方・六郷排水樋管に水位計・監視カメラ等の設置および可搬式ポンプの配備(令和2年7月)
  • 都立狛江高等学校前の護岸復旧工事(令和2年7月完了)
  • 市ホームページを通じて水位情報等の公開を開始(令和2年8月)
  • 多摩川緑地公園グランドの復旧工事(令和2年10月から施工中)
  • 猪方・駒井地区の土手の天端舗装等を行う築堤工事(令和2年10月から施工中)

要望書を提出しました

 2月13日に赤羽一嘉国土交通大臣が多摩川に視察に来られ、松原市長は河川整備等の治水対策に関する要望書を手渡し、それを受けて赤羽大臣はしっかりと取り組むと述べられました。

令和3年度に実施する取り組み

 これらの事業は、現在市議会に予算案を提出し、審議中のものです。

  • 排水ポンプ車の配備
     機動力を持って排水作業を行える排水ポンプ車を配備します。
  • 排水樋管ゲート操作の遠隔化
     市役所から水門の開閉やポンプの稼働をできるようにするための設計および工事を実施します。
    ※猪方排水樋管は遠隔制御詳細設計を実施、六郷排水樋管は遠隔制御工事を実施します。
  • 止水板の設置工事費等の助成
     止水板の設置等の浸水防止対策に係る工事費の一部を助成します。
  • 内水ハザードマップの全戸配布
     河川の水位が高くなったときや、雨量が下水道の能力を超えた場合を想定した内水ハザードマップを全戸配布します。
  • 浸水被害を軽減させるための計画を策定
     甚大な浸水被害のあった猪方排水樋管流域および六郷排水樋管流域での浸水被害を軽減させるため、令和2年度に行った浸水被害の原因究明結果等を考慮し、段階的な対策を行うための計画を策定します。

多摩川緑地公園グランドの利用を一部再開します

 令和元年東日本台風による被害の影響で利用を休止していた多摩川緑地公園グランドは、内野部分に限定して利用を再開します。
〔再開日〕4月1日(木曜日)
※外野部分は7月中をめどに利用再開の予定です。
〔申し込み〕

  • 4月利用分 3月15日(月曜日)までに、専用用紙(市民総合体育館または社会教育課窓口で配布)を市民総合体育館へ持参(多数抽選)
  • 5月以降利用分 施設予約システムで申し込み(多数抽選)

〔問い合わせ〕社会教育課または市民総合体育館 電話(3430)1141