令和3年1月15日号2面(1310号)
中小事業者等に対する固定資産税・都市計画税の軽減措置の申告期限は2月1日(月曜日)です
新型コロナウイルス感染症等の影響で事業収入が減少した中小事業者等は、令和3年度分に限り、償却資産および事業用家屋に係る固定資産税・都市計画税が申告により軽減されます。申告期限は2月1日(月曜日)までです。申告がまだの方は、お早めにお願いします。
※土地は対象外です。詳細は、市または中小企業庁ホームページ等をご覧ください。
〔問い合わせ〕課税課
自転車等放置禁止区域の見直しを行いました
狛江駅周辺の都市計画道路の一部(中和泉一丁目2-1先から中和泉一丁目3-15先まで)を放置禁止区域に編入しました。
3月31日までを周知期間とし、4月1日から放置自転車等の警告および撤去を実施します。
駅周辺にある駐輪施設の収容台数には限界があります。駅近くの方は自転車の利用を控え、徒歩での外出をお願いします。
〔問い合わせ〕道路交通課交通対策係
市議会・委員会の開催予定
閉会中の委員会は、下記の日程で開催予定です。
〔日程〕
- 1月27日(水曜日) 総務文教常任委員会
- 1月28日(木曜日) 社会常任委員会
- 2月1日(月曜日) 建設環境常任委員会
各回
〔時間〕午前9時から
〔会場〕3階議会第二委員会室
〔問い合わせ〕議会事務局
パブリックコメント等の結果(概要)を公表します
令和2年11月1日から12月2日まで実施した狛江市地域防災計画修正素案に対するパブリックコメント等で、皆さんからいただいた主な意見とそれに対する市の回答(概要)を公表します。
なお、パブリックコメント等の結果の詳細は、安心安全課窓口で閲覧できる他、市ホームページからもご覧になれます。
〔問い合わせ〕安心安全課
意見(概要) | 回答 |
---|---|
災害発生時の市民側の情報収集ツール・インフラ構築の計画が盛り込まれているが、初動的な実稼働の時間短縮などの対応が必要と感じる。 中越地震・東日本大震災などの際、各避難所間の情報や身内がどこの避難所に在所しているかといった情報を得るのに、結果的に各避難所を歩き回った事例があったことから、避難所間の情報共有も一考されたい。 |
地域防災計画は市の防災施策の大枠を示した内容となっているため、このような記載となっています。 避難所における個別具体的な対応については、狛江市避難所運営基本マニュアル等の修正の際に参考とさせていただきます。 |
学校等の指定避難所の福祉避難スペースの一部を、特別要配慮者の避難スペースと位置づける場合には、段ボールベッドや簡易ベッドの設置など環境を整えること。 | 要配慮者支援の詳細は「狛江市避難行動要支援者支援及び福祉避難所設置・運営プラン」において定めており、本プランにおいて福祉避難スペースでのパーテーション等の利用を定めている他、風水害時の避難所開設マニュアルにおいて、毛布等の優先配備について記載しています。福祉避難スペースの環境整備については、本プランの修正により対応していくこととしています。 |
スピーカーによる防災(災害)放送の聞き取りにくさや、設備支障も予想されるため、令和元年東日本台風の際の狛江エフエムの即応性や情報伝達力を考えると、ラジオによる情報伝達や平時の定期的な防災情報発信なども量的にも組み込めると良いと思う。 | 防災行政無線による放送は音声伝達手段であるため、悪天候時等には建物内では聞き取りにくいなど課題があることから、市では登録制メールをはじめ多様な手段での情報発信に努めているところです。ご意見の通りラジオの情報伝達は災害時には有効な手段であるため、市内のコミュニティFM放送局との間で災害協定を締結し、災害時におけるラジオ放送の体制を整備しました。災害に備え、引き続き放送局と連携して情報伝達手段の強化に取り組んでいきます。 |
市ホームページ・広報こまえに広告を掲載しませんか
会社やお店のPR、イメージアップに役立てていただけるよう、広告の募集をしています。
※広告の掲載に当たっては、狛江市公共物等有料広告掲載取扱要綱に基づくものとします。
市ホームページバナー広告
〔掲載期間〕4月1日~令和4年3月31日(1カ月単位)
〔トップページアクセス件数〕1カ月当たり約11万件(平成31年度実績)
〔広告の規格〕
- GIF形式
- 縦64ピクセル×横160ピクセル
- 4キロバイト以内
※バナーは広告主が作成
〔広告料(月額)〕2万円
〔枠数〕24枠
〔申し込み・問い合わせ〕2月12日(金曜日)までに、申込書(市ホームページからダウンロード可)を秘書広報室へ。
広報こまえ広告
〔広告掲載号〕4月15日号~令和4年4月1日号
〔発行部数〕約3万部
〔規格・掲載料(1回)〕
- 1号広告(縦4.5cm×横7.9cm) 2万5,000円
- 2号広告(縦4.5cm×横16.2cm) 5万円
- 3号広告(縦4.5cm×横24.3cm) 7万5,000円
〔申し込み・問い合わせ〕2月12日(金曜日)までに、申込書(市ホームページからダウンロード可)を秘書広報室へ。
一般廃棄物指定収集袋(有料ごみ袋)紙帯へ掲載する広告を募集します
〔掲載場所〕指定収集袋紙帯下部広告スペース
〔掲載対象〕各指定収集袋12種類で、合計30万セット
※指定収集袋は販売数に合わせて作成するため、指定収集袋ごとの作成数の指定や掲載する指定収集袋の種類の指定はできません。
〔掲載料〕30万円
〔申し込み・問い合わせ〕1月29日(金曜日)までに、申込書(市ホームページからダウンロード可)、広告原稿または広告内容が分かるものを、清掃課(ビン・缶リサイクルセンター)へ。
今はむかし(その321)
狛江八景と市民憲章
平成元年11月、市民まつりの会場に49カ所の写真パネルを展示し、「多くの人が愛情を持つ風景」「狛江らしさのある風景」「地域の持つ文化や歴史が表れている風景」「特に市民に愛されている風景」はどれですかという質問に、市民776人が投票し狛江八景が選ばれた。
選ばれたのは「多摩川五本松」「野川緑地公園」「多摩川宿河原堰」「万葉歌碑」「泉龍寺」「泉龍寺弁財天池」「伊豆美神社の鳥居」「西河原公園」だった。
多摩川五本松は釣り人や家族連れ、お弁当を広げる人でにぎわっている。
野川緑地公園は野川の跡を利用した総延長約2㎞の緑道に7,500本の樹木が植えられ、花と緑が美しい。いつも散策やジョギングをする人が絶えない。
多摩川宿河原堰は下流に自然の川床が残っていて魚が多い。水鳥が羽を広げ、餌をついばむ姿を見ることもできる。
万葉歌碑は名石小松石に老中松平定信の書、万葉時代の多摩川の生活が偲ばれる。
泉龍寺は子育て地蔵の寺として知られている。緑が多い境内には鐘楼門や本堂、数々の石碑や石仏が歴史を語る。
泉龍寺弁財天池は、かつては豊かな湧水に恵まれ、霊泉として信仰された。和泉という地名もこの池から生まれたとある。
伊豆美神社の鳥居は、高さ2.65mと小さいが市内最古の鳥居。緑豊かな参道や本殿、数々の石碑は村の歴史を伝えている。
西河原公園は多摩川の自然と調和した緑豊かな公園で、子ども連れが多く、にぎやかだ。桜や梅の花咲く頃は美しい。
狛江八景は多くの市民に支えられた故郷の風景であり、市民の憩いの場である。ここでは風景を主体とした選び方だったが、各地域センターや公民館、体育館には歌声が響き、学習会や協議会、球技など、市民の交流が盛んに行われている。まさに令和2年10月に改定された市民憲章と一致する。
「狛江市民憲章」
一 みんながふれ合い支え合うやさしいまち
一 多摩川と野川に囲まれた
豊かな自然があふれるまち
一 明るい歌声が響き
文化を大切にするまち
一 健やかな心と
からだが育つまち
一 万葉の歴史を
未来の夢へつなぐまち
狛江市は面積6.39㎢。全国で2番目に小さい市だが、人口密度は1㎢当たり約1万3,000人、多摩26市の中で2番目に高い。
標高は北の方が高く慈恵第三病院付近で約30m。南の方が低く狛江第六小学校付近で18m。市内はほぼ平坦な地で、どこに行くにも自転車で行ける。北も南も一つになって、市民の交流はますます盛んである。
井上 孝
(狛江市文化財専門委員)