永禄元年(1558)に、北条氏康(ほうじょううじやす)の招きに応じ、古河公方(こがくぼう)の足利義氏(あしかがよしうじ)が鎌倉の鶴岡八幡宮に参拝した際、神前にて八幡神体を懸賞にした大相撲が催されました。世田谷城主の吉良頼康(きらよりやす)に従っていた岩戸の秋元仁左衛門という人物は、この大相撲に勝ち、岩戸に八幡神像を持ち帰って八幡神社を勧請したといいます。

岩戸八幡神社
  岩戸八幡神社