ふるさと友好都市交流実績(令和6年度)

 新潟県長岡市川口地域と狛江市は、ふるさと友好都市を締結した昭和62年から現在に至るまで、様々なイベントを通じて交流を続けています。交流事業をきっかけに市民のコミュニティの活性や、新たな楽しみの創出につなげています。

 

棚田オーナー制度(春~秋)

 

 川口地域はお米の産地では、トップブランドの「魚沼地区」に含まれます。川口地域の棚田オーナーになり、田植えから稲刈りまで地域住民の方にアドバイスいただきながら体験することが可能です。オーナー田ではおよそ40kg分のお米が収穫できます。毎年限定10組の募集ですが、事業開始の令和5年に続き満員となりました。リピーターも多い人気の事業で、ご家族やグループでの参加も可能です。市からは棚田のオーナー費用への補助や川口地域訪問時の飲食費への助成を行っています。

 

親子体験宿泊(夏休み)

  

 今年度より、狛江市在住の小学生とその保護者を対象とし、夏休みを活用して川口への宿泊事業を実施しました。総勢11組の親子が参加をし、日中はソーセージ作りや陶芸体験、夜には地域の気象予報士による解説付きの星空観察と雲づくり体験を行いました。翌日には野菜の収穫体験と川口地域が震央となった新潟県中越地震の記録が残る「川口きずな館」でのワークショップを体験しました。川口地域で人気のイベント「川魚のつかみ取り」にも苦戦しながらもチャレンジしていました。1泊2日の短期間で川口地域を存分に楽しめる事業になります。

 

住民交流宿泊「よりあいっこ」(9月)

 

 川口地域の風土や文化、歴史を体験しながら地域住民の方との親睦会「よりあいっこ」を行います。日中は体験や地域散策を行い、夜のよりあいっこでは郷土料理や地域のお酒を味わいながら住民の方との交流を行います。宿泊先のホテルサンローラに隣接するえちご川口温泉では河岸段丘を一望できる天然温泉が楽しめます。

 

中越地震20年式典(10月23日)

 

 平成16年10月23日に発生した新潟県中越大震災から20年の節目に合わせ、震央である川口地域では追悼と感謝の思いを込めて様々な行事が行われました。発災当時、狛江市の消防団員や市職員で組織する支援部隊がいち早く駆けつけ、地震直後に救助活動や救援物資の供給、避難所の設営に尽力しました。発災と同日の10月23日には式典が行われ、狛江市長、狛江市議会議長、狛江市消防団長が来賓として参加しました。また、10月20日に川口地域で開催された「中越大震災20年おかげ様感謝デー」では、市民の皆さまから頂いた川口地域へのメッセージや寄せ書きが展示されたブースを設置しました。

 

狛江市で「えちご川口」が楽しめます!

 

 狛江市で開催されるイベントなどで川口地域のグルメや特産品が楽しめます。令和6年度もたくさんのイベントに参加いただきました。

  • いかだレース
  • 狛江市民まつり
  • 地域センターまつり(物産品の販売)
  • 桜まつり 等

 

錦鯉

 

 新潟県長岡市は錦鯉発祥の地であり、クールジャパンブランドとして国内外から愛好家が訪れます。令和5年に川口地域より友好の証として狛江市に錦鯉の寄贈を賜りました。狛江市役所2階ロビーにて来庁者の皆様をお迎えしています。