市では、何人にも知る権利とそれに基づく公開を求める権利を保障するとともに、市政に関する説明責任を果たすことを目的として、平成12年に狛江市情報公開条例を制定しました。
 この条例に基づき、どなたでも、市が保有する情報の公開を求めることができます。

公開を請求できる情報

 職員が、その職務において作成・取得し、保有しているものが対象となります(文書に限らず、図面、写真、フィルムやテープ、電磁的記録等も含みます)。

公開することができない情報

 原則としてすべての情報を公開しますが、例外的に次のいずれかに当てはまる情報が含まれている場合には、公開することができません。

  1. 個人のプライバシーに関する情報
  2. 企業、団体等の法人の利益を侵害する情報
  3. 市政運営に著しい支障を生じさせる情報
  4. 法令や条例の規定等により公開することができない情報
  5. 犯罪の予防または捜査に関する情報
請求の方法

 必要事項を記載した情報公開請求書を、情報を保有する各担当課窓口に提出してください。郵送、メールまたはファクシミリでの請求も可能です。また、ホームページからも直接請求することができます。なお、口頭での請求はできません。
詳細は情報公開請求の手続きをご覧ください。

公開等の決定

 公開の請求があった日から7日以内に、公開または非公開の決定を行います(事務処理上の困難その他の正当な理由により、30日を限度として延長する場合があります)。
 なお、決定に不服があるとき、または公開請求に係る不作為については、狛江市情報公開条例に基づく審査請求をすることができます。この場合、狛江市行政不服審査会において審査を行います。

公開に要する費用

 公開に係る手数料は無料ですが、写しや郵送に要する費用については実費を負担していただきます。
 

 

■写しに要する費用

区分 費用
1 電子複写機による写しの作成(単色刷) 1枚につき10円
2 電子複写機による写しの作成(多色刷) 1枚につき50円
3 その他の写し 上記1または2以外の方法による写しの作成に要する費用
 
公開の方法

 公開は、原本の閲覧、視聴または写しの交付によって行います。カメラによる撮影も可能です。なお、ご希望の場合には、ホームページ上で閲覧していただくこともできます。

情報提供制度

 市では、保有する情報を迅速に市民に対し提供するため、情報公開請求を待たずに積極的に情報提供を行う制度を定めています。

対象となる情報
  • 法令、条例又は規則等に基づく公表又は閲覧若しくは縦覧の対象となるもの
  • 定例記者会見その他の報道発表事項
  • 公開条例に基づき、同一の情報につき複数回公開請求を受けてその都度公開を決定したもののうち、市民の利便及び行政運営の効率化に資すると認められるもの
  • 行政資料室内にある行政資料
  • その他実施機関が必要と認めるもの
提供方法

 上記の情報は、市役所窓口における供覧、広報こまえ、市ホームページなどで提供しているほか、複写を希望する場合は、ご希望の情報を保有する担当課の窓口で依頼書を提出していただくことで、複写を行います。なお、複写代等写しに要する費用は実費(情報公開請求の際の写しに要する費用と同様)をいただきます。