狛江市では、中央公民館及び中央図書館の機能を有する狛江市民センター(以下「市民センター」という。)について、昭和52年の開館から43年経過し、施設、設備の老朽化が進んでおり、早期の対応が必要となっています。一方で、施設の充実を求める要望が市民等からあがっており、更に市全体の施設利用の観点を含め、総合的に検討した結果、令和2年8月に「狛江市民センター改修等基本方針」を策定しました。

 このたび、これらを踏まえて、広く市民の意見を収集し、市民センターの老朽化対応に加え、施設内の機能移転や利用しやすい空間となるようなリノベーションを含めた改修工事の基本構想及び基本設計の策定を行うこと。併せて、市全体の図書サービスのあり方を整理した上で、現在の市民センターから別の場所への新しい図書館の整備に向けた基本構想の策定を行うことを目的に、委託事業者を選定するため、公募型プロポーザルを実施します。

業務概要

(1)業務名
 狛江市民センター改修基本構想・基本設計及び新図書館整備基本構想策定業務委託

(2)業務内容
 添付ファイル「狛江市民センター改修基本構想・基本設計及び新図書館整備基本構想策定業務委託実施要領」、「狛江市民センター改修基本構想・基本設計及び新図書館整備基本構想策定業務委託仕様書」、「狛江市民センター改修基本設計委託仕様書」をご覧ください。

(3)履行期限
 令和4年9月30日

(4)各事業の想定期間
 1 市民センター基本構想 令和3年3月~令和3年12月
 2 市民センター基本設計 令和4年1月~令和4年9月
 3 新図書館基本構想     令和3年3月~令和4年5月

参加資格 

(1)参加者の構成

(ア)本業務のプロポーザルに参加する者は、単独企業又は複数の者で構成する共同事業体とする。

(イ)単独企業で参加する場合には、他の共同事業体の一員になることはできない。また、一共同事業体の構成員が他の共同事業体の構成員として本プロポーザルに参加することはできない。

(ウ)共同事業体で構成する事業者のうち、1社が共同事業体を代表する事業者として市に届け出ることとし、本プロポーザルへの参加表明書の提出以降の手続きは代表事業者が行うこと。

(エ)単独企業の場合で業務遂行上の理由により、協力企業等に一部業務の再委託を行う際は、提出書類の実施体制表に必ず記載すること。

(2)参加者に要求される資格

(ア)参加表明書提出時において狛江市の競争入札参加資格を有している者(東京電子自治体共同運営 電子調達サービスへの登録がある者)で、建築設計の業種登録事業者であること。企業共同体で参加する場合には、構成事業者に建築設計の業種登録事業者がいること。

(イ)建築士法(昭和25年法律第202号)第23条の3第1項の規定による一級建築士事務所登録簿に登録された者であること。

(ウ)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定に該当しないこと。

(エ)参加表明書等を提出した日から業務を委託する技術的に最適なものと特定する日までの間に、狛江市指名停止基準(平成10年7月27日市長決裁)による指名停止を受けていないこと。

(オ)参加表明書等の提出日から契約の相手方を確定させる通知をする日までの間に、狛江市契約における暴力団等排除措置要綱(平成25年3月29日要綱第49号)に基づく入札参加除外措置を受けていないこと。

(カ)会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更正手続き開始の申立て又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続きの申立てがなされていないこと。

(キ)国又は地方公共団体が発注した1,000㎡以上の建築物の新築又は増築における基本設計から実施設計、工事監理業務までの一連の業務について、平成18年4月1日から参加表明書提出時点までに業務が完了した受託実績を、参加表明する企業若しくは管理技術者若しくは主任技術者(意匠)が有すること。なお、参加表明書等を提出した時点における所属会社以外での実績も対象とする。

※(イ)及び(キ)について、共同事業体で参加する場合には、構成事業者に当該要件に該当する事業者がいること。

(3)設計業務実施上の条件

(ア)管理技術者及び主任技術者(意匠)は一級建築士であること。また、共同事業体の組織に所属していること。

(イ)構造主任技術者は構造設計一級建築士であること。

(ウ)電気及び機械のどちらかの主任技術者は、設備設計一級建築士、建築設備士又は技術士(技術士法による第2次試験のうち技術部門を電気、機械設備で合格し、法による登録を受けている者)であること。

(エ)構造、電気、機械の主任技術者は協力事務所からの配置を可とする。

(オ)管理技術者は、主任技術者を兼任しないこと。また、各主任技術者は他の分担業務分野の主任技術者を兼任しないこと。

※管理技術者は、本設計業務全般の業務管理及び統括を行うものとする。

※主任技術者は、管理技術者のもとで、各分担業務分野における担当技術者を総括する役割を担う者とする。

(4)参加者に求める資質

(ア)従来の固定観念に捉われず、柔軟な発想力を持っていること。

(イ)公共施設としての設計品質を理解していること。

(ウ)コミュニティ施設(公民館等)の設計ポイントを理解していること。

(エ)図書館の設計ポイントを理解していること。

(オ)地域の特性を理解していること。

(カ)コスト縮減やコスト管理能力があること。

(キ)新型コロナウィルス感染症への配慮など時代に即応しつつ、今後を見据えた設計能力があること。

 

審査結果

 6事業者からプロポーザルへの参加表明があり、書類審査及びプレゼンテーション・ヒアリング審査を実施し、1事業者を選定しました。

1次審査(書類審査)結果通知日:令和3年2月12日

・2次審査(プレゼンテーション・ヒアリング審査)開催日:令和3年3月16日
 

【選定した事業者】

 TOT共同事業体

 

狛江市民センター改修基本構想・基本設計及び新図書館整備基本構想策定業務委託事業者の決定

 選定結果を狛江市指名業者選定委員会へ報告し、同委員会において委託事業者を決定しました。

【日にち】
令和3年3月18日(木曜日)

【委託事業者】
名称:TOT共同事業体
住所:渋谷区神宮前6‐23‐3 第9SYビル4階 (代表事業者:株式会社 シアターワークショップ)